1.『あらすじ』
夏休みのひと悶着も解決し、いよいよ新学期。文化祭も控えるなか、唯李の黒歴史のような過去を知る「萌絵」が転校してきて――。漫才のような会話劇が面白いネット発ラブコメ、思いが絡まる第四弾!
引用:双葉社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
夏休みが終わり新学期が始まると、クラスに転校生がやって来る。
名前は藤橋萌絵という美少女であり、人当たりが良かった。
しかしそん中、唯季は萌絵を見て驚愕してしまう。
何故ならば、唯季と萌絵は同じ小学校に通っていたからである。
つまり自身の過去を知る萌絵を警戒したことに加えて、何やら因縁があるようだった。
対する萌絵も唯季の存在に気が付き、絡み始める。
そして実は萌絵も、隣の席キラーと呼ばれていたことが判明した。
更にひょんなことから、どちらが本物の隣の席キラーか勝負することになってしまう。
また学園祭が近いこともあり、それぞれメイド服を着て販売数を競うことに。
唯季はたこ焼きの屋台をすることになり、萌えはエモエモジュースを売り始める。
果たして学園祭で勝利して、本物の隣の席キラーに輝くのはどちらであろうか。
2-2.『感想』
今巻では美少女転校生がやって来るのと、学園祭で売り上げを競う展開になっています。
夏休みが終わり、新学期早々転校生の萌絵ちゃんがやってきました。
なにやら唯季ちゃんと既知であるらしく、早々に絡み始めます。
更には萌絵ちゃんも、隣の席キラーと呼ばれていたらしいですね。
結果的に勝負することになりましたが、萌絵ちゃんにも暗い過去があるようでした。
なので単なる勝負ではなく、物語は意外な方向へと向かっていきます。
また萌絵ちゃんは美少女なので、男子生徒たちは大いに盛り上がりました。
それによって、エモエモ教なる集団が発足します。
しかも雰囲気が、隣の席キラー時の唯季ちゃんと似ていました。
これはある意味、強力なライバルが現れましたね。
今巻は比較的に恋愛要素は少なめで、唯季ちゃんと萌絵ちゃんの関係がメインです。
悠己君は少々影が薄かった巻でした。(笑)
あとは唯季ちゃんの友人キャラで、これまで物語にあまり絡まなかった小牧くるみちゃんが本格登場しましたね。
委員長キャラで、真面目系ツンデレな雰囲気です。
サブヒロインではありませんが、良い味を出していました。
お助けキャラといった感じですね。
それはそうと、次の5巻の発売時期に驚きました。
なんと発売日が、2024年6月30日です。
はい、一年近く先ですね。
いったい何故、ここまで間が空いているのでしょうか? とても気になります。
少し調べましたが、あまり情報がありません。
推測になりますが、原作のストックが少ない可能性があります。
現在でもweb版の更新はしているようなので、エタってはいないようですね。
ストックができた後に書籍版作業やなんやらで、発売時期が来年になっているのかもしれません。
予約自体は今からでもできるので、来年の発売日が楽しみですね。
私はあえてweb版を読まずに、書籍版を待つことにします。
唯季ちゃんと悠己君が果たして結ばれるのか、今後も目が離せませんね。
引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
美少女転校生と隣の席キラーの座をかけて学園祭で勝負する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(4)
- 著者:荒三水
- イラスト:さばみぞれ
- 発売日:2021年6月30日
- 定価:770円 (本体700円)
- 発行:双葉社
- レーベル:モンスター文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(1) (モンスター文庫)
- 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(2) (モンスター文庫)
- 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(3) (モンスター文庫)
- 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(1) (モンスターコミックス)
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