1.『あらすじ』
戦闘で九死に一生を得た狭間は、教会で療養中。生活にも慣れた頃、死にかけた経験を買われて命懸け修行に同行することに!
たった3人の即席パーティで危険地帯・第三戦線の魔物を狩り続け、次々と新たなジョブやスキルを手に入れていく。
順調かに思えたが、挑発で引き付けて自爆する《爆弾小僧》、炎魔法を連発する《炎狐》など、厄介な魔物たちに苦戦を強いられ、このまま進めば、ほぼ確実に死ぬらしい!?
生き残るべく《挑発耐性》のために殺意を抑えて戦い、《炎耐性》のためなら火の熱さは極限まで我慢! 数多の奇行鍛錬で力をつけた先で、遂に最強の魔物が現れて――。
修行チートで限界突破! 型破りな努力家の成り上がりファンタジー、第2弾!
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
要請クエストの帰り道、無事に帰るかと思いきや事件が起きる。
なんと倒したはずのダブルヘッドが複数出現して、ハザマ達は捕まってしまう。
更に捕まった際にはダブルヘッドを超える、トリプルヘッドまで現れた。
まさに絶対の絶命であり、当然の如く窮地に陥ってしまう。
だがそこでハザマの身に変化が訪れて、もう一つの人格と能力が現れるのであった。
また後半では教会のフリー教会職員として、働くことになる。
加えて教会で司祭をしているイヴォンにお世話になり、とある切っ掛けからレベルアップの場所を紹介された。
場所は危険地帯である第三戦線であり、そこでハザマは再開と新たな出会いを果たす。
そして日本でも変化が生じ、病院から自宅へと移ることになった。
更に人間関係でも、問題が発生する。
ハザマは異世界で修行しつつ、日本で友人の悩みを聞くことに徹していくのだった。
果たしてハザマは異世界での修行で成長して、日本にある自身の体を治すことができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻では教会でお世話になりつつ、危険地帯で一気にレベルアップする展開です。
要請クエストの帰り道で、事件に巻き込まれながらも無事に帰還を果たすハザマ君。
街の協会でフリーの協会職員として、回復魔法や補助魔法を活かします。
またジーン君とも再開して、イヴォン司祭の息子であるクラール君と出会いました。
三人でパーティを組んで、危険地帯である第三戦線でレベル上げをします。
そこでレベルが面白いように上がり、巻末のハザマ君であれば、ダブルヘッドも余裕で倒せそうでした。
加えて後半では、ハザマ君が武道大会にも出場します。
次巻では武道大会の本選が始まり、後衛職であるハザマ君がどこまで活躍できるかですね。
それはそうと、私は一巻読破後に続きが気になってweb版を読みました。
するとweb版を見て、書籍版と大きく違う部分に驚かされます。
それが何かといいますと、カルディさんがweb版だと妻子持ちのおっさんだったという事ですね。(笑)
書籍版では年齢不詳の美女ですが、見た目が違い過ぎて驚きました。
けれども性格はそこまで違う訳ではなく、女性らしさがプラスされたくらいですね。
あとは現実世界での人間関係や、人物配置が少々違います。
本編の流れは、現状では同じですね。
今後web版と書籍版で、どのように変わっていくのか楽しみです。
個人的には、書籍版のカルディさんの方が好きですね。
やはりおっさんより美女の方が、映えます。
web版はヒロイン不足気味なので、良い変更だと思いました。
今後もweb版と書籍版どちらも引き続き、読んでいこうと思います。
教会でフリー職員として働きながら危険地帯でレベル上げをする展開に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:二拠点修行生活2〜異世界転移したと思ったら日本と往復できるらしい。異世界で最弱、日本では全身麻痺だが、魔法が無限に使えるので修行し続ける〜
- 著者:橋下悟
- イラスト:Noy
- 発売日:2023年12月9日
- 定価:1,399円(税込)
- 発行:TOブックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 二拠点修行生活〜異世界転移したと思ったら日本と往復できるらしい。異世界で最弱、日本では全身麻痺だが、魔法が無限に使えるので修行し続ける〜
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