1.『あらすじ』
水着美少女たちを選び落とせ。振ること前提の勝ち確ラブコメ!
花嫁候補から1人脱落させた平河真一。恋愛留学は息つく間もなくシーズン2へと進行し……今度の舞台は無人島でのバカンス!
「水着、ウミガメさんに取ってかれちゃったみたい」
開放的になった水着美女たちは生き残るためなら、より過激なアプローチも、巧妙な嘘も繰り返し――真一と同じ選択をするルール【運命の選択】を成立させようと画策する!
さらには、「真一様。今夜、一緒に寝てくれませんか……?」花嫁候補外の進行役、十条さんのお誘い……予想外なフラグが!?
予測不可能なヒロインレース、次に脱落するのはいったい誰だ?
俺が負けヒロインを決める、振ること前提の勝ち確ラブコメ!引用:KADOKAWA
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
花嫁候補が一人脱落して、恋愛留学もシーズン2へと進んでいく。
今度のルール名は『運命の選択』である。
その気になる内容は、真一が選らんだ選択と同じものを選ぶこと。
間違えた場合脱落して、一時的に真一との行動ができなくなる。
だが当然、このルールだと一人有利な人物がいた。
それは真一のことならなんでも知っている幼馴染、品川咲穂である。
しかしどういう訳か、咲穂は花嫁候補の中で選択を間違え続けてしまう。
その間に他の花嫁候補者たちは、真一との距離を縮めていく。
また次の舞台は無人島であり、バカンスを楽しみながら少女たちの攻防が繰り広げられる。
そして恋愛留学の進行役でもある、十条久美とのイベントも発生していく。
様々な恋愛心理戦の中で、果たして真一は誰を選ぶのであろうか。
2-2.『感想』
今巻は無人島で、真一君と同じ選択を選ばなければ一時的に脱落する展開になっています。
恋愛留学もシーズン2へと進み、舞台は無人島に移りました。
そこでバカンスを楽しみつつ、真一君と同じものを選ぶ『運命の選択』が始まります。
少女たちのアピールも過熱していきますが、その中で幼馴染の咲穂ちゃんに異変が起きました。
真一君のことならなんでも知っていると自称していた彼女ですが、ことごとく選択を間違えてしまいます。
最初は真一君が普段とは違うのを選んだ結果だと思っていましたが、なにやら事情があるみたいですね。
また海では、あの子とあの子のポロリがありました。
一名は偶然ですが、もう一名はわざとですね。(笑)
まあ、真一君は紳士なので、まじまじと見ることはありませんでした。
他にも、進行役の久美さんとのフラグも発生します。
久美さんの意外なギャップが最高でした。
これは花嫁候補者ではなく、久美さんが選ばれる展開もあるのではないかと思ってしまうほどです。
ですがページが進むごとに、他の子たちの魅力が出てくるんですよね。
今巻ではいったい誰が脱落してしまうのか、ワクワクしながら読んでいました。
しかし結果として、今巻が最終巻だということに後から気が付いた次第です。
つまり、今巻で花嫁が選ばれました。
これには、とても驚きましたね。
本作の謎も一気に回収されるので、最後の方は少し駆け足でした。
個人的には、もう少し続いてほしかったです。(^-^;
ですがきれいに終わっているので、これはこれでありだと思いました。
誰が選ばれたかは、是非読んで確かめてみてください。
とても面白かったので、次回作も楽しみに待っています。
無人島でバカンスを楽しみながら花嫁を選ぶ今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:絶対に俺をひとり占めしたい6人のメインヒロイン season2.次に振られるのはキミだ
- 著者:石田灯葉
- イラスト:緋月ひぐれ
- 発売日: 770円 (本体700円+税)
- 定価:2023年6月30日
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:角川スニーカー文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 絶対に俺をひとり占めしたい6人のメインヒロイン season1.さて、誰から振ろうか? (角川スニーカー文庫)
【著者:石田灯葉の別作品】
- 宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。 (角川スニーカー文庫)
- 宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。2 (角川スニーカー文庫)
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