【レビュー】呪術廻戦 21【感想】

1.『あらすじ』

高得点所持の鹿紫雲を狙い東京第2結界に赴いた秤とパンダだが、突入の際に分断され秤は漫画家志望の泳者・シャルルと相対する!! 一方、予期せず鹿紫雲と遭遇したパンダは圧倒的な力量差で追い詰められ…!?

引用:集英社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 先の戦いに勝利した乙骨優太おっこつゆうたは、烏鷺亨子うろたかこ石流龍いしごおりりゅうから得点が譲渡されて、所持得点が190になった。

 一方そのころ、秤金次はかりきんじは、漫画志望の新人であるシャルル・ベルナールとの戦闘が始まる。

 G戦杖というGペンを模した武器を使うシャルルは、相手の血をインクとして使用することで、秤に漫画のコマ描き込んだ。

 それによって、インクが溜まるほどに相手動きを未来視できる時間が伸びていく。

 秤は窮地に陥るが、領域展開『座殺博徒ざさつばくと』を発動して対抗するのであった。

 続いて秤と分断されて単独行動をしていたパンダは、偶然にも狙いである鹿紫雲一かしもはじめと遭遇してしまう。

 当初は普通のパンダのふりをしてやり過ごそうとしたが、しかしプレイヤーだと見破られてしまった。

 そうして鹿紫雲と戦うことになったパンダだが、圧倒的な実力差で即座に追い詰められてしまう。

 鹿紫雲の目的は宿儺すくなであり、居場所を尋ねられたが、パンダは知らないふりをする。

 それによって更に痛めつけられたパンダは、それでも黙秘を続け、危うく止めを刺されそうになった。

 だがその直後、二人の目の前に秤が現れ、パンダの代わりに鹿紫雲との戦いを始める……という流れになっています。

 ◆

 この巻では、秤金次はかりきんじさんが大活躍でした。

 領域展開『座殺博徒ざさつばくと』は運の要素が大きいですが、当たれば強いですね。

 秤さんの領域展開である座殺博徒ざさつばくとは、いわゆるパチンコ台をモデルにしたものです。

 三つそろえば大当たりということですね。

 ちなみにパチンコの台は、『CR私鉄純愛列車1/239ver.』というものでして、青年恋愛漫画が元になっています。
 ※呪術廻戦内の架空の漫画になります。

 コマの途中に出てくる私鉄純愛列車のSDキャラ(チビキャラ)が何気に可愛かったですね。

 話を戻しますが、秤さんの後半の相手である鹿紫雲一かしもはじめさんが強かったです。

 パンダは瞬く間にやられてしまいました。

 そこそこ粘ると思っていたので、驚きです。

 そして、それに領域展開『座殺博徒ざさつばくと』で対抗する秤さん。

 条件を満たせば何度でも領域展開できるようでした。

 それだけ聞くと凄いですが、どうやら運の要素がでかく、大当たりを引く必要があるようです。

 領域展開と強運で鹿紫雲一かしもはじめさんと戦う姿は見ものですね。

 呪術を使ったバトルものに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:呪術廻戦 21
  • 著者:芥見下々
  • 初版発行:2022年12月2日発売
  • 定価:550円(税込)
  • 発行:集英社
  • レーベル:ジャンプコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)
  • 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックス)
  • 呪術廻戦 公式ファンブック (ジャンプコミックス)
  • 呪術廻戦 逝く夏と還る秋 (JUMP j BOOKS)
  • 呪術廻戦 夜明けのいばら道 (JUMP j BOOKS)
  • 『呪術廻戦』で英語を学ぶ!

 


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