【レビュー】異世界征服記~不遇種族たちの最強国家~ (1)【感想】

1.『あらすじ』

ゲーム内で最弱の「不遇七種族」のみを仲間にする“縛りプレイ”をしていた主人公。ある日突然、ゲームの世界に転移してしまうが、「国も、城も、配下たちも…俺の努力、全部リセットされてる――!?!?」手元に残ったのは最初に配下にした不遇七種族のみ。かつて築いた王国「グロリアセプテム」を再び手に入れるため、人生二度目の異世界征服が始まる――!!
不遇七種族縛りで挑む、異世界転移・国家再築ファンタジー!

引用:COMICメテオ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 VRRPGマジック&ソード。

 様々な種族から一つ選んで冒険する剣と魔法のゲームだ。

 その中で主人公は小人族のペペロンとして、グロリアセプテムという国を作り上げた。

 結果として世界の25%を手中に収めた大国だが、とある縛りプレイをしている。

 それは、不遇七種族と呼ばれる最弱の種族だけを使うというものだ。

 序盤は当然苦労はしたが、世界征服も現実味が帯びてきた。

 そんなある日のこと、ペペロンがゲームを終了しようとしたところ、異変が起きる。

 画面が暗転した途端、ゲームの世界が妙にリアルになっていた。

 目の前の配下でありエルフ族のララが、まるで本当に生きているような反応を示す。

 手で触れれば、質感も本物だった。

 ペペロンはどういうわけか、VRRPGマジック&ソードの世界に転移していたのだ。

 しかも、これまで築いてきた国は無くなっており、初期の小屋から再スタートになってしまった。

 不幸中の幸いにも、基本ステータスは転移する前の状態であったので、早々に死ぬことは無い。

 またララ以外にも配下が五人残っており、ペペロンはグロリアセプテムを再興することなった。

 果たして、ペペロンは無事にこの世界で再び成り上がることができるのであろうか。

2-2.『感想』

 この物語は、気が付いたらやり込んだゲームの世界に転移していたという話になります。

 主人公のペペロン君は、ゲーム内で不遇七種族だけを使った縛りプレイをしていました。

 不遇七種族は、小人・エルフ・ゴブリン・コボルド・ハーピィー・巨人・賢魔です。

 ペペロン君はその中で小人族としてプレイしていました。

 現実となったゲームの世界ですが、僅かな配下と基本ステータス以外すべてを失っており、過酷なスタートになります。

 しかも、現実世界となったゲームの世界では、不遇七種族は差別されているのか、簡単には町にすら入れないようですね。

 ペペロン君は当初国など再興せずに、配下と別れて一人で生き残ろうとしていました。

 しかし、配下たちは忠誠度MAXで、国を再興する気満々です。

 配下の勢いに飲まれて、ペペロン君は君主として不遇七種族だけの国、グロリアセプテムを再興することになりました。

 ペペロン君と六人の配下計七人で始まったこの物語が、今後どんな展開を迎えるのか楽しみです。

 ゲームの世界に転移してしまった主人公が、不遇七種族を率いて国を再興する物語に興味があれば、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:異世界征服記~不遇種族たちの最強国家~ (1)
  • 原作:未来人A
  • 漫画:結希シュシュ
  • キャラクター原案:ゆずしお
  • 初版発行:2021年08月20日
  • 定価:690円+税
  • 発行:フレックスコミックス
  • レーベル:METEOR COMICS

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 異世界征服記 ~不遇種族たちの最強国家~1 (ブレイブ文庫)

 


 

【著者:未来人Aの別作品】

  • 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(1) (マガジンポケットコミックス)
  • 捨てられた転生賢者 ~魔物の森で最強の大魔帝国を作り上げる~(1) (KCデラックス)
  • 限界レベル1からの成り上がり ~最弱レベルの俺が異世界最強になるまで~ 1 (MFC)
  • 追放された錬金術師さん、最強のダンジョンを創りませんか?(1) (ヤングキングコミックス)

 


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