1.『あらすじ』
アサがデンジとのデートに選んだ場所は、水族館!! 自慢の魅力で惚れさせて、デンジを武器にしようと目論むアサと、どうしてもペンギンが見たいデンジ。嚙み合わない2人の前に、“あの悪魔”が現れる──!! 突破口なき悪夢のデートが迎える、意外な結末とは!?
引用:集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
デンジを武器にすることを決めた三鷹アサは、デンジを水族館へと連れてきた。
アサは自分は少し可愛く、デンジなど少し遊べばすぐに惚れると考えている。
更に海の雑学を図書館で勉強してデンジに披露し始めた。
面白い話を聞けばデンジもますます自分に惚れるに違いないと考えていたが、とうのデンジはアサの話に興味が無さそうである。
それよりもデンジはせっかく水族館に来たこともあり、雑学よりもペンギンの方が見たかった。
なので長時間興味の無い雑学を聞かされたデンジは我慢ができず、一人でペンギンを見に行ってしまう。
これでデートは失敗したかと思われたが、突如として水族館に事件が起きる。
何と水族館内がどこまでも続く空間へと変わり、脱出することができなくなってしまった。
加えてそんなアサの元に、戦争の悪魔ヨルの姉である飢餓の悪魔が現れる。
そしてデンジを武器に変えることができれば、この水族館から出られると言う。
また水族館内には、デンジとアサ以外にも学校のデビルハンター部の面々がいた。
当然力を合わせて水族館からの脱出方法を探し始めるが、いたずらに時間だけが過ぎていく。
唯一脱出方法を知っているアサは、果たしてどのような選択を取るのであろうか。
2-2.『感想』
この巻では、デンジ君とアサちゃんが水族館でデートをします。
もちろん好き合っているとかではなくデンジ君は下心、アサちゃんはデンジ君を悪魔の力で武器に変えるためでした。
確か武器化能力で作り出す武器は、アサちゃんが罪悪感を抱くほど強力になったはずです。
なので何も知らないデンジ君を惚れさせることによって、武器に変えるときの罪悪感を増そうとしたわけですね。
しかしアサちゃんはそんなデンジ君を武器に変えることに対して、多少なりともためらっているようでした。
ですがそれを見越してなのか飢餓の悪魔が現れて、デンジ君を武器にしなければならない状況が作られてしまいます。
アサちゃんがどのような選択を取るのかというのが、今巻一番の読みどころですね。
またためらっている間に、少しずつデンジ君と仲良くなっていきます。
そして今巻ではなんと、アサちゃんの体を操ったヨルさんがデンジ君にキスするシーンがありました。
今後二人の関係がどのような結果をもたらすのか、目が離せませんね。
あと今巻ではもう一つとても重要なキャラクターが登場しました。
これまで出番が無かったマキマさんの生まれ変わりである、ナユタちゃんの登場です。
やはり普通の少女ではなく、特殊な力を持っているようでした。
これから出番も増えていくと思うので、マキマさんの生まれ変わりであるナユタちゃんの活躍にも期待ですね。
デンジ君とアサちゃんが水族館デート中にとある悪魔に閉じ込められる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:チェンソーマン 14
- 著者:藤本タツキ
- 発売日:2023年4月4日
- 定価:528円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- チェンソーマン 1 (ジャンプコミックス)
- チェンソーマン 2 (ジャンプコミックス)
- チェンソーマン 3 (ジャンプコミックス)
【著者:藤本タツキの別作品】
- 藤本タツキ短編集 17-21 (ジャンプコミックス)
- 藤本タツキ短編集 22-26 (ジャンプコミックス)
- ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックス)
- ルックバック (ジャンプコミックス)
- さよなら絵梨 (ジャンプコミックス)
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