1.『あらすじ』
奈落の底を目指し六層のさらに奥へと進む、リコとレグとナナチ、そしてファプタの4人。
そんな中リコたちは、謎の探窟家に遭遇し彼らのアジトに招かれることに。そこで待ち受けていたのは探窟隊『呪詛船団』の団長・神秘卿スラージョだった。
スラージョは、リコたちが『巫女』の一味ではないかと疑念を抱き、『試し』を課すことで信じるに値する者たちかを見極めるというが…
引用:竹書房
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
奈落の六層目で、呪詛船団を率いる神秘卿スラージョと遭遇したレグたち。
何やらスラージョたちが探している巫女の一味ではないかと、疑われてしまう。
その疑いを払拭するために、試しを行うことになった。
結果として激しい攻防の末、何とか試しを乗り切る。
そしてレグたちは第五キャンプへと、招かれるのであった。
多少の疑いはまだ残っているものの、レグたちはスラージョから様々な情報を教えてもらう。
その中には獣相という者たちについてや、深界七層についても知ることになる。
また何やら秘密を抱える双子、シェルミとメナエとも交友を深めた。
そして一時的ではあるが、レグたちは神秘卿スラージョが率いる呪詛船団と共同戦線を結ぶ。
果たしてレグたちは、深界七層『最果ての渦』に辿り着くことができるのであろうか。
2-2.『感想』
この巻では呪詛船団を率いる神秘卿スラージョさんたちと、交友を深める展開になってます。
奈落の六層目で、偶然にもスラージョさんたちと遭遇したレグ君たち。
最初はスラージョさんたちが探している巫女の一味だと、疑われてしまいます。
しかし試しというものを行ったことで、疑いが晴れました。
そしてスラージョさんたちが滞在している場所、第五キャンプに招かれます。
前半はこの試しの部分で大半が占められており、レグ君も強くなりましたが、まだまだ上には上がいますね。
中盤から後半にかけては、第五キャンプで情報交換やお風呂イベントがメインとなっていました。
特にお風呂イベントは凄かったです。
レグ君が双子のメナエ君と、シェルミちゃんの入浴を手伝いました。
そこで驚いたのは最初は泡かと思ったのですが、メナエ君の下半身がバッチリ描かれていたことですね。(笑)
また相変わらず、性別が判別しづらい容姿をしています。
ちなみにこの双子は、今巻の表紙になっている子たちですね。
何といいますか、色気のある表紙です。(笑)
加えてこの二人は乳首が合計六つあるようでして、二人とも表紙で見えていますね。
つまり片方は男の子ですが、もう一人は女の子な訳です。
通常とは違う位置にもついているので分かりづらいですが、表紙で見せるのは凄いですね。
個人的には大歓迎です! (笑)
そしてファプタちゃんがまるでペットみたいだったので、とても可愛かったですね。
今巻では台詞自体は少なかったのですが、表情やしぐさで存在感が出ていました。
もちろん、ナナチちゃんも相変わらず可愛いですね。
この作品は、いろんな意味で性癖を歪められます。(笑)
今巻では試しがあったものの、全体的にはほのぼの回と言えるでしょう。
次巻からは、また過酷な回になっていくと思われます。
それを思うと不安もありますが、やはり続きが気になりますね。
次の13巻も楽しみに待っています。
神秘卿スラージョさんたちと情報交換をしたりお風呂に入ったりする今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:メイドインアビス (12)
- 著者:つくしあきひと
- 発売日:2023年7月31日
- 定価:990円 (税込)
- 発行:竹書房
- レーベル:バンブーコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- メイドインアビス 1 (バンブーコミックス)
- メイドインアビス 2 (バンブーコミックス)
- メイドインアビス 3 (バンブーコミックス)
- メイドインアビス公式アンソロジー 度し難き探窟家たち (バンブーコミックス)
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