1.『あらすじ』
新装備を手にしたアキラが、クズスハラ街遺跡の奥部を目指す!
★☆★TVアニメ化決定!!★☆★
都市間輸送車両の護衛依頼を終えクガマヤマ都市に帰還したアキラ。
奥部攻略のため続々と高ランクハンター達が訪れたことで、クズスハラ街遺跡を取り巻く状況は過熱していく。
そんな中、アキラはキャロルから意味深な誘いを受けるが……?
新装備を手にしたアキラが、ついにクズスハラ街遺跡の奥部を目指す!
読者を熱狂させる大人気SFバトルアクション、書籍版オリジナル展開で贈る待望の新エピソード!引用:電撃文庫
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
都市間輸送車両の護衛依頼を終えたアキラは、後日イナベに呼び出される。
どうやら都市間輸送車両の護衛依頼の件で、坂下重工に借りを作ることができたらしい。
それによってアキラは、坂下重工から報酬を得られることになる。
イナベに何か望みがあるかと聞かれたアキラは、より強い武器を手に入れるため金銭とハンターランクの上昇を望むのであった。
なおこの時点でアキラのハンターランクは55に上昇しており、そこから更に上がることになる。
またアキラの担当であるヒカルは今回の件で命の危険を覚え、どうにかしてアキラの担当から逃れようとし始めた。
だがクセが強く制御が難しいアキラの担当を代われる者など、そう簡単には見つからない。
なのでヒカルは、キバヤシに助けを求めるのであった。
変わって別の場所でとある情報を手にしたキャロルが、アキラに護衛依頼を申し込む。
それによって、キャロルと同じ部屋で暮らすことになるアキラ。
当然様々な誘惑を受けるが、アキラの反応は薄いままである。
それから特に現状目的が無いがないアキラに変わりに、キャロルの提案でクズスハラ街遺跡の奥部を目指すことになった。
最初こそ問題なく探索は進んでいくが、次第に状況が変わっていく。
アキラたちはひょんなことから、危険極まりない第3奥部に足を踏み入れてしまうのであった。
果たしてアキラたちは、無事に第3奥部から生還することができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻ではアキラ君のハンターランクが大幅上昇するのと、キャロルさんの護衛をすることになる展開でした。
前巻の活躍によって、坂下重工に借りを作ったアキラ君。
その報酬によって、大幅にハンターランクが上昇します。
またキャロルさんの護衛依頼を受けたことで、四六時中近くにいることになりました。
どうやらキャロルさんは、身の危険を感じるような情報を手に入れてしまったようです。
なので信用できて強いアキラ君に、護衛の依頼をしたわけですね。
ちなみに報酬の一部には、依頼中キャロルさんの体を好きにしていいという内容も含まれていました。
通常なら報酬で渡される金銭以上の価値があるそうですが、アキラ君はそれを断ります。
そもそも、キャロルさんを性的に見ていませんね。
加えて護衛中は同じ部屋で暮らすのですが、なんと入浴も一緒でした。
キャロルさんの裸を前にしても、相変らずアキラ君の反応は鈍いです。
まあ、アルファさんの裸を日々見ているので、耐性はできていますよね。
それと今巻では、前巻から登場した新キャラクターたちとの関りも深くなっていきます。
坂下重工から脱走したシロウ君や、高ランクハンターチームのドラゴンリバーなどですね。
もちろん既存のキャラクターであるトガミ君や、レイナちゃんも今巻で活躍します。
そういえば今巻でも、カツヤ君とユミナちゃんの死に触れました。
トガミ君やレイナちゃんからすれば、複雑な問題なので仕方がありません。
私も思い出すと、何故かぽっかりと穴が開いた気持ちになります。
個人的にあのシーンまでは、絶対にカツヤ君は死なないと私も思っていました。
それを考えると、あのシーンは今でも凄いと思います。
重要なキャラの殺し方としては、大変勉強になりました。
あ、今巻の話から大きく脱線しましたね。(^-^;
そんな感じで新たな展開を迎えるリビルドワールドですが、最後に大きな問題が発生しました。
おそらく今巻の出来事が生易しいと感じるほどに、次巻が過酷になるのは間違いないですね。
あと、リビルドワールドのアニメ化が決定しました!
おめでとうございます!
これは正直、とても嬉しいです。
リビルドワールドは大変良く作り込まれた作品なので、いつかアニメ化すると思ってました。
アニメ化したら、ますます人気になることは間違いないですね。
また次の8巻下巻の発売は2024年とのことなので、アニメと合わせて待ち遠しいです。
キャロルさんの護衛で一緒に暮らしつつ危険な第3奥部に足を踏み込む今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:リビルドワールドVIII〈上〉 第3奥部
- 著者:ナフセ
- イラスト:吟
- 世界観イラスト:わいっしゅ
- メカニックデザイン:cell
- 発売日:2023年7月14日
- 定価:1,485円(本体1,350円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:電撃の新文芸
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- リビルドワールドI〈上〉 誘う亡霊 (電撃の新文芸)
- リビルドワールドI〈下〉 無理無茶無謀 (電撃の新文芸)
- リビルドワールド 1 (電撃コミックスNEXT)
コメントを残す