1.『あらすじ』
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!
バサマークの右腕、軍師・トーマスとの頭脳戦を制し、ついにベルツド城を攻略したクラン陣営。ミーシアン州三大都市のうち二つを押さえ、継承戦は有利な展開に。戦功をあげたアルスには、まさかの大役が任され、周囲は騒然! 一時のランベルク帰還、そしてアルスたちは新たな地へ――。次の戦いに備え、逸材を探す彼らの前に現れたのは…!? 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第13巻!!
引用:講談社コミックプラス
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
ベルツド城を手に入れ、ミーシアン州の三大都市の内二つを抑えたクラン軍。
加えて新たな郡長が、クランによって選ばれることになる。
そしてベルツドの郡長には、ルメイル・パイレスが選ばれた。
アルスはルメイルの出世に喜ぶが、ルメイルが出世したことでカナレ郡が空いてしまう。
だがそれも束の間に、クランによってカナレ郡の郡長にアルスが選ばれるのであった。
当然自身の出世に驚愕を隠せないアルスだったが、ルメイルにカナレ郡を頼まれたことにより、郡長の役割を熟すことを決意する。
その後ランベルクに帰還したアルスは、リシアや兄弟と再会した。
また飛行船の制作を目指しているシンとも、顔を合わせる。
どうやら失敗続きで、飛行船は完成の目途が立っていないようだった。
しかしシンは片手間に他の物も開発しているようで、成果は出しているようである。
そして再会を満喫した後、与えられたカナレ城へとアルスはやってきた。
だがアルスがカナレ城にいる以上、代わりにランベルクが空いてしまう。
なので仲間の中から、アルスは新たな領主を選ぶのであった。
果たしてランベルクの新しい領主は、いったい誰になるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻はアルス君が出世をして、カナレの郡長になる展開になっています。
戦いが一段落したことで、ルメイルさんがベルツドの郡長になりました。
それによりカナレ郡が空いたので、アルス君が出世した感じですね。
ルメイルさんにカナレ郡を託されたアルス君は、仲間たちと共に内政に励みます。
また新たな人材を手に入れるため、家臣を募集しました。
身分や性別を問わず、面談に合格すれば誰でも雇ってもらえるようですね。
もちろんアルス君には、鑑定スキルがあります。
良い人材は、一目見れば分かるという訳ですね。
人を雇う側からすれば、これほどチートな能力はありません。
結果としてただの村娘ですが、優れた魔法適正を持つムーシャちゃんが選ばれました。
人と争うのは苦手そうな雰囲気ですが、今後の成長に期待ですね。
そうしてアルス君は少しずつカナレの内政を進めていきますが、突如として不穏な事態が発生します。
どうやらバサマークが、カナレ郡に狙いをつけたようでした。
次巻では窮地に陥るようなのですが、果たしてアルス君はどのような選択をするのでしょうか。
引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
カナレ郡長に出世したアルス君が内政と人材確保のため奮闘する展開に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(13)
- 原作:未来人A
- 漫画:井上菜摘
- キャラクター原案:jimmy
- 発売日:2023年11月9日
- 定価:759円(本体690円)
- 発行:講談社
- レーベル:KCデラックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(1) (KCデラックス)
- 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~ (Kラノベブックス)
【著者:未来人Aの別作品】
- 異世界征服記~不遇種族たちの最強国家~ (1) (メテオCOMICS)
- 追放された錬金術師さん、最強のダンジョンを創りませんか? 1 (1巻) (ヤングキングコミックス)
- 失格王子の成り上がり冒険譚 1 (MFC)
コメントを残す