【レビュー】乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル 7【感想】

1.『あらすじ』

魔族軍に囚われ砦に幽閉されてから数日。
目を覚ましてすぐに脱獄したものの、アリアは更なる窮地に立たされていた。
次期魔王を決める『選定の儀』を戦うべく魔族内の有力氏族長たちがこの地に集結してきたのだ。

この絶体絶命の状況を切り抜けるため彼女が打った秘策。それは、カトラスでともに行動した魔国の王子・カミールを勝利させて王とすることだった!?

味方陣営は弱小で、相手は数百年を生きる歴戦の猛者たち。
誰もが絶望する圧倒的劣勢でも、敵を見つめるその瞳に揺るぎはない。

——全ては、友エレーナに再び会うために。
最強主人公ヒロインの孤独な死闘が今、始まる!

「私には——帰るべき場所がある!」
壮絶&爽快な異世界バトルファンタジー第7巻!

引用:TOブックスオンラインストア

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 魔族に囚われてしまったアリア。

 どうやらカミールのおかげで、体には特に異常は無い。

 後日脱出方法を手配してくれると言うが、代わりにカミールは窮地きゅうちおちいっていた。

 こっそり話を盗み聞きすると、カミールは次期魔王を決める”選定の儀”に出るようである。

 当然他の有力氏族も出るようであり、勝つにはダンジョンの奥で証を手に入れる必要があった。

 しかしその選定の儀の途中で、カミールは亡き者にされる可能性が高い。

 なのでアリアは選定の儀の供をする戦士の一人として、名乗りを上げるのであった。

 またアリアのことを探しに、セレジュラとネロがやって来る。

 だが他にもカルラが現れて、選定の儀は思わぬアクシデントを迎えるのだった。

 果たしてアリアは選定の儀を無事に乗り越えて、エレーナと再会することができるのであろうか。

2-2.『感想』

 今巻は魔族に囚われたアリアちゃんが、カミール君と共に次期魔王を決める選定の儀に出る展開になっています。

 カーミル君のおかげで、無事に解放されたアリアちゃん。

 けれどもカーミル君の危機に、このまま帰る訳にはいきませんでした。

 次期魔王を決めるようですが、それを口実にカミール君を亡き者にしようとしてるみたいです。

 カミール君に味方する者は少なく、アリアちゃんが参加しなければ大変なことになりそうでした。

 加えてアリアちゃんに恨みを持つ吸血鬼や、セレジュラさんの情報を聞き出そうとその妹のアイシェが狙ってきます。

 他にも有力氏族たちが、アリアちゃんの強さを危険視していました。

 多勢に無勢なので、生き残るだけでも大変ですね。

 しかしそこに、セレジュラさんとネロがやってきます。

 ついでに痺れを切らしたのか、それとも暇だったのか、カルラちゃんも現れました。

 カルラちゃんは第三勢力的な感じで、大暴れします。

 もはや人というよりも、災害ですね。(^-^;

 ですがそのおかげで、だいぶ敵は減りました。

 そうして選定の儀が進んでいくのですが、意外な展開を迎えます。

 けれども個人的は、良い展開だと思いました。

 バトルロワイアル的な感じで、最後まで殺し合いにならなくて良かったです。(^-^;

 それはそうと、この作品もあと二冊くらいで本編が終わるみたいですね。

 次巻ではとうとう、あのラスボスとの戦いになりそうな予感がします。

 偽物のヒロインもいますし、転生者のクララちゃんもいますので、これは波乱の展開は避けられませんね。

 アリアちゃんには、まだまだ過酷な運命が待ち受けています。

 最後まで応援していますので、どうかアリアちゃんには幸せになってほしいですね。

 そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。

 次期魔王を決める選定の儀に参加することになる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:乙女ゲームのヒロインで最強サバイバルⅦ
  • 著者:春の日びより
  • イラスト:ひたきゆう
  • 発売日:2024年1月15日
  • 定価:1,399円(税込)
  • 発行:TOブックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル

  • 乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル2

  • 乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル3

  • 乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル@COMIC 第1巻 (コロナ・コミックス)

 


 

【著者:春の日びよりの別作品】

  • 悪魔公女 (Kラノベブックス)

  • 悪魔公女(1) (シリウスKC)

 


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