【レビュー】彼岸島 48日後…(43)【感想】

1.『あらすじ』

 第四の”雅の息子”が「宮本篤」だということを知った明。

 本当の兄貴かどうかを確かめるべく、一行は宮本篤の本拠地へ向かう。

 そこは三つの勢力が支配する、吸血鬼最大の賭博街だった‥‥!!

引用:講談社コミックプラス

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 あきらの兄あつしを名乗る者が、みやびの息子とだと判明した。

 それが事実なのか確かめるため、篤の集落へと向かう。

 場所は日本橋にあり、高速道路の両端を鉄板でふさがれた集落は、内部は暗く川が流れている。

 その集落では、吸血鬼たちが賭博とばくに明け暮れているようだった。

 また三つの派閥が形成されており、それぞれに鍵が託されているようである。

 鍵を三つ手に入れることで、篤に会うことができるらしい。

 なので明たちは、さっそく大胆にも動き始める。

 だが川から鬼が出現したことにより、撤退を余儀なくされてしまう。

 そうしてなんとな撤退できた明たちだったが、なんとユカポンとネズミが取り残されてしまった。

 加えて集落までの道も、閉じられてしまう。

 残されたユカポンとネズミは、吸血鬼だらけの場所で生き残るために息をひそめる。

 するとそこで出会った子供の吸血鬼に助けられるのだが、そう運の良いことは続かないようで……?

 果たしてユカポンとネズミは、この集落から生きて出られることができるのであろうか。 

2-2.『感想』

 今巻は明さんの兄篤さんを名乗る雅の息子と会うために、本拠地の集落に潜り込む展開です。

 雅第四の息子が、死んだはずの篤さんという情報を得た明さん。

 日本橋に集落があるようなので、潜入します。

 そこでは多くの吸血鬼たちが住んでおり、賭博が盛んに行われているようでした。

 また篤さんに会うには、その集落の三派閥から鍵を得る必要があるみたいですね。

 なので今更コソコソするよりも、実力行使でさっそく手に入れようとしました。

 明さんの力なら、今更吸血鬼や普通の鬼程度、訳ないですからね。

 しかしタイミングと場所が悪く、撤退を余儀なくされてしまいます。

 また運の悪いことに、ユカポンとネズミが集落に取り残されてしまいました。

 加えて明さんが再び潜入するには、二日ほどかかってしまうみたいです。

 ユカポンとネズミは、正に絶体絶命の窮地きゅうちおちいりました。

 最初は運よく進んでいくのですが、やはり限界がありますね。

 次巻では、ユカポンとネズミが大変なことになりそうです。

 果たして明さんの助けは、間に合うのでしょうか。

 何気にネズミは悪運が強いでの、生き残る気はしますね。

 今思うと、ネズミは登場時にあっさり死ぬと思っていました。

 ですが四十三巻の今でも、生き残っています。

 ここまで来たら、最後まで生き残ってほしいですね。

 そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。

 明さんの兄を名乗る雅の息子に会うために本拠地に向かう今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:彼岸島 48日後…(43)
  • 著者:松本光司
  • 発売日:2024年3月6日
  • 定価:759円(本体690円)
  • 発行:講談社
  • レーベル:ヤングマガジンコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 彼岸島(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 彼岸島 最後の47日間(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 彼岸島 48日後…(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 彼岸島 兄貴編 (ヤンマガKCスペシャル)

  • 彼、岸島(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 


レビューに戻る▶

ブックマーク
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA