【レビュー】底辺おっさん、チート覚醒で異世界楽々ライフ 1【感想】

1.『あらすじ』

 異世界で不自由なく、冒険者らしく暮らしたい!

 ぱっとしない人生を歩んできた底辺サラリーマンの男は、仕事帰りに事故で命を落としてしまう。そして目が覚めると、彼はアキオーンという名のアラサー冒険者になっていた。

 そんな彼が持っていたスキルは【ゲーム】。効果はコントローラーを召喚し、空中に映像を映してゲームを遊ぶことができるというだけ。

 異世界に来てまでその日暮らしの冒険者生活をしながら、空いた時間にゲームをするようなつまらない日々にがっかりするアキオーンだったが、やがて【ゲーム】の真の力を知り――!?

 さらに、自らを大侯爵と名乗る不思議な力を持つ女性も現れて……。
 これは不自由のない冒険者らしい生活を夢見るおっさんの、異世界チート逆転劇!!

 第8回カクヨムWeb小説コンテスト「異世界ファンタジー部門」大賞受賞作。

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 ある日事故で転生した主人公は、三十代であるアキオーンという冒険者になっていた。

 加えてアキオーンの記憶から、日々薬草採取などをしてうだつの上がらない生活を送っていたようである。

 ただアキオーンは、”ゲーム”という特殊なスキルを所持していた。

 ちなみにゲームは村開発と、錬金術系クラフトゲームを足したような内容である。

 これまではただの暇つぶしだと思われていたゲームだが、実は隠れた能力があった。

 それはゲーム内の物品を、現実世界に取り出すことができたのである。

 アキオーンはゲーム内の物品を異世界で売り、生活を向上させていく。

 またある日三百年前にいた祖王リョウの三女、ファウマーリと出会う。

 ゲーム内から取り出した日本食を対価に、黄金のサクランボを貰った。

 それをゲーム内で増やして食べたところ、能力値や新たなスキルを獲得する。

 これによりアキオーンは、過去の夢だった冒険者としての活躍を再び目指すのであった。

 果たしてアキオーンは、今後どのような活躍をするのであろうか。

2-2.『感想』

 この小説は異世界でおっさんに転生したアキオーンさんが、ゲームという特殊なスキルを利用して成り上がっていく物語です。

 ゲーム内の物品を手に入れることができるようになり、転売で楽々稼げるようになりました。

 また黄金のサクランボを毎日食べて、化け物じみた力を手に入れていきます。

 スキルもデイウォーカーという能力で吸血して、敵から手に入れていきました。

 最初はうだつの上がらないおっさんですが、後半では”要塞”という二つ名まで手に入れます。

 力・富・名誉を手に入れて、アキオーンさんは成り上がりました。

 次巻からはこの力を使って何を成していくのか、ある意味楽しみですね。

 ちなみに今巻ではヒロイン候補は出ますが、ヒロインは今のところいません。

 これも次の二巻で、決まると思います。

 それとアキオーンさんの”ゲーム”というスキルですが、日本食を出したり、鎧やポーションも作れるようですね。

 他にも果物の栽培などもできるようでして、ある意味もう一つの世界という感じです。

 今後このゲームの能力も、どのように成長していくのか気になるところですね。

 ちなみにゲームはクエストみたいなのを熟すことで、施設などを拡張できるみたいです。

 今巻でも、それによってダンジョンに挑むことになりました。

 当然ダンジョンでは、アキオーンさんが無双する感じですね。

 主人公一人で坦々と強くなっていくのは、個人的に好きです。

 もちろん、ヒロインが増えるのも歓迎ですが。

 能力値やスキルもどんどん増えていくので、いずれ誰にも手が付けられない存在になりそうですね。(笑)

 そういう訳で、引き続きこの作品を読んでいこうと思います。

 異世界で底辺おっさんだったアキオーンさんがゲームのスキルで成り上がる展開に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:底辺おっさん、チート覚醒で異世界楽々ライフ 1
  • 著者:ぎあまん
  • イラスト:吉武
  • 発売日:2023年12月25日
  • 定価:1,430円 (本体1,300円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MFブックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

【著者:ぎあまんの別作品】

  • 庶民勇者は廃棄されました 1 (オーバーラップ文庫)

 


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