【レビュー】理想のヒモ生活 (18)【感想】

1.『あらすじ』

新たなる魔道具がもたらす新時代へ! 【未知への乗船篇】出航!
ついにビー玉作製に成功したカープァ王国。
「魔道具を作製する魔道具」の実現性が高まったことに危機感を覚える善治郎だが
その懸念を排除する方法は、二人目の側室をもうけることで――!?
一方、着々と「北大陸」への渡航準備が進んでいるワレンティア。
『凪の海』と共に訪れていたルクレツィアも、遂に行動を起こす!?

新たなる魔道具がもたらす新時代へ!
【未知への乗船篇】出航!

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 魔道具の媒体となるビー玉の制作に成功したカープァ王国。

 フレンチェスコ殿下とボナ殿下に対して、魔道具の制作を依頼した。

 またビー玉が制作できたことで、フレンチェスコ殿下が今後魔道具を制作する魔道具を作る可能性が高い。

 そうなると双王国が今後、突出するのは目に見えていた。

 なのでアウラと善治郎は、その時に備えて双王国から側室をめとる話をする。

 側室候補はルクレツィアとボナであるが、善治郎は側室に対してあまり肯定的ではない。

 しかしカープァ王国のために、娶る覚悟はできていた。

 変わって本来の目的である、北大陸への渡航の準備も着々と進んでいる。

 連れていく人員も決まり、魔道具の準備も済ませていく。

 だがそこに渡航に加わりたいと、とある人物が名乗りを上げる。

 その後は日々が過ぎていき、善治郎の第二子も誕生するのであった。

 果たして善治郎は、無事に北大陸へ辿り着くことができるのであろうか。

2-2.『感想』

 今巻は北大陸に渡航するための準備のために、魔道具の制作や連れていく人物を決める展開になっています。

 ビー玉の制作ができたことで、歴史が動くきっかけができてしまいました。

 魔道具の制作に欠かせない宝玉の代わりになるビー玉は、人類にとっては大きな進歩なわけですね。

 また北大陸へ渡航する準備も済ませて、人員も確保します。

 そこに意外な人物が付いてくることになり、善治郎さんとの関係も進みそうですね。

 ちなみに今巻は出航までが描かれているので、次巻からは本格的に海での冒険が始まります。

 北大陸に辿り着くまでには、およそ百日間を要するようでした。

 現代とは違い、大航海時代の海は危険でいっぱいです。

 絶対に何か起きる予感がしますね。

 善治郎さんは渡航の直前に第二子が生まれているので、どうにか無事に戻ってこられることを願います。

 それと北大陸には何やらきな臭い雰囲気があるらしく、双王国が警戒しているみたいですね。

 もしも双王国の懸念が当たっていた場合、大変な動乱が予想されます。

 最初は悠々自適なヒモ生活のはずが、いつの間にか善治郎さんはめちゃくちゃ働いていますね。(笑)

 理想のヒモ生活ができる日は、果たして来るのでしょうか。

 引き続き、この作品を読んでいこうと思います。

 北大陸に渡航するために魔道具や人員の準備を済ませる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:理想のヒモ生活 (18)
  • 著者:渡辺恒彦
  • イラスト:日月ネコ
  • キャラクター原案:文倉十
  • 発売日:2023年9月4日
  • 定価:748円 (本体680円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:角川コミックス・エース

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 理想のヒモ生活 (1) (角川コミックス・エース)

  • 理想のヒモ生活 (2) (角川コミックス・エース)

  • 理想のヒモ生活 (3) (角川コミックス・エース)

  • 理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)

 


 

【著者:渡辺恒彦の別作品】

  • キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈上〉 (オーバーラップ文庫)

  • キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈下〉 (オーバーラップ文庫)

 


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