1.『あらすじ』
桜島結界に突如飛来した謎の呪霊! それは死後呪いに転じた、真希の因縁の人物だった…!! 呪胎から成体へと、凄まじいスピードで進化する呪霊に追い込まれていく真希と憲紀。そこに、更なる闖入者達が──!?
引用:集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
十一月三日、京都加茂家の屋敷にやってきた呪術高専三年の加茂憲紀。
恐ろしく静かな屋敷の奥に行くと、そこには夏油傑がいた。
そこで憲紀は夏油が加茂家を手中に収めたことを知る。
またそのことを知って始末されるかと思われたが、夏油は憲紀を見逃したのであった。
それから時と場所が変わり桜島コロニーにて、禪院真希と加茂憲紀の元に、とある呪霊が現れて襲い掛かってくる。
その呪霊は素早く、力強い。
加えてただの呪霊ではなく、その正体は禪院直哉の成れの果てであった。
直哉は更に呪胎をしてその姿を変える。
変態を終えて力を増した直哉に、二人は成す術もなく凌ぐだけで精いっぱいだった。
しかしそれも時間の問題であり、とうとう憲紀に命の危機が訪れる。
だがそこに、突如として乱入者が二名現れた。
その二名の参加により、戦闘は新たな展開を迎える。
更に別の場所では、虎杖悠仁と伏黒恵たちが集結していた。
無事に目標の点数を揃えることに成功し、探していた人物にも出会う。
そして助力を申し込み条件を言い渡されたが、それが更なる波乱を呼び起こそうとしているのであった。
2-2.『感想』
今巻では、真希さんメインで話が進んでいきます。
表紙にもなっており、とても勇ましいですね。
そんな真希さんの元に、呪霊となった禪院直哉が現れました。
当然戦闘になりますが想像以上に強く、更に呪胎まで果たし力を増します。
一方的にやられて防戦をせざるを得ない状況に。
最早このままでは、やられてしまうのは時間の問題でした。
しかしそんな時に、二人の乱入者が登場します。
どちらもキャラが濃く、最初はネタキャラかと思いました。
ですがこの二人によって、状況が良い方向へと傾きます。
更に戦闘中に真希さんが覚醒して、一皮むけました。
真希さんの覚醒は、この巻でのメインイベントです。
今後の活躍にも大いに期待ができますね。
そして真希さんたちが激戦を繰り広げている別の場所では、虎杖君と伏黒君が再開を果たしていました。
目標の点数が集まったことで、新たな展開を迎えます。
一件希望が見えてきますが、同時に新たな困難がやってきました。
それもこれも、味方に引き入れたいとある人物の交換条件が、実質不可能に近いからです。
詳しい内容は明かせませんが、虎杖君たちがどのような選択をするのか、とても気になりますね。
次巻を早く読みたいです。
桜島コロニーに飛来した呪霊と壮絶な戦いを繰り広げる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:呪術廻戦 22
- 著者:芥見下々
- 初版発行:2023年3月3日
- 定価:528円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 公式ファンブック (ジャンプコミックス)
- 呪術廻戦 逝く夏と還る秋 (JUMP j BOOKS)
- 呪術廻戦 夜明けのいばら道 (JUMP j BOOKS)
- 『呪術廻戦』で英語を学ぶ!
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