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【レビュー】理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~【感想】

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1.『あらすじ』

『理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~』のあらすじはこちらになります。

エルリーゼが没し悲しみに沈む王都を魔女が襲う!
偽聖女エルリーゼは、やれること全てを終わらせ、死んだ。

だが、歴代魔女の集合体という最強最悪の敵が、悲しみに沈む王都を襲う!

彼女の思いを無駄にしないため、誰もが死力を尽くすも全く敵わない。一方満足して死んだはずの偽聖女は、新人と『永遠の散花』でその様子を目にし……?

<もし、エルリーゼに新人が転生しなかったら?>という、荒廃(とベルネルのマッチョ化)がやたら進んだ正史ルートの世界や、偽聖女姿で日本を訪問する番外編も収録の完全完結巻!

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 魔女であるアレクシアを倒したが、最後にはベルネルの身代わりとなり死亡したエルリーゼ。

 魔女の脅威が去ったことで世界は平和になったが、人々は悲しみに満ちていた。

 近衛騎士であるレイラは、エルリーゼの亡骸が封印されている結晶前で毎日祈り続け、疲弊していく。

 ベルネルもエルリーゼが死亡したのは自分のせいだと思い、部屋に閉じこもり出てこなくなってしまった。

 しかしそんな時、倒したと思っていた魔女の脅威が再び現れる。

 それも、歴代の魔女の怨念が集まった存在だった。

 魔女の集合体は、死しても人々に希望を与えるエルリーゼの遺体を破壊するために、進軍を始める。 

 ベルネル達はそれだけは絶対に阻止するために、魔女の集合体へと全力で立ち向かうが、しかし全く歯が立たない。

 そうして最早これまでかと思われたその時、奇跡が起こる……という流れになっています。

 ◆

 この巻で『理想の聖女? 残念、偽聖女でした!』は完結します。

 笑いあり、涙ありで、大変読み応えがありました。

 本編終了後にも、番外編や後日談と豊富です。

 特に後日談では日本にやってくるL様(エルリーゼ)は最高ですね。

 個人的には異世界転生後に、少しだけ日本に戻ってくるという展開は好きです。

 なので、L様が日本にやって来て街中を歩くシーンは楽しんで読むことができました。

 またTSものでここまで感動した小説は初めてです。

 L様の中身が誰なのか分かってはいるものの、他キャラ視点だと思わず感動してしまいますね。

 L様視点だと、逆にコメディ感が出てくるので、笑みを浮かべてしまいます。

 四巻で完結と、個人的にはもっと続きを見たかったですが、内容的には丁度いいかもしれません。

 TS勘違い聖女ものに興味がある方は、この機会に是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~
  • 著者:壁首領大公
  • イラスト:ゆのひと
  • 初版発行:2022年11月10日
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:カドカワBOOKS

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 理想の聖女? 残念、偽聖女でした! ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~

 


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【レビュー】佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~【感想】

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1.『あらすじ』

『佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~』のあらすじはこちらになります。

TVアニメ化決定! 地味な中年×文鳥賢者で贈るクロスオーバーエンタメ
ヘルツ王国の王位継承問題も一段落。異世界から現代に戻ってきた佐々木とピーちゃん。
そんな彼らに上司から知らされたのは、未確認飛行物体、来襲。
早速、局に呼び出された佐々木は、阿久津課長から次なる職務として、宇宙空間に浮かんだ正体不明の機影の調査を命じられた。
星崎さんと二人静氏、同僚二人と共に駆り出された彼は、けれど、流石に今回ばかりは手の出しようがない。
ここのところお疲れ気味な二人静の意向も手伝い、向こうしばらくはマイペースに職務へ当たらんとする。
すると幸か不幸か、怠惰な彼らの判断は予想外の大当たりを引き当ててしまい……?
デスゲームに続くご新規さん、作中五つ目の勢力が堂々登場の第六巻!
宇宙をも巻き込む新展開が今、始まる。

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 異世界と現代を行き来する主人公の佐々木と、相棒であり前世が星の賢者で今世では文鳥であるピーちゃん。

 一人と一羽が現代世界に戻ってくると、宇宙より謎の未確認物体が現れる。

 宇宙からやって来た未確認物体にはどうやらお願いしたいことがあるらしく、幾人かのグループが招待された。

 その中に、佐々木と星崎ほしざきさん、二人静ふたりしずかの三人も呼ばれている。

 またそんな最中、お隣さんは新しい学校へと登校を始めたが、二人静の計らいにより、高級車に運転手付きで登下校することになり、クラスメイト達にお金持ちのお嬢様と勘違いされてしまう。

 陽キャに囲まれて困り果てるお隣さんであるが、いつものように唐突に始まった天使と悪魔の戦いに巻き込まれる。

 そして何とか戦いを切り抜けて、お隣さんが学校に戻ってくるとそこにいたのは……。 

 次に場面が変わって異世界で佐々木は、ミュラー伯爵から娘のエルザを側室にしてくれないかと懇願こんがんされてしまう事態に。

 価値観が異世界人と違う佐々木は、これに対して大いに困ることになってしまう。

 更に星崎さんが何者かに拉致され、佐々木達の前に敵として現れたのは、A級異能者であるアキバ系の人。ピーちゃんがいない状況で佐々木は最大のピンチを迎えることになる……という流れになっています。

 ◆

 この6巻では、目まぐるしく展開が変わっていきます。

 今回は異世界ではなく、現代が主軸に物語が書かれていますね。

 新キャラも登場して、より世界観が良い意味でカオスになってきました。

 もちろん異世界での活動もあり、あのエルザちゃんが側室に!? というやり取りも行われています。

 そして読めば分かるのですが、アヒルのボートに乗りたくなりました。

 アヒルのボートをここまで上手くせるとは、凄いとしか言いようがありません。

 また勢力にSFが増えたことにより、魔法中年(佐々木)+ピーちゃん、ファンタジー、異能者、魔法少女、天使と悪魔。

 佐々木さんとピーちゃんを含めて6勢力まで増えましたね。

 今後の巻でさらに勢力が増えるのか、ある意味楽しみです。

 それと、佐々木とピーちゃんがアニメ化されるそうですね! おめでとうございます。

 時期はまだ未定ですが(2022年12月2日現在)2023年ごろに放送されると、個人的に嬉しいですね。

 異世界と現代を行き来しながら、様々な超常勢力に巻き込まれていく物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~
  • 著者:ぶんころり
  • イラスト:カントク
  • 初版発行:2022年11月25日
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MF文庫J

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~
  • 佐々木とピーちゃん (1) 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ (角川コミックス・エース)

 


 

【著者:ぶんころりの別作品】

  • 西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~
  • 田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~ 1

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【レビュー】俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていたV【感想】

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1.『あらすじ』

『俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていたV』のあらすじはこちらになります。

新エイントリアン王国、始動!

ルアランズ王国と南ルナン王国を滅ぼしたエルヒンはついに新エイントリアン王国の建国を宣言する。晴れて一国の王となったエルヒンだが、資金の枯渇や食糧不足など建国早々問題が山積みになっていた。そのためしばらくは外部を牽制しつつ内政に力を入れようと考えるエルヒン。しかし新エイントリアン王国を脅威とみなした周辺国が突如宣戦布告をしてきたのだ! しかもエルヒンが出向く戦場にはなぜか毎回メデリアンが姿を現して――!? WEBで話題の本格派戦略ファンタジー、第5弾!

引用:FB ファミ通文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 新エイントリアン王国の建国を宣言した主人公エルヒン・エイントリアン。

 国王なったことにより、新たに国王モードというシステムが使用可能になった。

 それにより、これまで配下の見えていた武力、知力、指揮に加えて、政治と魅力が分かるようになる。

 エルヒンは新エイントリアン王国の今後を見据えて、諜報、農業、艦隊について手を回す。

 またそんな時、神聖ラミエ王国が新エイントリアン王国に進軍を開始した。

 更になぜか別方向から、ナルヤ王国の十武将序列第一位であるメデリアン・バルデスカが現れる。

 防衛戦を余儀なくされ、メデリアンの対処もしなければならないエルヒンであるが、そこで秘策を思いつく。

 その後無事に乗り切ったエルヒンであるが、別の場所ではヘラルド王国を服従させたナルヤ王国が、続いてケベル王国に進軍を始め、世界の戦乱はより激化していく……といった流れになっています。

 ◆

 とうとう新章がスタートしましたね。

 小さな領主から始まった物語ですが、ようやく一国の王になったエルヒンの戦いが始まります。

 周囲は敵だらけで、大国ナルヤも少しずつ北からエイントリアン王国に近づいてきました。

 今回は、新エイントリアン王国の今後を見据えた行動がメインですね。

 いかにして自国の被害を抑えつつ、周辺国を疲弊させていくか、といった感じです。

 またこの五巻の終わり方は、とても続きが気になりました。

 この五巻が前半戦、次の六巻が後半戦でしょうか。

 そしてさらっと数行出てきましたが、この世界の本当の主人公らしき人物が所属している北東の国、ジェナス王国。世界観が広がりましたね。

 今後、エルヒンが如何にして戦争に勝ち、領土を広げていくのか楽しみです。

 他にも、メデリアン・バルデスカという新たなヒロインがこの巻の見どころですね。

 ナルヤ王国所属であり、エルヒンの宿敵であるフラン・バルデスカの妹なので、関係性が複雑です。

 エルヒンの味方になるのか、それとも最後まで敵でいるのか、その点も今後の注目の一つでしょう。

 今のところエルヒンを好敵手と特別視していますが、恋しているのかといえば現状微妙ですね。

 しかし、今後エルヒンに恋をするきっかけにはなっています。

 個人的にメデリアンちゃんは可愛いと思ったので、エルヒンと殺し合いにならないことを祈るばかりですね。

 戦略ゲームや領地、国家経営が好きな方にお勧めの一冊となっているので、未読の方は是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていたV
  • 著者:わるいおとこ
  • イラスト:raken
  • 初版発行:2022年11月29日
  • 定価:759円(本体690円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:FB ファミ通文庫

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていた (ファミ通文庫)
  • 俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていた(1) (ガンガンコミックスONLINE)

 


 

【著者:わるいおとこの別作品】

  • 俺の現実は恋愛ゲーム?? ~かと思ったら命がけのゲームだった~(1) (ガンガンコミックスUP!)

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【レビュー】無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 26【感想】

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1.『あらすじ』

『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 26』のあらすじはこちらになります。

ルーデウスの物語ここに完結!!
ギースとともに姿を現したヒトガミ最後の使徒、バーディガーディ。
何度でも体を再生させる事が出来る不死魔族の特性を持ち、ラプラスが作った伝説の鎧『闘神鎧』を装備する、最強の相手と対峙することになったルーデウス達一行。
「……分かりました。決闘をお受けします。この場にいる全員で、お相手しましょう」
避けることのできない、死力を尽くした総力戦の行方は? そして、長きにわたるヒトガミとの戦いの結末は……!?
ルーデウスの物語ここに完結!! 
人生やり直し型転生ファンタジー、刮目の第二十六巻!

引用:MFブックス

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 ルーデウスたちの前に現れたのは、闘神鎧を身に纏った七大列強第三位のバーディガーディだった。

 ヒトガミの使途になったバーディガーディとキースは、瞬く間に仲間たちを倒していく。

 更にルーデウスのとっておきの魔法も効かず、逆に魔導鎧をバーディガーディに破壊されてしまう。

 気を失ったルーデウスを逃がすため、殿しんがりを残して敗走した。

 意識を取り戻したルーデウスは戻ってこない仲間に胸を痛めつつも、後からやってくるバーディガーディとキースを迎え撃つために作戦を練り始める。

 そうして、勝ち目の見えない闘神バーディガーディとキースを迎え撃つ覚悟を決めたルーデウスの元に、殿に残った仲間を倒したバーディガーディとキースが現れるのだった……という流れになっています。

 ◆

 この無職転生26巻で、ルーデウスの物語が終わります。

 長い間楽しく読んでいた作品だけに、どこか寂しい気持ちでいっぱいです。

 闘神バーディガーディとキースとの戦いは流石としか言いようがありません。

 最初は、これ……勝てるのか? と不安になりました。

 どのような結果になったかは、是非ご自身で確かめてみてください。

 またこれで無職転生は完結しますが、続刊は出ます。

 無職転生蛇足編とのことで、本編のその後の話のようですね。

 とても楽しみです。

 さて、個人的にも思い出深い無職転生ですが、私が偶然小説家になろうを見つけたときに、最初に読んだのが無職転生でした。

 当時無職転生は総合ランキング一位だったので、読んだのはそれがきっかけですね。

 無職転生を読んで、当時私は世界観が塗り替えられました。

 それまで小説はそこまで熱心に読んでいなかったのですが、無職転生にはまり、異世界転生ものを夢中になって読むようになりました。

 そして、私も小説を書いてみたい! そう思うようになったわけです。

 結果として、今こうして文章を書くようになっているので、無職転生にはとても感謝しています。

 ありがとうございました。

 無職転生という素晴らしい作品に出会えたことが、私にとっての幸運です。

 まだ未読の方には読んでいただきたい最高の異世界転生ものとなっていますので、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 26
  • 著者:理不尽な孫の手
  • イラスト:シロタカ
  • 初版発行:2022年11月25日
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MFブックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ スペシャルブック
  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1
  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 失意の魔術師編 1
  • 無職転生 ~ロキシーだって本気です~ 1 
  • 無職転生~エリスは本気で牙を砥ぐ~(1) 

 


 

【著者:理不尽な孫の手の別作品】

  • オーク英雄物語 忖度列伝

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【レビュー】幼女戦記1【感想】

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1.『あらすじ』

『幼女戦記1』のあらすじはこちらになります。

幼女は、神を、信じない。
超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、なぜか幼女だった!? 魔法と小銃の入り乱れる異世界で、軍での出世&安全な後方勤務を目指すが、なぜかエースとして祭り上げられ……?

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 務めている会社にてリストラを通告した主人公は、その腹いせに駅のホームで突き落とされてしまう。

 その結果死亡してしまったが、そこに創造主を名乗る人物が現れる。

 創造主を名乗るものは信仰心が足りないとして、主人公にこう言い放つ。

「非科学的な世界で、女に生まれ、戦争を知り、追い詰められるがよい!」

 そうして主人公は帝都ベルンにて、ターニャ・デグレチャフとして生を受けた。

 またターニャは創造主を名乗るものを存在Xという悪魔だとして憤怒する。

 更に運が良いのか悪いのか、魔導適性があったため帝国航空魔導士となり、士官候補生から准尉を経て、国境警備の最前線の戦争へと駆り出された。

 その後は運悪く敵に囲まれたので、安全を確保した上で仕方なく自爆を行い、無事に生還をする。

 加えて自爆したことが味方を救ったとして評価されて、銀翼突撃章を手に入れた。

 更に念願の後方勤務になったが、実験に巻きこまれた上で存在Xの干渉も受けてしまう。

 そうして何やかんやあり、再び最前線へと駆り出されたターニャ・デグレチャフの苦難は、まだまだ続く……といった流れになっています。

 ◆

 幼女戦記というタイトルとは裏腹に、戦記ものとしては最上のクオリティでしょう。

 史実の第二次世界大戦を彷彿とされ、ターニャちゃんの所属している国も、どこの国かイメージしやすいですね。

 ただしフィクションの物語なので、今後の展開がどうなるのかは分かりません。

 そうしたところもまた見どころでしょう。

 また作画も美しく、内容も素晴らしいこともあり、読んでいて展開に引き込まれます。

 ターニャちゃんの中身は成人男性ですが、こういったTSものにしては珍しく、勘違い恋愛要素は皆無ですね。

 勘違いした男が近づいてくることも無く、ユリ要素もありません。

 とにかく戦争! といった感じです。

 なので、TSものとして読む場合にはある意味注意が必要です。

 変わって戦争ものとしては、最高の作品でしょう。

 また帝国航空魔導士という銃から魔法を放つ戦闘が魅力的であり、個人戦闘飛行という特徴的で一風変わった戦記ものとなっています。

 史実に類似した戦争に魔法の要素を加えた戦記ものに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:幼女戦記1
  • 原作:カルロ・ゼン
  • 漫画:東條チカ
  • キャラクター原案:篠月しのぶ
  • 初版発行:2016年12月10日
  • 定価:638円(本体580円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:角川コミックス・エース

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 幼女戦記 (1) Deus lo vult
  • 幼女戦記食堂 (1)

 


 

【著者:カルロ・ゼンの別作品】

  • 売国機関1
  • 明日の敵と今日の握手を 1
  • テロール教授の怪しい授業(1)

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【レビュー】Only Sense Online ‐オンリーセンス・オンライン‐1【感想】

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1.『あらすじ』

Only Sense Online オンリーセンス・オンライン1』のあらすじはこちらになります。

サポート系統のゴミスキルばかり身につけてしまった初心者MMOプレイヤー・ユン。試行錯誤を繰り返す中、補助魔法やアイテムの組み合わせによる誰も知らなかった革命的なプレイスタイルに気づき始め――!?

引用:ドラゴンエイジ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 センスと呼ばれる才能を装備して、他のプレイヤーと重ならないプレイスタイルが可能なVRMMORPG、その名もOnly Sense Online オンリーセンス・オンライン

 そんな人気のゲームを幼馴染のたくみに貰った主人公のシュンは、妹の美羽みうと姉のしずかと共にOnly Sense Online オンリーセンス・オンライン、通称OSOをプレイすることになった。

 最初に10個までセンスを選ぶことができることが分かり、姉の静は魔法使い、妹の美羽は戦士系のセンスを選ぶ。

 二人にキャラクターが被らないようにしようと思ったシュン自身は、サポート系のセンスを選んだ。

 そして名前の入力時に、SYUNと入力した……とこの時主人公のシュンは思っていた。

 その後OSOの世界にログインすると、何か体に違和感を感じたが気のせいだと思い、そのまま待ち合わせをしていた姉と妹を探し始める。

 予定通り二人に出会ったが、妹の美羽(キャラクター名ミュウ)に兄ではなく姉になっていることを指摘された。

 更に名前もSYUNではなくYUNユンになっていることも判明してしまう。

 そう、何故かユンは男ではなく、女性キャラクターとしてゲームが始まっていた。

 流石にデータを消そうと思ったユンであるが、二人に止められてしまい、仕方がなく女性キャラクターのままでOSOを楽しむことになってしまう。

 それに加えて、選んだ最初のセンスのことごとくがゴミセンスだと判明して更に落ち込む結果となった。

 そんなゴミセンスと呼ばれたセンスの使い道を模索して、後にユンは自分だけのスタイルを確立する。

 また幼馴染の巧や、露店を営む他プレイヤーのマギなど出会いを広げ、ユンはOSOの世界を楽しんでいく……といった流れになっています。

 ◆

 VRMMORPGのTSものといえば、このOnly Sense Online オンリーセンス・オンラインが有名ですよね。

 TSものは個人的に好きなので、とても楽しめました。

 幼馴染の巧君とユンちゃんの絡みが最高です。

 そしてそれを周りが見て勘違いするというのがたまらないです。

 これぞTSものという感じですね。

 またVRMMORPGものとしても面白く、センスという才能を装備して自分だけのスタイルと作れるのは面白いです。

 私もOSOやってみたいと思いました。

 それと全体的にほのぼのとしていますので、殺伐感は無く、そういうのが苦手な方にもおすすめです。

 VRMMORPGやTSものが好きな方で未読の方は、この機会に是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:Only Sense Online オンリーセンス・オンライン1
  • 著者:アロハ座長
  • 作画:羽仁倉雲
  • キャラクター原案:ゆきさん
  • 初版発行:2015年5月20日
  • 定価:682円(本体620円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ドラゴンコミックスエイジ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

  • Only Sense Online―オンリーセンス・オンライン― 

 

【著者:アロハ座長の別作品】

  • 魔力チートな魔女になりました~創造魔法で気ままな異世界生活~

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【レビュー】ディーふらぐ! 17【感想】

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1.『あらすじ』

『ディーふらぐ! 17』のあらすじはこちらになります。

長かった夏休みが明け、新学期スタート! と思ったら、いきなり先生から呼び出し!? 堅次が直面する新たな問題は「千歳の幼少期のトラウマ」だった。オカルトが異常に苦手な千歳の秘密が、いま明かされる──。

引用:月刊コミックアライブ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 新学期になり学校に行くはずが、謎の集団風門一家に捕まった(任意同行した)柴崎芦花しばさきろか

 どうやら狙いは主人公風間堅次かざまけんじのようだが、なんやかんやあって風門一家は自滅した。

 ついでに風間がやってきて芦花を引き取っていった。

 その後学校にてゲーム制作部(仮)の顧問である大沢南おおさわみなみに呼ばれた風間は、そこで何故かゲーム制作部(仮)兼生徒会長である烏山千歳からすやまちとせの進路希望について相談をされる。

 風間には全く関係なかったが、千歳の進路希望が何故か退魔師であり、止めさせるにしても理由を聞くにしても適当な人物が風間以外にいなかったからだ。

(この作品はギャグマンガであり、退魔師が活躍するようなバトルものではない)

 むしろ他の面々に相談した場合、退魔師を逆に勧めるどころかサポートされかねない。

 そういう訳で、風間は千歳に進路先が退魔師でいいのか説得しに行くのだった……というのがこの巻での流れになります。

 ◆

 この巻ではゲーム制作部(仮)兼生徒会長である烏山千歳からすやまちとせちゃんを主軸に話が進んでいきます。

 普段はキリっとしている千歳ちゃんですが、怖いものが大の苦手でもあります。

 どうやら、過去に怖い出来事があって、更に拍車がかかった模様。

 それについてもこの巻での過去編で判明します。

 更にこの過去編で、千歳ちゃんは主人公の風間君と幼いころに出会っていることが判明しました。

 しかしそのことについて千歳ちゃんは忘れているようです。

 これまでヒロイン枠ではなかった千歳ちゃんですが、今後どうなるのか見どころ満載ですね。

 そして、この漫画の特徴であるやけに話に絡んでくるモブキャラたちが面白いです。

 普通にぽっと出のキャラが重要な言葉を発したり、主人公たちの輪に混ざってくるのには笑いました。

 この巻の本編で最初と最後に出てくるキャラが、モブキャラというのは相変わらずですね。いい味を出してます。

 次の18巻が楽しみですが、ディーふらぐはおおよそ一年に一冊くらいのペースなので、次巻はだいぶ先になりそうですね。

 ヒロインレースに参加するキャラが増えてきたので、誰が選ばれるのか、いや最後まで選ばないのか、いったいどんな結果になるのかとても続きが気になります。

 ちなみに私は船堀さん推しです。

 ギャグマンガだけれども恋愛要素も楽しめる一冊になっているので、未読の方は是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:ディーふらぐ! 17
  • 著者:春野友矢
  • 初版発行:2022年11月22日
  • 定価:671円(本体610円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MFコミックス アライブシリーズ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

  • ディーふらぐ! 1

 

【著者:春野友矢の別作品】

  • 魔王様ちょっとそれとって!! 1

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【レビュー】宇崎ちゃんは遊びたい! 1【感想】

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1.『あらすじ』

『宇崎ちゃんは遊びたい! 1』のあらすじはこちらになります。

SNSを中心に話題沸騰!ウザいけれどカワイイ巨乳後輩宇崎ちゃんとのドタバタラブコメが単行本化!静かに放課後を過ごしたい大学3年生、桜井真一だが、毎度毎度宇崎ちゃんがウザ絡みをしてきて―――?

引用:ドラゴンエイジ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 大学三年生の主人公桜井真一さくらいしんいちには、高校から付き合いのある一つ下の後輩、宇崎花うざきはながいた。

 普段一人ぼっちで過ごしている真一の元に度々現れては、ウザ絡みしている。

 その絡み方は真一を苛立たせるものが多く、また周囲を勘違いさせることなどが度々あった。

 それでも腐れ縁なのか、放課後や休日など二人はよく遊びに出かけている。

 バッティングセンター、ラーメン屋、映画館、電機屋など二人が行ったり遭遇したりする場所は様々だ。

 また真一のバイト先であるカフェにも現れた宇崎花は、そこでもウザ絡みを始める。

 バイト先であるカフェのマスターや、その娘でバイト仲間の亜細亜実あさいあみはその光景をみて面白がり、手助けしたいような、見守りたいような思いを持っていた。

 周囲は二人のことをカップルや最早付き合うのは時間の問題だと考えているが、本人たちには自覚がなく、ただの先輩後輩だと思っている。

 そんな二人の大学生活を描くラブコメ漫画となっているのが、この一冊だ。

 ◆

 まず初めにこの漫画を手に持って目に入ってくるのは、『SUGOI DEKAI』というシャツのプリントですよね。

 実際にSUGOKU DEKAIです……。

 そして先輩である桜井君にウザ絡みする宇崎ちゃん。とてもかわいいですね。

 こういう後輩がいたら楽しかっただろうな……という思いが頭に浮かびました。

 ウザ可愛いというジャンルを流行らせたのは、この作品の影響はとても大きいですよね。

 私は、この作品でウザ可愛いというジャンルを認識しました。

 また純粋にラブコメとしての質もすごく高いです。

 宇崎ちゃんのボケと桜井君のツッコミは相性抜群ですね。

 恋愛要素も、読んでいて見守ってあげたいような、じれったいような、そんな気持になります。

 それはそうと、この作品は現在アニメ二期が放送中ですね。(執筆時2022年11月24日)

 毎週楽しみにしています。

 見ていると早く付き合ってほしいような、まだまだ眺めていたいような気持になりました。

 またラブコメと聞くと高校生を私はイメージするのですが、この作品の二人は大学生です。

 大学生ならではの恋愛模様がどうなっていくのか、今後も目が離せません。

 ウザ可愛いヒロインと織りなすラブコメに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:宇崎ちゃんは遊びたい! 1
  • 著者:丈
  • 初版発行:2018年7月9日
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ドラゴンコミックスエイジ

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【レビュー】クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 【感想】

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1.『あらすじ』

『クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 』のあらすじはこちらになります。

最新の大人気フルダイヴ型VRMMO:リーエン=オンライン。
自ら選ぶ職業に加え、他人に知られてはならない2つ目の職業をランダムに与えられる【仮面(マスク)システム】が特徴のゲームだ。その運営から俺に突如告げられたのは、予想外の依頼で……
「黒の盟主となって、大虐殺をしていただけませんか?」
特別に3つ目の職業を追加で持つ黒の盟主――闇属性の頂点として、リーエンの世界を混沌に陥れてほしいと。それなら、通常のプレイヤーに紛れて成長しながら世界と運営が隠している秘密を探り、全てを凌駕し踏みにじるような大虐殺を実現することにしよう――! 暗躍VRMMOファンタジー、開幕!

引用:ファンタジア文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 新作のフルダイヴ型VRMMOであるリーエン=オンラインをプレイする少し前、主人公は運営会社に呼び出される。

 何故呼ばれたのか分からない主人公であったが、そこで黒の盟主という第三の職業を得て、プレイヤーを大虐殺することを運営から頼まれてしまう。

 怪しく感じるも、自己完結してそれを了承した主人公は、黒の盟主としてリーエン=オンラインをプレイすることになった。

 リーエンオンラインには、独自システムである仮面マスクシステムがあり、普通の戦士や魔術師などといった職業の他に、他人には知られてはならない第二の職業を得ることができる変わったものだ。

 そのため、普通の状態と仮面の状態で姿が変わり、主人公は前者にシオン、後者にラカというプレイヤーネームをつける。

 普段プレイするシオンの職業は格闘家であり、仮面の職業であるラカは宿屋であった。

 ちなみに、この巻では黒の盟主としての第三の職業は残念ながら出てこない。

 シオンとしての行動は普通にゲームを楽しむプレイヤーであり、偶然意気投合した同じプレイヤーである炎狼と狩りを楽しんだりしている。

 変わって仮面のラカでは、宿屋を開きやってきた小さな妖精を助けて、特別なアイテムを手に入れたりなどをしている。

 また仮面のラカはプレイヤーではなく、NPCだと周囲に想わせる行動をしており、序盤から妖精に貰ったアイテムもあってプレイヤーだとバレることなく済んだ。

 表のシオン、裏のラカを使い分けて、主人公はこのリーエン=オンラインを楽しんでいく……といった感じの内容となっています。

 ◆

 VRMMOというジャンルの作品は様々ありますが、この作品の仮面マスクシステムはとてもオリジナリティがあります。

 その設定を読んで、私はとてもワクワクしました。

 第二の職業を得る仮面システムは、他人に正体を知られてはなりません。つまり、第一の職業で使っている姿の人物だとバレてはならないのです。

 仮面の状態時に、「お前は〇〇という名のプレイヤーだ!」と指摘されてバレてしまった場合、その第二の職業のスキルを指摘した人物が手に入れてしまうのです。(本人のスキル自体は無くならない)

 またバレてしまったことで経験値も失うので、バレた場合のデメリットも大きいということですね。

 ちなみに、指摘したけど間違っていた場合には、指摘した人物が経験値を失います。

 他にも、暴いた仮面の情報は他人に教えることができないように作られているので、そういった意味では安心ですね。

 ここまで仮面システムについて説明的になってしまいましたが、この作品の最重要設定だと私は考えています。

 実はこの作品のタイトルは、web版(カクヨム)に掲載されているものと違いまして、web版では【仮面は二枚被れ】という名称です。

 仮面システムは一度はタイトルになるほど重要ということでしょう。

 実際、この仮面システムはとても面白いです。

 相手の正体はが誰なのか、推理的な場面もちょくちょく出てきますので、VRMMOものとしてはとても珍しいと言えますね。

 またメインヒロイン的な存在は今のところいません。表紙の女の子は多少出てくる程度ですね。

 ヒロインとのイチャイチャものというよりは、基本はソロで楽しみ、たまに仲間と冒険するといった感じでしょうか。

 炎狼という男の仲間とのやり取りも見どころです。

 またミケという三毛猫を仲間にしているので、ある意味その三毛猫が癒し枠のヒロインといった感じですね。

 そうした訳から一味変わったVRMMOものを読みたいという方に、この作品はお勧めの一冊です。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 
  • 著者:百瀬十河
  • イラスト:tef
  • 初版発行:2022年8月20日
  • 定価:737円(本体670円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ファンタジア文庫

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【レビュー】じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~【感想】

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1.『あらすじ』

『じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~』のあらすじはこちらになります。

親の再婚で、高校生の俺にできた義理の弟・晶。複雑な家庭環境で育ったせいで、美少年だけど人見知り。
兄弟に憧れていた俺は、晶のためにいつも一緒に遊んで過ごしていたら……めちゃくちゃ懐かれて、意気投合して、距離も急接近!
「……兄貴、もしかして僕のこと好き?」「ああ、もちろん」
勘違いをしたまま、深まる2人の仲。そして、ついに晶が「妹」だと気付き、戸惑う俺に……
「兄貴とはこれまで通りの距離感がいい。むしろ今よりもっと僕と--」
「兄妹」から「恋人」を目指す、晶のアプローチが始まって!?
気安くて可愛すぎる、弟…のような妹との、いちゃラブコメ!

引用:ファンタジア文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 ある日父親が再婚して兄妹ができることを聞いた主人公真嶋涼太まじまりょうたは、妹ではなく弟ができると思い込んだ。

 実際に会った再婚相手の連れ子はあきらと名乗り、髪はショートカットで中性的に見えた。

 そのことから、涼太は晶を弟だと勘違いしてしまう。

 涼太は弟ができたと勘違いして、実は妹である晶にたいして過剰なスキンシップをしてしまった。

 晶は恥ずかしがっていたが、「兄弟ならあたりまえだろ!」といった雰囲気に流されてしまう。

 しかし、性別は女の子である晶は、過剰なスキンシップに涼太を次第に男として見るようになった。

 そして、ある日もっと兄弟として距離を縮めたい涼太は、晶にたいして「一緒に風呂に行くか!」と誘いをかける。

 流石にそれは兄妹でも問題があると考えた晶は拒否するが、兄弟だと思っている涼太に押し切られる感じで、結局背中を流すだけという形で一緒に入浴することになった。

 そして、結果的にここで涼太は晶が弟ではなく、妹であるとようやく知ることになる。

 その後、晶を妹として扱い始めるが、晶はこれまでの過剰なスキンシップに慣れてしまっており、義理の兄である涼太を男として意識してしまう。

 本来兄弟としての距離を縮めたかったはずが、兄妹、いや男と女としての距離が縮まっていく……といった感じの流れになっています。

 序盤の恥ずかしがる晶ちゃんも可愛いですが、後半の好き好きオーラ全開の晶ちゃんも可愛かったですね。

 いろいろと鈍感な涼太が妹を弟と勘違いする物語ですが、いつ妹だと気が付くのかと、読んでいて大変面白かったです。

 複雑な家庭環境や、晶の本当父親と遭遇する場面など、他にも見どころ満載ですね。

 こんな義理の妹がいたら……。と、一度は考えてしまう十代の頃を思い出しました。

 また義理の弟と勘違いして過剰なスキンシップをしてしまうなど、距離感の縮め方がある意味上手い! と思わずニヤけてしまった私です。

 弟ではなく妹と判明した晶ちゃんとの関係が、今後どうなっていくのか楽しみで仕方がありません。

 他にも魅力的な親友の妹などもいるので、涼太がいったい誰と付き合うのか、とても気になりますね。

 そんな今書である『じつは義妹でした。』は、義理の妹や勘違いものが好きの方にお勧めの一冊です。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~
  • 著者:白井ムク
  • イラスト:千種みのり
  • 初版発行:2021年11月20日
  • 定価:715円(本体650円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ファンタジア文庫

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4.『関連書籍』

【著者:白井ムクの別作品】

  • 俺がピエロでなにが悪い!

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【レビュー】デモンズ・クレスト1 現実∽侵食【感想】

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1.『あらすじ』

『デモンズ・クレスト1 現実∽侵食』のあらすじはこちらになります。

「お兄ちゃん、ここは現実だよ!」
 雪花小学校6年1組の芦原佑馬は、VRMMORPG《アクチュアル・マジック》のプレイ中、ゲームと現実が融合した《新世界》に足を踏み入れる。
 事態が飲み込めず混乱する佑馬の前に現れたのは、クラス一の美少女・綿巻すみかだった。だが彼女の容姿は悲劇的なほどに変貌していた。それはゲームの『モンスター』としか思えないもので……。
「――これはゲームであって、そして現実だ」
 VR(仮想現実)、AR(拡張現実)に続く、川原礫最新作の舞台は、MR(複合現実)&デスゲーム!

引用:電撃文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 主人公である芦原佑馬あしはらゆうまは、小学六年の同級生たちと共に、VRMMORPG《アクチュアル・マジック》のテストプレイに参加していた。

 双子の妹の芦原佐羽あしはらさわや、親友の近堂健児こんどうけんじ、幼馴染である茶野水凪さのみなぎとゲーム内でパーティを組み、佑馬は魔物使いとしての力を使い、ウサギのモンスターのカード化に成功する。

 佑馬はそのウサギのモンスターにムクと名付け、その特殊能力でボスいる元までたどり着いた。

 そこでボスを倒す競争をしていた同級生の委員長たちと遭遇して、多少のいざこざはあったものの、無事にボスを撃破する。

 しかし、そこでテストプレイが終了すると思いきや、意識が途切れ気が付けば現実世界に戻っていた。

 だが、目覚めた場所はテストプレイをするために寝ていたカプセル内だったが、建物内はいたるところが破壊されており、他のカプセルもいくつか破損している。既に人の入っていない物も多くあった。

 普通ではない状況に戸惑う佑馬だったが、そこに一人の少女が現れる。それはクラスのマドンナ的存在である綿巻わたまきすみかだったが、顔には目と鼻は無く、大きな口だけとなっていた。

 しかも血まみれで誰かの千切れた片腕を持ってモンスターと化している。襲い掛かってくる綿巻すみかに佑馬は恐怖で動けなくなるが、そこに親友の健児と双子の妹である佐羽に助けられて危機から脱した。

 そのとき、テストプレイをしていたVRMMORPG《アクチュアル・マジック》内の力を現実世界でも使用できることに驚く佑馬だったが、魔物使いの力を駆使して綿巻すみかをカード化することに無事成功する。

 その後三人で巨大な化け物と戦ったり、生き残りの同級生たちと再会しながらも、もめ事を起こす人物もいることでスムーズにはいかない。

 結局色々あって食料を探すはめになった佑馬たちだが、そこで新たな化け物と遭遇し絶対的なピンチとなったところで……と、最後まで読みどころ満載の一冊になっています。

 ◆

 本書デモンズ・クレストの作者は、あのソードアートオンラインやアクセルワールドで有名な川原礫先生です。

 完全新作ということで、とても楽しみにしていました。

 実際、読んでみると段々世界観に引き込まれ、いつの間にか読み終わっていたほどです。

 特に、クラスのマドンナであるモンスター化した綿巻すみかちゃんをカード化したところが、一番最高でした。

 またこの巻では、物語自体は大きく進んではいません。

 世界観や状況説明、登場人物の紹介がメインでしょう。

 ですがバランスよく一冊に纏まっているので、説明を読んでいる感は一切なく、自然と世界観や状況などが頭に入ってきました。

 最後には、次巻がすごく気になる終わり方もしています。

 複数の作品を同時に連載している作家の先生なので、次巻がいつになるかは分かりませんが、あとがきにはなるべく早く出したいと書かれていました。

 今から楽しみで仕方がりません。

 人間関係も小学六年生ながら複雑であり、単純にはいかないようです。

 主人公佑馬が実質的に仕切ることに癇癪を起す委員長などもおり、同級生とのトラブルも今後の巻でより複雑化するかもしれません。

 大人たちも今のところいないので、今後まともな大人たちが出て来るかも気にますね。

 私個人としましても、楽しみながらもとても勉強になる一冊でした。

 面白さもそうですが、やはり一冊の纏まり感が本当にすごいです。

 今後も続きが気になる『デモンズ・クレスト1 現実∽侵食』是非未読の方は読んでみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:デモンズ・クレスト1 現実∽侵食
  • 著者:川原 礫
  • イラスト:堀口 悠紀子
  • 初版発行:2022年11月10日
  • 定価:726円(本体660円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:電撃文庫

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4.『関連書籍』

 

【著者:川原 礫の別作品】

  • ソードアート・オンライン

  • アクセル・ワールド


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【レビュー】リビルドワールドI〈上〉誘う亡霊【感想】

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1.『あらすじ』

『リビルドワールドI〈上〉誘う亡霊』のあらすじはこちらになります。

 旧文明の遺産を求め、数多の遺跡にハンターがひしめき合う世界。
 新米ハンターのアキラは、スラム街から成り上がるため命賭けで足を踏み入れた旧世界の遺跡で、全裸でたたずむ謎の美女アルファと出会う。
 彼女はアキラに力を貸す代わりに、ある遺跡を極秘に攻略する依頼を持ちかけてきて――!?
 二人の契約が成立したその時から、アキラとアルファの数奇なハンター稼業が幕を開ける!

引用:電撃文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 スラム街で暮らしていた主人公のアキラは、一発逆転を狙って過去の文明の遺物を得るためにクズスハラ街遺跡跡の外周部にやってきた。

 遺物は過去の文明が使っていた道具等のことであり、売れば大金になる。

 当然、簡単にやって来られる場所の遺物は取りつくされており、ろくなものは残ってはいない。

 危険なモンスターなどが現れる遺跡では、遺物を取りに来るだけで命懸けだ。

 アキラも、スラム街で手に入れたハンドガンを片手にやってきているが、素人であるアキラが持っていてもモンスターに単独で勝つことはほぼ不可能だった。

 つまりモンスターに運悪く見つかれば、死が待っている。

 そんな状況下の中で、場違いにも全裸の美女が遺跡内を歩いていた。

 夢幻ではなく、その美女はアルファと名乗り、アキラに依頼を持ちかける。

 それは、とある遺跡を極秘に攻略してほしいというものだった。

 アキラは了承して、その前払いでアルファから様々なサポートを受けることになる。

 ちなみに、アルファはアキラ以外には基本的に見えず、声も聞こえない。

 サポートは周囲の情報を未来予知のように教えることであったり、誰にも見つかっていない遺物の場所なのであった。

 また銃を撃つ際の予測地点をアキラの瞳に映し出したりもできる。

 それによって、アキラは遺物を見つけて売り払い、まともな武器を手にいれた。

 その後は、集団に襲われている二人の美女を助けたり、行くあてのない少女のために徒党を作ったり、モンスターの群れに襲われている商人を助けたりした。

 ◆

 まだまだ始まったばかりではあるが、今後成り上がっていくアキラの冒険はこれからであり、主要人物もかなりこの巻で出そろっている。

 ポストアトカリプスや、世紀末系、SFなどが好きな人にはお勧めの一冊だ。

 また機械系モンスターや銃などの説明やデザインもかなり凝っている。

 本書に出てくるAAH突撃銃などは、是非私も撃ってみたくなった。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:リビルドワールドI〈上〉誘う亡霊
  • 著者:ナフセ
  • イラスト:
  • 世界観イラスト:わいっしゅ
  • メカニックデザイン:Cell
  • 初版発行:2019年5月17日
  • 定価:1,430円(本体1,300円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:電撃の新文芸

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

  • リビルドワールド 1 (電撃コミックスNEXT)


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