1.『あらすじ』
自らが“天使”の標的、“堕天”だと明かす宿儺。その真意を虎杖達は掴めぬまま、各国に奸計を巡らす羂索によって死滅回游に更なる混乱が訪れる…!! そして、天元が隠遁する薨星宮に羂索が辿り着き──!?引用:集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
来栖を仲間にすることに成功したが、その条件は堕天と呼ばれる存在を倒すことだった。
そして何の因果か、その堕天が虎杖悠二の内に潜む両面宿儺であることが判明する。
幸いのことに今のところ来栖に悠二の正体を見破れてはいないが、当の悠二は自分が死ぬことを受け入れていた。
しかしそれはいけないと、伏黒恵は頭を回転させる。
だがそんな時、結界に何故か数多くの人間が侵入を始めるのであった。
次に場面は変わり、アメリカでは事前に羂索が大統領たちと会談をする。
内容は呪力という石油や天然ガスに取って代わる新たなエネルギーを教えて、アメリカを動かすことだった。
結果としてそれは、結界へと多くの人間が侵入することに繋がる。
これで新たにアメリカという国が、参戦をした瞬間でもあった。
そして羂索は、最後に天元が隠遁する薨星宮にやって来る。
対して迎え撃つのは、脹相・九十九由基・天元の三人だった。
果たして三人は、羂索に勝つことができるのであろうか。
2-2.『感想』
この23巻では羂索さんが暗躍をして、世界を巻き込んだ戦いに導いていくストーリーになっています。
羂索さんと言えば、夏油傑さんの体を手に入れた存在ですね。
その羂索さんがアメリカを唆したり、薨星宮にいる天元さんを狙って現れました。
この戦いは今巻一番の読みどころとなっていまして、凄まじいバトルになっています。
結果として、どんどん状況が悪くなっていきますね。
仲間に引き入れた人物が虎杖君の命を狙っていたり、アメリカが大勢の人間を送り込んでくるなどです。
どうやら呪術師はほぼ日本人限定のようであり、新しいクリーンエネルギーである呪力を手に入れたいようでした。
そんな今巻はまさに、羂索さんの暗躍する回と言えるでしょう。
この状況下の中で、虎杖君たちが次巻以降どのような行動に出るのか実に楽しみです。
そして来栖さんが虎杖君を堕天だと気が付かれた時、どうなってしまうのでしょうか。
個人的にハッピーエンドだと嬉しいのですが、呪術廻戦はよく仲間も亡くなるので展開が読めません。
次の24巻が早く読みたいです。
また呪術廻戦のアニメもスタートしたので、漫画と同じくそちらも気になりますね。
もちろん私は見ます。
でわでわ、次の24巻のレビューでお会いしましょう。
羂索さんが暗躍する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:呪術廻戦 23
- 著者:芥見下々
- 発売日:2023年7月4日
- 定価:528円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 公式ファンブック (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 逝く夏と還る秋 (JUMP j BOOKS)
- 呪術廻戦 夜明けのいばら道 (JUMP j BOOKS)
コメントを残す