【レビュー】ナイツ&マジック 1【感想】

1.『あらすじ』

極度の「メカオタク」だった一人の日本人が、異世界で『エルネスティ・エチェバルリア(エル)』として転生した。その生まれ変わった世界に存在する巨大な人型兵器「幻晶騎士」と出会ったエル。彼は狂喜乱舞しながら、その操縦者となるべく行動を開始する。この世界での幼馴染を巻き込みつつ、メカオタクとして思う存分本物のロボットを操る! 小説投稿サイト「小説家になろう」で大人気のロボットファンタジーがついに書籍化。

引用:ヒーロー文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 前世ではプラモデル好きのメカオタクだった主人公、エルネスティ・エチェバルリア。

 通称エルは、母に連れられて、父が教官をしているライヒアラ騎操士学園に来ていた。

 そこには、金属骨格と結晶質の筋肉を持ち、魔力を動力として動く10m級の巨大騎士、幻晶騎士シルエットナイトが訓練をしている。

 思わず目の前の光景に魅了されたエルは、前世がメカオタクだった事もあり、シルエットナイトに乗るために騎操士ナイトランナーを目指すことにした。

 それから数年後、五歳になったエルは、騎操士ナイトランナーになるために魔法を学び始める。

 魔法はの構造はどうやらプログラミングと似ており、前世の職であったプログラマーの技術が発揮された。

 本来なら難しい魔法もエルは難なく発動させ、改造まで施す。

 この時エルは、自身の行ったことの凄さを理解していなかったのである。

 更に数年後には、とある事をきっかけにして、双子の男の子と女の子であるアーキッドとアデルトルートに出会う。

 またドワーフのバトソンとも友好を深め、エルは銃剣を模した銃杖を手に入れた。

 それから成長して学園に入学してから暫く経った頃、エルは魔獣が襲来する事件に巻き込まれてしまう……という流れになっています。

2-2.『感想』

 巨大ロボット、ロマンですよね。

 エル君が転生した世界は、魔法が使え、二足歩行の巨大ロボットである幻晶騎士シルエットナイトが戦うファンタジー世界です。

 幻晶騎士シルエットナイトに乗るために、エル君は騎操士ナイトランナーを目指します。(序盤は騎操士ナイトランナーではなく騎士を目指してました)

 魔法が得意なエル君は、学園で魔法の授業を免除されて、幻晶騎士シルエットナイトの構造についての授業にのめり込みます。

 そして後半では、実際に幻晶騎士シルエットナイトに乗って魔獣と戦うことになりました。

 エル君が歓喜しながら幻晶騎士シルエットナイトを操縦するシーンは、今書一番の見どころです。

 それはそうと、エル君は中性的でとても可愛らしいですね。

 男の娘とショタの良いとこ取りをしたようなイラストが素晴らしいです。

 特に短パンとブーツ? の隙間にある絶対領域が何とも言えないですね。扉が開きそうです。

 冗談はさておき、ヒロインのアディも可愛く、エル君との恋の行方も気になりました。

 また今後、エル君がどんな幻晶騎士シルエットナイトを作り上げて操縦するのか、とても楽しみです。

 魔法と巨大ロボが出てくる転生ファンタジーに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:ナイツ&マジック 1
  • 著者:天酒之瓢
  • イラスト: 黒銀
  • 初版発行:2013/01/30
  • 定価:本体580円+税
  • 発行:主婦の友社
  • レーベル:ヒーロー文庫

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • ナイツ&マジック 11 (ヒーロー文庫)
  • ナイツ&マジック 1 (ヤングガンガンコミックス)

 


 

【著者:天酒之瓢の別作品】

  • 魔法使いのおしごと 1 (ガルドコミックス)
  • ジャンキージャンクガンズ~鉄想機譚~ (カドカワBOOKS)

 


レビューに戻る▶

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA