【レビュー】湘南らーめんガール 1【感想】

1.『あらすじ』

信州・松本の中学を卒業したヒトミは、高校からは憧れの湘南に引っ越し、藤沢の高校に通うことに。引っ越し早々迷子になったヒトミだが、地元のJK・ホーコに助けられる。お腹を減らしたヒトミをホーコはらーめん屋さんに誘い…。彼女らの湘南の美味なるらーめんを巡る日々が始まった!

引用:秋田書店

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 中学の卒業を機に古座仁美こざひとみは新しい高校に通うため、信州の松本から湘南へと引っ越してきた。

 仁美は湘南に対して強い憧れを持っていたので、やって来て早々海を見るために歩き始める。

 だが運悪くも仁美は道に迷ってしまい、自分がどこにいるのかも分からなくなってしまった。

 しかしそんな時、偶然にも同年代の少女が仁美の前を横切る。

 仁美は目と目が合ったことを理由にして、その少女に助けを求めるのであった。

 これが後に、長久手螢子ながくてほうこと名乗る少女と仁美の出会いである。

 仁美は迷子になっていたこともあり、せっかくなので螢子についていくことにした。

 そして二人は寒川神社に立ち寄り、続いて茅ケ崎で営業しているラーメン店へとやってくる。

 仁美はそこで茅ケ崎市民のソウルフード、肉そばを食べてさっそくファンになってしまうのであった。

 肉そばを食べた後には念願の海にも足を運び、そこでお互いに改めて名前を名乗ったことで二人は友人になる。

 螢子との出会いは偶然出会ったが、これを切っ掛けにして二人の湘南観光とラーメン店巡りが始まるのであった。

 更に仁美が入学した高校には運命的にも、螢子も入学していたようである。

 加えてもう一人鎌倉育ちの少女、畝美衣奈うねみいなも仲間に加わって賑やかになっていく。

 三人は果たして今後、湘南にあるどのような観光名所やラーメン店に足を運ぶのであろうか。

2-2.『感想』

 この漫画は女子高生たちが湘南観光をしつつ、様々なラーメン店へと足を運んでいくストーリーになっています。

 観光地はもちろんのこと実際に存在しているラーメン店が描かれているので、とてもリアリティがありますね。

 また湘南エリアの電車や駅なども出てくるので、行ったことがある人なら漫画に出てくる場所に見覚えがありそうです。

 私も江の島には何度か行ったことがあるので、そのときのことを思い出しながら読ませていただきました。

 他にも寒川神社や白幡神社、鶴岡八幡宮など湘南で知名度の高い神社も登場します。

 少女たちの会話から知ることができた神社の成り立ちについてなどは、私も大変勉強になりました。

 この漫画一冊で、湘南を観光した気分になりますね。

 それはそうと説明が遅れましたが、この漫画で一番重要なシーンはタイトル通りラーメンです。

 少女たちが立ち寄るお店には、美味しそうなラーメンが毎回出てきました。

 その中でも特に私が気になったのは、ずばりサンマーメンですね。

 最初に聞いたときは、秋刀魚サンマが入っているラーメンのことかと思いました。

 しかし読んでみれば実際には違いまして、野菜餡掛けが乗った横浜発祥のラーメンのようですね。

 漫画に描かれていたサンマーメンはとても美味しそうだったので、今度機会があれば私も食べてみようと思います。

 加えて登場する少女たちも可愛らしく、特に螢子ちゃんが毎回口にする『したっけラーメンじゃん』が良い味を出していました。

 それと少女たちがラーメンを美味しそうに食べている光景は、見ていて和みますね。

 この漫画を読んでいたら私も無性にラーメンが食べたくなったので、明日はさっそく近場のラーメン店に行ってこようと思います。

 今後少女たちがどのような観光地巡りやラーメン店に立ち寄るのか、次巻以降も目が離せませんね。

 女子高生が湘南観光をしつつ様々なラーメン店へと足を運ぶ物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:湘南らーめんガール 1
  • 著者:森永まさと
  • 発売日:2022年7月20日
  • 定価:693円 (10%税込)
  • 発行:秋田書店
  • レーベル:チャンピオンREDコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 湘南らーめんガール 2 (チャンピオンREDコミックス)

 


レビューに戻る▶

ブックマーク
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA