1.『あらすじ』
「世界は二十年後に滅亡する」秘めてきた神託がついに明かされる……!
長きにわたるヒラギス奪還作戦も終盤。
ヒラギス最北の拠点、北方砦を奪取したマサルだったが、城壁が崩壊した砦で魔物たちの最後の猛攻に晒されてしまう。
追い詰められたマサルは、かつて勇者が使っていた光魔法を取得して兵士たちを鼓舞する。
そして、最後の魔力を振り絞り大規模な攻撃魔法によって、辛くも勝利を収めるのだった。
「世界は二十年後に滅亡する」
そんな平穏を取り戻しつつあるヒラギスで、マサルの口から今まで誰にも明かせずにいた神託が語られていく。
加えてダークエルフからは裏切りの誘いがあり、更にこの世界の驚愕の真相が明かされる。
それでもマサルは平穏な生活を求め、ウィルの恋を応援するが、まったく偶然に、帝国の暗躍に巻き込まれ大騒動に発展してしまう。引用:MFブックス
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
北砦を奪取したものの、マサルたちは窮地に陥ってしまう。
故にマサルは、勇者しか使えない光魔法を習得する。
そしてマサルは、光魔法の鼓舞と加護を発動した。
すると劣勢から一変して、窮地を乗り越えていく。
だがこの活躍により、マサルは勇者だと周囲に思われてしまった。
また敵側にも知られてしまい、ダークエルフの刺客がマサルの命を狙う。
その時にマサルを守るために、ある人物が犠牲に……?
加えてとうとう、この世界が二十年後に滅亡することがマサルから告げられる。
仲間たちはその事実に、驚愕するのだった。
他にもマサルの存在が魔王にも伝わり、魔族側がマサルの懐柔に動き出す。
そして後半では、ウィルの恋愛事情に関わっていく。
帝国に里帰りするウィルだが、同時にマサルが思わぬ事態に巻き込まれてしまう。
果たして周囲から勇者だと思われているマサルは、今後どのような活躍をするのだろうか。
2-2.『感想』
今巻ではマサルさんが勇者しか使えない光魔法を使ったことで、周囲から勇者だと思われる展開です。
北砦でピンチを迎えたマサルさんが、仕方がなく光魔法を習得して発動しました。
それにより周囲の仲間たちにバフがかかり、逆転していく感じですね。
しかし完全に勇者だと思われてしまい、魔族側からの暗殺者が現れました。
マサルさんは毒系に耐性がないので、殺される一歩手前まで行きます。
ですがとあるキャラが身を挺して、マサルさんを守りました。
けれども当然、そのキャラは死亡してしまいます。
するとマサルさんが、その人物を助けるために禁呪に手を出してしまいました。
それには、大きな代償があるみたいです。(^-^;
私なら、しばらく立ち直れませんね。
また魔王にマサルさんが勇者だと知られてしまい、お決まりの勧誘をします。
いわゆる、世界の半分をやるから味方につけという感じですね。
まあ当然、マサルさんは断ります。
しかしこれで、魔王がいることもマサルさんは知ってしまいました。
今後、魔族との大戦が起きそうですね。
またマサルさんは仲間たちに、この世界が二十年後に滅亡することを話しました。
これで物語も、大きく動きましたね。
滅亡は当分先ですが、もしかしたら物語としては後半戦かもしれません。
それくらい、重要なキーワードですよね。
あと今巻の最後は、非常に気になる終わり方でした。
帝国、やってしまいましたね。(^-^;
次巻の発売が楽しみです。
ですが前巻の発売が1年半くらい前なので、次の13巻の発売もそれくらいかかるのでしょうか?
web版のストックはあるみたいなので、今年中に発売されることを願います。
そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
とうとう二十年後に世界滅亡することが仲間に告げられる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた 12
- 著者:桂かすが
- イラスト:さめだ小判
- 発売日:2024年2月24日
- 定価:1,430円(本体1,300円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:MFブックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた(1) (MFブックス)
- ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた(2) (MFブックス)
- ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた (3) (MFブックス)
- ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた 1 (ヴァルキリーコミックス)
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