1.『あらすじ』
悪魔の血を継ぐ少年・奥村燐の前に、突如父を名乗る魔神が現れ、悪魔が棲む虚無界へと連れ去ろうとする。高名な祓魔師である養父は、命を懸けて燐を守り死んでしまう…。燐は己の無力さを悔やみ、祓魔師になって魔神と闘うことを強く決意するッ!!
引用:smanga 集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
修道院で暮らしている主人公の奥村燐は、頻繁に喧嘩をしては神父の藤本獅郎に怒られていた。
そんな燐の双子の弟である奥村雪男は兄と違い優秀であり、超名門校である聖十字学園への入学が決まっている。
比べて学の無い燐は仕事を探す必要があり、運よく料理が得意ということもあって板前の見習いとして面接を受けることになった。
しかしその面接の途中で昨日喧嘩した者たちが現れ、案の定争いに発展してしまう。
だが奇妙なことに、相手の男には角と尻尾が生えていた。
更に男は常軌を逸しているのか、刃物を取り出して燐の命を奪おうと襲い掛かってくる。
このままでは男に刃物で刺されしまうと思われたが、燐の体から突如として青い炎が舞い上がった。
それを見てなのか、男の態度が急変する。
男は燐の青い炎を見て、魔神の炎と言った。
また同時に、男は燐のことをずっと探していたようである。
なので男は燐に手を差し伸べるのと、どこかへ連れていこうとした。
しかしその窮地に際して、神父の藤本が現れる。
藤本は祓魔師であり、男を瞬く間に倒してしまう。
そしてこれを切っ掛けに燐の生い立ちが明かされ、過酷な祓魔師の世界へと足を踏み入れていくのであった。
2-2.『感想』
この漫画はサタンの息子である主人公がエクソシストになるために学園に通う物語になっています。
主人公の燐君はサタンの息子であり、青い炎を使うことができるようでした。
どうやら悪魔はこちらの世界に干渉できないようですが、燐君は半分人間なのでどちらの世界にも干渉できるようですね。
なので人間からも悪魔からも、重要な人物であるようでした。
また双子の弟である雪男君もいますが、どうやらサタンの力は受け継いでいないようなので、こちらは普通の人間と変わりないみたいですね。
加えて育ての親でもある藤本神父ですが、この巻でサタンに一時期体を乗っ取られて命を落としてしました。
それを切っ掛けに、燐君はエクソシストになる道を志した訳ですね。
それと雪男君は既にエクソシストだったようで、まさかの教師という立場になりました。
弟が教師になって兄に教えるとは、凄い展開ですね。
また悪魔である燐君が、悪魔を祓うエクソシストを目指すのも面白いです。
今後どのように二人が成長していくのか、とても気になりますね。
果たして、育ての親である藤本さんの仇を取ることができるのでしょうか。
既に巻数が多く出ているので、これから読み進めていこうと思います。
サタンの息子である燐君がエクソシストを目指す物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:青の祓魔師 1
- 著者:加藤和恵
- 発売日:2009年8月4日
- 定価:528円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 青の祓魔師 2 (ジャンプコミックス)
- 青の祓魔師 3 (ジャンプコミックス)
- サラリーマン祓魔師 奥村雪男の哀愁 1 (ジャンプコミックス)
- 青の祓魔師 ウィークエンド・ヒーロー (JUMP j BOOKS)
- 青の祓魔師 ホーム・スイート・ホーム (JUMP j BOOKS)
- 青の祓魔師 ブラッディ・フェアリーテイル (JUMP j BOOKS)
- 青の祓魔師 スパイ・ゲーム (JUMP j BOOKS)
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