1.『あらすじ』
終末世界で贈るイチャイチャ×ラブコメ第二弾!
ゾンビウイルスに耐性を持つ高校生の幸坂優真は、噛まれてしまった月城舞のゾンビ化を防ぐため、彼女と定期的にキスすることになった。
そんなある日、生存者である2人の女子大生と遭遇。彼女たちにはゾンビ化のことを隠そうとするが、キスする姿を目撃され、優真と舞は恋人の振りをすることに。
しかし、本物の恋人である日向晴夏はそれが面白くなく……。
「これは、わたしたちの関係を、体に教え込む必要がありそうですね……!!」
「な、何をするつもりだ!?」
「……わ、わたしのおっぱい……揉んでも、いいですよ……」
ゾンビ世界で奇妙な三角関係に悩まされる、極限状態ラブコメ第2弾!引用:MF文庫J
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
六時間おきにゾンビ化を阻止するため、月城舞にキスをすることになった幸坂優真。
加えて唾液を送る必要があるため、自然と激しいキスになってしまう。
その光景に、日向晴夏は当然面白くない。
嫉妬心から、対抗して自身も過激なスキンシップを始めるのであった。
しかしそんな甘い関係とは裏腹に、現実では窮地を向かる。
電気や水道が使えなくなったことにより、発電機や浄水器を手に入れる必要ができた。
なので優真たちは、車に乗ってホームセンターへと足を運ぶ。
するとそこで、新たに二人の生存者を発見した。
どちらも大学生の女性であり、上地紗耶と天乃まゆと名乗る。
二人を助けたことで、新たな仲間が増えた。
だが当然加入したばかりの人物には、優真の秘密を簡単には教えることはできない。
故に秘密を隠すことにしたのだが、偶然舞とのキスを紗耶に見られてしまう。
とっさに恋人と言ってやり過ごしたのだが、これを切っ掛けに優真は舞と恋人のふりをすることになった。
それに対して晴夏は、恋人がいる男に色目を使う痛い女だと思われてしまう。
こうしたハプニングがありつつも、仲間を増やした優真たちは次の目標を決めて動き出す。
けれども全てが上手く行くはずもなく、鉤爪を生やした特殊なゾンビが現れるのであった。
果たして優真たちは、特殊なゾンビを撃破して生き残ることができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻では舞ちゃんと定期的に激しいキスをするのに加えて、新たな生存者を見つける展開になっています。
ゾンビ化を食い止めるため、優真さんの唾液が必要になった舞ちゃん。
必然的にデープなキスを、六時間おきにすることになりました。
舞ちゃんも満更ではなく、むしろ積極的です。
一応医療行為として行っていますが、これはご褒美ですね。
優真君がうらやましい限りです。
しかし案の定恋人である晴夏ちゃんは、二人のキスを見て面白はずがありません。
対抗心を発揮して、自身の胸を揉ませたりします。
また他にも様々なサービスシーンがてんこ盛りであり、少しずつ過激になっていきました。
それと新たな生存者ですが、美しい女子大生二人が仲間に加わります。
これで、優真君のハーレム要員が増えましたね。
ですがちょっとした問題が発生してしまい、後半では窮地に陥ってしまいます。
他にも特殊個体の鍵爪ゾンビなども登場して、戦闘に発展してしまいました。
加えて、そもそもなぜゾンビが発生したのかという謎にも迫ります。
そして最後のページでは、優真君がとうとう大人の階段を上るのか!? というもの凄く気になるところで終わっていました。
これは次巻が早く読みたいですね。
次の3巻では行動範囲も増えそうなので、ますます特殊ゾンビや他の生存者にも出会いそうです。
今のところ男性生存者は優真君だけなので、他の男性生存者と出会った時何が起きるのか、少し心配ですね。
引き続きこの作品を読んでいこうと思います。
六時間おきに舞ちゃんとキスすることになった優真君が新たな仲間を増やしつつ生き残るために奮闘する物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない2
- 著者:岩波零
- イラスト:TwinBox
- 発売日:2023年5月25日
- 定価:726円(本体660円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:MF文庫J
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない (MF文庫J)
【著者:岩波零の別作品】
- 妹紹介所でお兄ちゃんになってください! ただし実妹が全力で嫉妬します (MF文庫J)
- お嫁さんにしたいコンテスト1位の後輩に弱みを握られた (MF文庫J)
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