【レビュー】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 19 ドラマCD付き特装版【感想】

1.『あらすじ』

13巻以来のドラマCD付き特装版発売!

【ドラマCDあらすじ】
『前提』の話をしよう。
全知全能の神々といえど、過去、未来に渡ることはできない。
ただし、神の御業(みわざ)とは何ら関係ない『強運』の人物がいたとしたら。
億が一、兆が一、極(ごく)が一……カオスのくしゃみに巻き込まれ、未来、あるいは過去の世界に辿り着けるかもしれない。

「私こそ清く、正しく、美しいLv.3、アリーゼ・ローヴェル! アストレア・ファミリアの団長よ!」
「え……ええええええええ!?」

前置きが長くなったね。
これから語るのは、そんな時を越えてしまった、男の子の話ってことさ。

引用:GA文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 フレイヤファミリアとのウォーゲームに勝利した、ベルたちヘスティアファミリア。

 共に戦った人たちと共に、祝勝会を上げた。

 そしてウォーゲームで活躍したリュー・リオンが、なんとヘスティアファミリアへ移籍することが決まる。

 こうしてレベル5のベルも含めて、ヘスティアファミリアの第一級冒険者が二人になった。

 それにより、ファミリアのランクも上昇してしまう。

 大変名誉なことだが、同時に税金も上がることを意味していたので、なげくことになるのだった。

 そうしてウォーゲームの終結から一段落付いたころ、オラリオにとある船が帰港する。

 三年ぶりにやって来たそれは、学区と呼ばれる移動型の超大型船だ。

 まるで街と思えるほどの規模の船に、ベルも興味を持つ。

 するとひょんなことからベルはヘルメスにそそのかされて、学区へと潜入することになってしまう。

 更には学区の最高責任者である神、バルドルに誘われて一時入学することになるのだった。

 そこで一生徒として実力を隠しながら、ベルは新たな交友関係を増やしていく。

 果たしてベルは、無事に学園生活を全うすることができるのであろうか。

2-2.『感想』

 今巻では学区と呼ばれる移動型の超大型船に、ベル君が生徒として入学する展開になっています。

 ウォーゲームが終結してしばらく、三年ぶりに学区がオラリオにやってきました。

 世界中を巡る教育機関であり、そこにひょんなことからベル君が入学することになります。

 これまで周囲が実力者だらけだったのとは打って変わり、未熟な学生たちに囲まれる感じですね。

 ベル君はそこで実力を隠しながら勉学に精を出しつつ、学友たちと交友を深めていきました。

 その学友の中には、ニイナ・チュールちゃんというハーフエルフの美少女が登場します。

 ニイナちゃんは、ギルドの受付嬢でベル君もお世話になっているエイナさんの妹のようでした。

 何も分からないベル君の面倒を見る彼女ですが、何やら悩みを抱えているようです。

 ニイナちゃんは、今巻でのヒロインというわけですね。

 頑張り屋で面倒見がよく、エイナさんと似ています。

 そしてベル君に、興味をいだいていきました。

 またニイナちゃんと他の生徒たちと共に、小隊を組みます。

 メンバーは個性が強く、協調性の低い者が多いやっかいな小隊でした。

 そのメンバーたちと迷宮へと挑戦していくことで、ベル君も新たな発見をしていく感じですね。

 真の力を隠して学園に潜入するのはある意味テンプレですが、ダンまちで読むと新鮮でした。

 ベル君の周りには、強者が多かったからですからね。

 今巻では逆にベル君が最強で、他が弱い感じになります。

 次巻も引き続き学園編が続くと思うので、どのような展開を迎えるのか楽しみですね。

 ベル君が実力を隠して一学生として学園に潜入する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。 

 

 それはそうと、ドラマCDも最高でした。

 ベル君が七年前のオラリオ、暗黒期にタイムスリップします。

 そこには当然、全盛期のアストレアファミリアがいるわけですね。

 ベル君はアストレアファミリアの顛末てんまつを知っているので、苦悩します。

 そして結果として、新たな世界線が生まれる感じですね。

 これは本編に載っていても、おかしくない内容でした。

 アストレアレコードや、アルゴノゥトを読んだことがあれば刺さると思います。

 ちなみにドラマCD内で、アルゴノゥトの考察をベル君が話すシーンがありました。

 つい最近アルゴノゥトを読んでいたので、その考察は面白かったです。

 あとは感情豊かなリューさんも、最高ですね。

 この世界線のダンまちの続きが、とても気になります。

 単発のドラマCDで終わるのは、もったいないと感じました。

 やはり、ハッピーエンドは良いものです。

 ダンまちで特装版が出たら、今後も買い一択ですね。 

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 19 ドラマCD付き特装版
  • 著者:大森藤ノ
  • イラスト:ヤスダスズヒト
  • 発売日:2023年9月15日
  • 定価:3,300円(本体3,000円+税10%)
  • 発行:SBクリエイティブ
  • レーベル:GA文庫

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 19 (GA文庫)

  • アストレア・レコード1 邪悪胎動 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 (GA文庫)

  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)

  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)

  • アルゴノゥト前章 道化行進 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 (GA文庫)

  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (1) (ヤングガンガンコミックス)

 

5.『アニメ配信情報』

 ネットでアニメを見るなら【dアニメストア】がオススメです。

 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』も配信されており、他にもアニメ5.500作品以上が月額550円(税込み)で見放題となっています。

 アニメ好きなら、かなりお得と言えるでしょう。

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 ※別途通信料その他レンタル料金等サービスによっては別料金が発 生します。
 ※初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります)

 ※5,500作品以上見放題は2023年10月1日時点での作品数となります。
 ※見放題対象外のコンテンツもあります。


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