1.『あらすじ』
超B級で超最高!新感覚サメゾンビマンガ!
B級作品の定番、サメとゾンビが融合した史上初の超B級マンガ、それがサメゾン!!
サメゾンビがはびこる終末日本を、なんでも屋の少年と道に迷った少女が旅するボーイミーツガールロードムービー!日本各地固有の誰も見たことがない数々のサメゾンビは必見!
引用:小学館
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
三年前のある日、突然変異したサメが人に噛みつく事件が発生した。
一見単なる事件に思えるが、予想外の事態が起きてしまう。
それは、噛みつかれた人間がサメゾンビとなり、人を襲い始めたのだ。
更に、サメゾンビに噛まれた人間もサメゾンビとなってしまい、その連鎖は爆発的に続く。
そして、日本はサメゾンビの手によって滅亡してしまった。
しかし、すべての人間がサメゾンビになってしまったのではない。
滅亡から921日後、沖縄に何でも屋を営む、一人の少年がいた。
名前をカルビといい、肉を貰えれば何でもやる少年だ。
そこに、母に置いていかれて取り残された少女、リンが現れる。
リンは北海道に行きたいらしく、何でも屋であるカルビに依頼をした。
沖縄から大雑把に北海道まで約3,000キロ。
二人はの大冒険が、今始まる。
サメゾンビが蔓延る世界で、無事に二人は北海道に辿り着くことができるのだろうか。
2-2.『感想』
サメゾンビというB級ホラーに出てきそうなゾンビが、この漫画には登場します。
頭はサメ、身体は人間です。
サメゾンビは恐ろしい存在ですが、この漫画はホラーコメディなので、怖さよりも笑いの要素の方が大きいですね。
主人公カルビ君は、何でも屋で肉を貰えれば何でもやります。
そして、これまで肉を貰うために何でもやっていたら、超人化してしまったカルビ君。
サメゾンビも簡単に倒してしまいます。
しかし、中には特殊なサメゾンビもいるので、苦戦することもあるようですね。
またこの世界には、ちょっと変わった生存者たちもいるので、安心はできません。
世紀末に出てきそうなモヒカン男や、サメゾンビハンターを名乗る存在がいます。
そういった人物と出会う度に、厄介ごとに巻き込まれていくカルビ君とリンちゃん。
超人的な強さを持つカルビ君が事態を解決していく姿は、とても読み応えがありますね。
それはそうと、タイトルと表紙でポチッたのですが、届いてから驚きました。
なんと、この漫画は『週刊コロコロコミック』で連載されているのです。
コロコロコミック。とても懐かしいです。
小学生の頃、よく読んでいました。
そう考えると、この漫画のギャグはコロコロコミックっぽいです。
なので子供向けかな? と思われるかもしれませんが、大人でも楽しめます。
逆にこういったギャグ漫画を新鮮に感じました。
一周回って勉強になります。
忘れていた気持ちを思い出したといいますか、そんな不思議な気持ちになりました。
サメゾンビの溢れる世界で冒険する物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:サメゾン サメとゾンビとなんでも屋 1
- 著者:山内コウタロウ
- 初版発行:2022年12月27日
- 定価:770円(税込)
- 発行:小学館
- レーベル:てんとう虫コミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
【著者:山内コウタロウの別作品】
- ニンジャボックス (1) (てんとう虫コミックス)
- ニンジャボックス (2) (てんとう虫コミックス)
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