【レビュー】旅する錬金術師のスローライフ 1【感想】

1.『あらすじ』

病弱な身体でゲームとテレビでしか外の世界を知ることがなかったメイはある日、病気で命を失ってしまう。神様のはからいで憧れの職業である錬金術師として異世界転生することになるも、その世界では錬金術師はマイナーな職業ということもあり、どれだけ活躍しても魔法使いに間違われてしまう。錬金術師がマイナーなこの世界で、今日も大好きな錬金術を広めるために旅に出る。気ままな錬金術師のスローライフ開幕!!

引用:双葉社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 生まれつき心臓の悪い主人公の鈴木芽衣すずきめいは、病院暮らしをしていた。

 唯一の楽しみは錬金術師が主人公のゲームと、旅番組だけだ。

 そんな薄幸の少女であるが、その命も突如として尽きてしまう。

 人生もこれで終了かと思われたが、気が付けば死んだはずの芽衣の前に転生を司る神を名乗る老人が現れる。

 どうやら芽衣のことを不憫に思い、転生させてくれるという。

 加えて転生したら何がしたいのか訊かれた芽衣、旅をしながらスローライフをして、最強の錬金術師になりたいと答えた。

 その願いを聞き受けた神は芽衣を転生させると、伝説のレシピ本・究極の錬金釜・容量無限バッグを芽衣に与える。

 そうして三種のチートアイテムを手に入れた芽衣は、改めて”錬金術師のメイ”として生きて行くことを決めた。

 それからメイは旅をしながら様々なアイテムを作り出し、困っている人たちを助けていく。

 また向かう先々には、浮遊島・人魚の国・錬金術師の街・魔法使いの国と様々だ。

 個性豊かな人物たちに出会いながら、メイは旅というなのスローライフを満喫していくのであった。

2-2.『感想』

 この物語は不憫にも亡くなった少女が、転生して異世界で旅をしながら錬金術師として活躍していくストーリーになっています。

 また転生の際に錬金術に関するチートアイテムを与えられているので、有用なアイテムをどんどん作っていくメイちゃん。

 錬金術師の定番であるポーションはもちろんのこと、爆弾や海中でも息ができる飴、空飛ぶほうきなど、他にも多種多様です。

 次にどんなアイテムが作り出されるのかと、読んでいてとても楽しませて頂きました。

 それはそうと、錬金術師が主人公のゲームといえば、どうしても脳裏に『太もも』がチラつきます。

 メイちゃんも良い太ももをしていますね。美少女錬金術師と言えば、やはり太ももですよね。(笑)

 思わず脱線してしまいました。話を戻しますね。

 そうして錬金術でアイテムを作りながら旅をするメイちゃんですが、行く先々で大魔法使いなる人物の活躍を耳にしました。

 どうやらメイちゃんのように旅をしながら、行く先々で人々を助けているようです。

 その大魔法使いにつきましては、次の二巻以降に登場しそうですね。

 しかし今巻で辿り着くところの一つである魔法使いの国で、思わぬ出会いがありました。

 その出会いをきっかけに、大魔法使いに会わなければいけない理由ができます。

 気ままに旅を続けたメイちゃんですが、一つの目標ができたわけですね。

 噂の大魔法使いがどのような人物なのか、とても気になります。

 また大魔法使い以外にも、人魚の国のお姫様や巨大な怪鳥とも縁ができますので、とても内容が濃いですね。

 そんなユニークな人物たちとの出会いも、この本の楽しめるポイントの一つと言えるでしょう。

 転生して旅する錬金術師になり様々なアイテムで問題を解決していく物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:旅する錬金術師のスローライフ 1
  • 著者:川上とむ
  • イラスト:竹岡美穂
  • 初版発行:2022年9月30日
  • 定価:1,320円 (本体1,200円)
  • 発行:双葉社
  • レーベル:Mノベルス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 旅する錬金術師のスローライフ (2) (Mノベルス)

 


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