1.『あらすじ』
乗っ取られたくくり&「迷い家」創設者・ミウラヒとの激闘を繰り広げるかずや&たうなで。勝負が決した場所に立つ、謎の女性の正体とは? 感動の再会も束の間、近付く現世帰還のタイムリミット。混乱の中で、魂を完全に消滅させる剣の餌食となったのは…!? さらには、かずやが運命に翻弄されるようになった原因も明らかに!! 黄泉の国からの脱出を目指す第31巻!!
引用:双葉社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
黄泉の国にてくくり&ミウラヒ相手に、激戦を繰り広げるかずや&たうなで。
戦いは熾烈を極めて窮地に陥ったが、とある存在から突如として助言を受けたことで状況が一変する。
かずやとたうなでが戦いを楽しみ始めたことにより、形勢が逆転するのであった。
だがこの激戦の裏で、かずやたちの存在に気が付く者が現れてしまう。
かずやたちを打ち取るために、動き出してしまった。
更に悪いことは続き、この黄泉大殯宮の時間の流れはなんと通常の20倍ということを知ってしまう。
またくくりを操っていたうろ姫まで現れて、かずやたちに襲い掛かってくるのであった。
加えてたうなでの正体もあらわになり、かずやたちは感動の再会を果たす。
しかし後は脱出を残すだけの時に限って、かずやたちはとある者たちによって行く手を阻まれるのであった。
果たしてかずやたちは、この黄泉の国から無事に脱出することはできるのであろうか。
2-2.『感想』
この31巻では操られていたくくりちゃんとの最終バトルと、たゆなでちゃんの正体が判明する展開になっています。
台詞のほぼ無い戦闘シーンの描写はかなり緻密であり、その迫力が伝わってきました。
長く続いた黄泉の国編も、最終局面ですね。
そしてたゆなでちゃんの正体も判明しますが、やはりあの人でした。
これまでそれっぽい伏線や、見た目のこともあって気が付いていた人はいると思います。
私も常々、そうではないかと考えていました。
実際かずや君たちは、感動の再開を果たします。
ですがそれも束の間に、物語は急展開を迎えてしまいました。
これはネタバレすると不味いので、実際に見てもらった方がいいですね。
そしてくくりちゃんを操っていたうろ姫ですが、彼女にも正体がありました。
これもつぐももの物語に大きくかかわっているので、こちらも読んで確認してもらった方がいいでしょう。
今巻で物語の秘密が、かなり明らかになりましたね。
それと黄泉の国編はもうすぐ終わるそうですが、その次でつぐももは最終章でしょうか。
あとがきで、それっぽいことが書いてありました。
そう考えると早くて40巻以内、遅くて50巻以内で完結かもしれませんね。
終わりが見えてくると少し悲しい感じがしますが、こればかりは仕方がありません。
あとは気になる方も多いと思いますが、今巻でもバッチリエロ回がありました。
毎回『※はいっていません』という吹き出しには、笑ってしまいます。
どうやら本当に入っていないようでして、台詞からかずや君がまだ清い体ということが言及されていますね。
逆にここまでやって清い体というのは、ある意味凄いです。(笑)
風呂場での複数人プレイと、桐葉さんとの一対一は凄かったですね。
また黄泉の国編が終わった後に一度エロ回を入れるそうなので、そちらもヤバそうです。
やはり毎回思うのですが、巻を増すごとに過激になっていますよね。(笑)
果たしてこれは、今後どこまで過激になっていくのでしょうか。
次巻以降も見逃せませんね。
くくりちゃんとの最終バトルとたゆなでちゃんの正体が判明する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:つぐもも(31)
- 著者:浜田よしかづ
- 発売日:2023年7月12日
- 定価:704円 (本体640円)
- 発行:双葉社
- レーベル:アクションコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- つぐもも (1) (アクションコミックス)
- つぐもも 2 (アクションコミックス)
- つぐもも 3 (アクションコミックス)
- つぐももフルカラーコミック つぐもも桃 (アクションコミックス)
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