1.『あらすじ』
歴戦の強者たちの教えを受けながら、竜馬の冒険は次なる舞台へ!!
ギムルの街全体を巻き込んだ大事件も沈静化し、ようやく日常を取り戻した異世界転生者の少年・竜馬。
今回の功績も踏まえ正式にジャミール公爵家の技師にもなった彼は、かねてより目的のひとつとしていたシュルス大樹海への旅立ちを決める。
その一環として冒険者としてのランクを上げるべく次々と依頼をこなしていた竜馬は、とある街でラインバッハと偶然再会! さらに彼の古い友人でもある凄腕の元騎士団長&元宮廷魔導士とお近づきになって――!?
新魔法や新装備も楽しい異世界スローライフファンタジー、第十三幕!引用:HJノベルス
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
ギムルの街の復興が進み落ち着きを取り戻したので、ようやくリョウマは冒険者としての活動に専念することにした。
なのでこれまでやってきた洗濯屋・警備会社・病院関連など、引継ぎや事業移管の手続きを行ったわけである。
そうして冒険者活動に支障がなくなったことで数々の依頼を熟し、リョウマはCランク冒険者になった。
しかしギムルの街やその周辺以外ではリョウマの知名度が低く、見た目と実績が釣り合っていないと難癖をつけられて騒動に巻き込まれてしまう。
結果として毎回実力を示して解決してきたが、似たようなことが何度も繰り返された。
だがこれも大樹海に行くためだとして活動を続けたリョウマは、ようやく最西端の街であるテレッサに辿り着く。
そこで宿屋を探すために街を歩いていると、偶然にも見覚えのある馬車が視界に入る。
紋章はジャミール家のものであり、当然馬車の持ち主は限られていた。
リョウマの予想通り、そこでラインバッハに加えてセバスとの再会を果たす。
また二人以外にも元宮廷魔導士のレミリー・クレミスと、元騎士団長シーバー・ガルダックと出会った。
どうやら四人は亡霊の街と呼ばれる迷宮に行くようであり、リョウマの目的も同じであったので同行をすることに。
加えてリョウマの実力を把握するため、元騎士団長であるシーバーと試合を行う。
その後魔法の扱いを学ぶために元宮廷魔導士であり、ダークエルフでもあるレミリーに師事することになった。
こうして新たな師匠を得たリョウマは、道中魔法の扱いを教わり腕を上げていく。
そうして襲ってくる敵を倒すながら、アンデッドが溢れる亡霊の街へと向かうのであった。
2-2.『感想』
今巻から冒険者としての活動を再開したリョウマ君。
無事にCランクに昇格したようですが、色々と難癖をつけられたようです。
それを実力でねじ伏せて突破したようですが、容姿のこともあって今後も似たようなことが起こりそうですね。
ですがそれも冒険者として活躍をして、ランクを上げていけば減っていくことでしょう。
一応対策も考えているようで、大樹海の問題が解決すれば実行するようですね。
まあ当分先のことなので、どうなるかは分かりませんが。
それはそうと、今巻では久しぶりにラインバッハさんとセバスさんに再会しました。
加えて元騎士団長のシーバーさんと、元宮廷魔導士でダークエルフの美女であるレミリーさんとも縁ができます。
レミリーさんは見た目は年若い美女ですが、実年齢は一番高いようですね。
この四人と偶然出会ったリョウマ君は、目的も同じということで行動を共にすることになりました。
合間にはシーバーさんと試合をしたりレミリーさんに魔法を教わったりと、リョウマ君の実力もまだまだ伸びしろがありそうですね。
そして今巻では、なんとリョウマ君の秘密の一部が暴かれてしまいます。
これによって、また新たな問題や出会いが発生しそうな感じですね。
次巻以降から本格的に、物語が動き出す予感がします。
また今巻でも新種のスライムが増えたことに加えて、これまで出てこなかった神様も登場しました。
大樹海への冒険も待っていますし、今後ますます目が離せませんね。
冒険者として本格的に活動を始め、思わぬ再開や出会いを果たす今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:神達に拾われた男 13
- 著者:Roy
- イラスト:りりんら
- 発売日:2023年4月19日
- 定価:1,430円(税込)
- 発行:ホビージャパン
- レーベル:HJ NOVELS
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 神達に拾われた男 1 (HJ NOVELS)
- 神達に拾われた男 2 (HJ NOVELS)
- 神達に拾われた男 3 (HJ NOVELS)
- 神達に拾われた男(1) (ガンガンコミックスUP!)
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