1.『あらすじ』
闇に潜むは道を外れし(PCでいられなかった)者達――
幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となり、盟友のジークフリートらと共に氏族“剣友会”を立ち上げたデータマンチ転生者エーリヒ。
彼らはマルスハイムに蔓延しつつある麻薬“魔女の愛撫”の出所を追う中、刺客に襲われる情報屋のシュネーを救出する。
彼女から得た情報を元に調査を進める中、エーリヒ達は麻薬組織の親玉に辿り着くため一計を案じ……?
一方、シュネーを取り逃した刺客の一党は、計画の妨げとなる存在としてエーリヒ達を標的に定めて動き出すのだった。
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、第9幕フィナーレ!
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
情報屋のシュネーを、無事に刺客から救出したエーリヒたち。
そのシュネーからの情報により、麻薬組織の野望を知ることになる。
故にそれを阻止するため、仲間たちと共に動き出した。
ジークフリートと仲違いした振りをして、敵の油断を誘う。
またとある場所にマルギットを潜入させて、重要な情報を得るのだった。
次第に状況は大きく変化していき、冒険者ギルドや様々な氏族、聖者フィデリオまでもが集結する。
そうしてマルスハイム全体を滅ぼしかねない、巨大な陰謀へと立ち向かうのであった。
だがそんな中シュネーを狙った刺客、一椀党がエーリヒの命に狙いを定める。
エーリヒは不意を突かれ、一対五の状況へと追い詰められてしまう。
一人一人が熟練者であり、流石のエーリヒも命の危機に瀕するのであった。
果たしてエーリヒたちは、マルスハイムで蔓延る魔女の愛撫の問題を解決することができるであろうか。
2-2.『感想』
今巻は麻薬組織を潰す傍らで、エーリヒ君が密殺者集団一椀党に命を狙われる展開です。
シュネーちゃんを助けたことで、重要な情報を得たエーリヒ君たち。
今巻は魔女の愛撫を蔓延させる、麻薬組織の陰謀を潰すことが目的です。
どうやらこのままでは、マルスハイムが滅びる可能性があるみたいですね。
またその組織にいる一椀党に、エーリヒ君は目をつけられてしまいました。
美少女ぞろいの密殺者ですが、実力も全員かなり高いです。
だのに悲しいかな、一対五の状態にもつれ込みました。
流石のエーリヒ君も、生き残ることに全力を尽くします。
かなり見ごたえのある戦いでした。
それはそうと一椀党の面々は、どの子もキャラデザインが素晴らしいですね。
いずれかの一人は、何かしらの性癖に引っ掛かる事間違いなしでしょう。(笑)
また今巻のヘンダーソンスケール1.0も、最高ですね。
こちらのルートも、読んでみたくなりました。
あとは、カラー口絵のシュネーちゃんが良いですね。
全裸のシュネーちゃんが足で耳裏をかく姿は、刺さる人にはたまらないでしょう。(笑)
私も性癖が歪まされそうです。
あ、私既にケモノ系もいけるタイプでした。(笑)
それと今巻もですが、ボリュームが凄いですね。
430ページ超えで内容も濃く、ページ数以上に読破まで時間がかかりました。(^-^;
なので毎回この作品を読むときは、事前に時間を確保する事にしています。
それでも大幅に、時間をオーバーしたのですけどね。(笑)
ですがとても内容が面白く、夢中になって読むことができました。
次の10巻が、待ち遠しくてたまりません。
エーリヒ君の今後の活躍を、期待しています。
そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
麻薬組織の計画を阻止する最中エーリヒ君が命を狙われる展開に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 9 下 ~ヘンダーソン氏の福音を~
- 著者:Schuld
- イラスト:ランサネ
- 発売日:2024年3月25日
- 定価: 924円(税込)
- 発行:オーバーラップ
- レーベル:オーバーラップ文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 1 ~ヘンダーソン氏の福音を~ (オーバーラップ文庫)
- TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 2 ~ヘンダーソン氏の福音を (オーバーラップ文庫)
- TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 3 ~ヘンダーソン氏の福音を~ (オーバーラップ文庫)
- TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 1 ヘンダーソン氏の福音を (電撃コミックスNEXT)
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