【レビュー】一ノ瀬家の大罪 4【感想】

1.『あらすじ』

4年間の昏睡状態から目覚めた翼。不自然なほど明るく迎えてくれた両親に対し、詩織は翼に対しての嫌悪感を隠そうともしなかった。その後も記憶喪失で目覚める夢を見続ける翼だったが何者かから「夢ヲ詮索スルナ」という警告が!?

引用:集英社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 四年の昏睡状態から目覚めたつばさに、両親は温かく迎えてくれる。

 しかし妹の詩織しおりは、翼に対して険悪な雰囲気を隠そうともしなかった。

 どうやらこの四年間で、様々な出来事があったようである。

 また急に明るくなった両親にも、不気味さを感じているとのこと。

 そうした会話の最中に、翼はふと夢の世界の出来事を口にしてしまう。

 本来ならば夢と現実は違うはずだが、詩織は翼の言葉に驚きを隠せない。

 なぜそのことを知っているのかと、困惑をあらわにするのであった。

 そして日々が過ぎていく中で、翼の部屋に毎日『夢ヲ詮索スルナ』という警告文が送られてくる。

 加えてこれまで謎の人物であった、颯太そうたの秘密も明らかになっていく。

 果たして翼は、全ての謎を解き明かすことができるのであろうか。

2-2.『感想』

 今巻は四年の昏睡状態から目覚めた翼君が、これまで謎の人物だった颯太さんの秘密を知っていく展開になっています。

 夢の世界から目覚めた翼君でしたが、現実世界にも多くの謎が隠されていました。

 また夢の世界と現実世界双方そうほうに、何かつながりもあるみたいです。

 加えて家族の誰かが秘密を握っているのか、『夢ヲ詮索スルナ』と警告文も届きました。

 そして夢の世界でも謎の人物とされてきた、颯太そうたさんの秘密も明らかになります。

 颯太さんにまさか、このような謎が残されていたとは驚きですね。

 いや、タイトルを考えると逆に納得です。

 それと後半に進むにつれて、どんどん内容が混沌こんとんとしていきますね。

 ここが現実なのか、それとも夢なのか、分からなくなります。

 これが現実なら、あまりにも酷ですね。(^-^;

 心の中に何か重いものがのしかかってくるような、そんな気持ちになります。

 それと最後は意外な展開になり、今巻で唯一平和な感じでしょうか。

 いや、ここもある意味闇が深いですね。

 これは果たして、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか?

 現状を考えると、少し難しいかもしれませんね。(^-^;

 せめてベターエンドを迎えてほしいです。

 内容も難解になってきたので、先が読めません。

 なのでもしかしたら、逆にハッピーエンドもあるのかな?

 そんな次巻では、より真実に近づけるかもしれません。

 けれども、何が起きるか分からないのがこの作品です。

 最後まで引き続き、読んでみる必要がありますね。

 昏睡から目覚めて新たな真実を知っていく今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:一ノ瀬家の大罪 4
  • 著者:タイザン5
  • 発売日:2023年10月4日
  • 定価:528円(税込)
  • 発行:集英社
  • レーベル:ジャンプコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 一ノ瀬家の大罪 1 (ジャンプコミックス)

  • 一ノ瀬家の大罪 2 (ジャンプコミックス)

  • 一ノ瀬家の大罪 3 (ジャンプコミックス)

 


 

【著者:タイザン5の別作品】

  • タコピーの原罪 上 (ジャンプコミックス)

  • タコピーの原罪 下 (ジャンプコミックス)

 


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