【レビュー】一ノ瀬家の大罪 3【感想】

1.『あらすじ』

耕三によって明かされた、自分たちは2000回もループを繰り返しているという衝撃の事実…。翼は偽の翔に何が起きているのかを問い質す。事故の秘密を知れば全てがわかると伝えられた翼たちは手がかりとなりそうなアルバムを見つけて──!?

引用:集英社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 この世界で、およそ2000回ループしていることに気が付いた翼たち。

 そこで偽の父親から事故の秘密を知れば、全てが分かると教えられる。

 翼たちはその秘密を解明するため、家の中から手掛かりを探すことにした。

 といっても家にはゴミが多いこともあり、大掃除を始める。

 そして一冊のアルバムを見つけた翼たちは、その中にある写真からヒントを探すのであった。

 写真に写っている場所に行くと、翼の記憶が一部蘇っていく。

 真実に近づいた翼であったが、そこでなんと偽の父親が衝撃の事実を語る。

 それはこれまでの出来事が全てひっくり返るほどの衝撃であり、翼たちの行動の指針になっていく。

 だが真実が解き明かされる中で、翼は祖父母の秘密を知ることになる。

 また後半では、更なる衝撃の結果が待ち受けていた。

 果たして翼は、この世界の謎を解明することができるのであろうか。

2-2.『感想』

 今巻は2000回ループしていることを知った翼君たちが、その秘密を解き明かすために奔走するストーリーになっています。

 偽の父親からヒントを得て手掛かりを探すために大掃除したところ、一冊のアルバムを見つけました。

 そこには風景の写真がいくつか収められており、実際にその場所に行くことになります。

 すると翼君の失われていた記憶が一部蘇り、真相へと近づきました。

 これが切っ掛けなのかもしれませんが、なんと偽の父親からさらっと重大な事実を教えられます。

 この内容には、読んでいて大変驚きました。

 今までの出来事が全て崩壊していくような、そんな気持ちになります。

 けれどもやってきたことには意味があり、〇〇で影響を与えていますね。

 今巻はネタバレすると不味い部分が多く、あまり多くは語れません。

 ただ展開を予想するのは非常に困難であり、これまでも予想を大きく外しました。

 もしかしたら……と不安な気持ちになりますが、果たしてどうなるのでしょうか。

 どちらが本物で、どちらが本当なのか、もはや分かりませんね。

 この作品は少々難解で突拍子もなく不安をかき立てられるので、おそらく人を選ぶ作品でしょう。

 しかしこの作品は、不思議と続きが気になる魅力があります。

 作者様の世界観が、強く伝わってきますね。

 私はこの作品の最後がとても気になるので、引き続き読んでいこうと思います。

 次の四巻では、おそらく新展開を迎えるので実に楽しみですね。

 何はともあれ、翼君の幸福を願っています。

 一冊のアルバムから真実の欠片を手に入れた翼君が衝撃の事実を知らされる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:一ノ瀬家の大罪 3 
  • 著者:タイザン5
  • 発売日:2023年8月4日
  • 定価:528円(税込)
  • 発行:集英社
  • レーベル:ジャンプコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 一ノ瀬家の大罪 1 (ジャンプコミックス)

  • 一ノ瀬家の大罪 2 (ジャンプコミックス)

 


 

【著者:タイザン5の別作品】

  • タコピーの原罪 上 (ジャンプコミックス)

  • タコピーの原罪 下 (ジャンプコミックス)

 


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