1.『あらすじ』
迫りくる軍勢を、最強が迎え撃つ!
レシュフェルト王国で処刑されたが蘇り、前世の命の恩人であるヴァルカン帝国の皇女ヴァルトルーネに忠誠を誓ったアルディア。
新たな仲間を配下に入れ、特設新鋭軍はさらに影響力を増していった――。
遂に王国軍がディルスト地方に進軍を開始し、迎撃態勢をとる特設新鋭軍。
さらにその裏で、王国軍に手を貸すスヴェル教団も動き始めていた。
いち早く教団の動きに気が付いたアルディアとヴァルトルーネは、最前線へと駆け付ける!
そこにいた教団を指揮する聖女は、何故か二人の秘密を知っているようで……?
処刑された最強騎士が再び最強に返り咲く、逆行転生ファンタジー第三弾!引用:OVERLAP
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
帝国内で、不穏なうわさが広がっていた。
それは、王国が帝国に侵攻してくるというもの。
ヴァルトルーネも、一週間後に行われる各国の視察の日が怪しいと目星をつけていた。
また王国の侵攻場所はディルスト地方であり、そこで採れる希少な宝石、神魔の宝珠を狙っているようである。
更にそこへ教団も王国と共に、進軍してくるようだった。
しかしそれを逆手に取りヴァルトルーネは、その日に視察を重ねたのである。
加えてその侵攻にあわせて、反皇女派貴族を一網打尽にするつもりだった。
そうして一度に三つの目的を達成するために、ヴァルトルーネたちは動き出す。
当然一見すると劣勢で勝率は低そうだが、未来での記憶を頼りに作戦を練り、秘密兵器も用意する。
これで作戦は順調に進むかと思われたが、教団の聖女が現れたことで、状況に変化が生まれた。
どうやら聖女も逆行転生してきたようであり、未来の記憶を持っている。
また聖女にも目的があり、更には神から与えられた神獣を操っていた。
その神獣が、ヴァルトルーネとアルディアへと襲い掛かる。
果たして二人はこの戦いを無事に乗り切り、目的を達成することができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻は王国が帝国に侵攻してくることに加えて、神獣を連れた聖女と戦うことになる展開です。
神魔の宝珠が採れる場所を狙って、王国と教団が侵攻してきました。
しかしそれを事前に知っていたので、逆手に取って各国の視察の日を重ねます。
それにより帝国に義があることを、各国に示すことができました。
ですが何事も、順調に進むわけではないようです。
どうやら相手側の聖女も、逆行転生しているみたいでした。
加えて聖女自身も強く、神獣まで連れています。
ルーネちゃんとアル君が神獣に挑むのですが、かなり苦戦してしまいました。
また逆行転生に関する謎も、少しずつ分かってきましたね。
読んだ限り、聖女の他にも逆行転生をしている存在がいるみたいです。
これまでは逆行前の記憶によるアドバンテージがありましたが、今後は難しそうですね。
記憶を元に動けば、思わぬ形で足元をすくわれそうです。
それと新たに強大な敵についても、示唆されました。
今後も、過酷な戦いは続きそうですね。
しかし今巻の活躍により、ルーネちゃんも一つ目的を達成しました。
これからは歴史が別物になるので、どのように変わっていくのか楽しみですね。
またルーネちゃんとアル君の関係は、どうなるのでしょうか?
とても気になりますが、苦難が待ち受けている気がしますね。
やはりネックになるのは、身分差でしょうか。
二人にはどうか、幸せになってもらいたいですね。
そうい訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
王国の侵攻と神獣を連れた聖女と戦うことなる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 3 蘇った真の実力者は帝国ルートで英雄となる
- 著者:相模優斗
- イラスト:GreeN
- 発売日:2024年2月25日
- 定価:770円(税込)
- 発行:オーバーラップ
- レーベル:オーバーラップ文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 1 蘇った真の実力者は帝国ルートで英雄となる (オーバーラップ文庫)
・反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 2 蘇った真の実力者は帝国ルートで英雄となる (オーバーラップ文庫)
【著者:相模優斗の別作品】
- 追放された盾持ちは3年の時を経て最強Sランクパーティの一角を担う (BKブックス)
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