【レビュー】呪術廻戦 23【感想】

1.『あらすじ』


自らが“天使”の標的、“堕天”だと明かす宿儺。その真意を虎杖達は掴めぬまま、各国に奸計を巡らす羂索によって死滅回游に更なる混乱が訪れる…!! そして、天元が隠遁する薨星宮に羂索が辿り着き──!?

引用:集英社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 来栖くるすを仲間にすることに成功したが、その条件は堕天と呼ばれる存在を倒すことだった。

 そして何の因果か、その堕天が虎杖悠二いたどりゆうじの内に潜む両面宿儺りょうめんすくなであることが判明する。

 幸いのことに今のところ来栖に悠二の正体を見破れてはいないが、当の悠二は自分が死ぬことを受け入れていた。

 しかしそれはいけないと、伏黒恵ふしぐろめぐみは頭を回転させる。

 だがそんな時、結界コロニーに何故か数多くの人間が侵入を始めるのであった。

 次に場面は変わり、アメリカでは事前に羂索けんじゃくが大統領たちと会談をする。

 内容は呪力という石油や天然ガスに取って代わる新たなエネルギーを教えて、アメリカを動かすことだった。

 結果としてそれは、結界コロニーへと多くの人間が侵入することに繋がる。

 これで新たにアメリカという国が、参戦をした瞬間でもあった。

 そして羂索けんじゃくは、最後に天元が隠遁いんとんする薨星宮こうせいぐうにやって来る。

 対して迎え撃つのは、脹相ちょうそう九十九由基つくもゆき・天元の三人だった。

 果たして三人は、羂索けんじゃくに勝つことができるのであろうか。

2-2.『感想』

 この23巻では羂索けんじゃくさんが暗躍をして、世界を巻き込んだ戦いに導いていくストーリーになっています。

 羂索けんじゃくさんと言えば、夏油傑げとうすぐるさんの体を手に入れた存在ですね。

 その羂索けんじゃくさんがアメリカをそそのかしたり、薨星宮こうせいぐうにいる天元さんを狙って現れました。

 この戦いは今巻一番の読みどころとなっていまして、凄まじいバトルになっています。

 結果として、どんどん状況が悪くなっていきますね。

 仲間に引き入れた人物が虎杖君の命を狙っていたり、アメリカが大勢の人間を送り込んでくるなどです。

 どうやら呪術師はほぼ日本人限定のようであり、新しいクリーンエネルギーである呪力を手に入れたいようでした。

 そんな今巻はまさに、羂索けんじゃくさんの暗躍あんやくする回と言えるでしょう。

 この状況下の中で、虎杖君たちが次巻以降どのような行動に出るのか実に楽しみです。

 そして来栖さんが虎杖君を堕天だと気が付かれた時、どうなってしまうのでしょうか。

 個人的にハッピーエンドだと嬉しいのですが、呪術廻戦はよく仲間も亡くなるので展開が読めません。

 次の24巻が早く読みたいです。

 また呪術廻戦のアニメもスタートしたので、漫画と同じくそちらも気になりますね。

 もちろん私は見ます。

 でわでわ、次の24巻のレビューでお会いしましょう。

 羂索けんじゃくさんが暗躍する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:呪術廻戦 23
  • 著者:芥見下々
  • 発売日:2023年7月4日
  • 定価:528円(税込)
  • 発行:集英社
  • レーベル:ジャンプコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックス) 

  • 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)

  • 呪術廻戦 公式ファンブック (ジャンプコミックス)

  • 呪術廻戦 逝く夏と還る秋 (JUMP j BOOKS)

  • 呪術廻戦 夜明けのいばら道 (JUMP j BOOKS)

 


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