1.『あらすじ』
最強なのは、絶対に秘密。
なぜか家の庭に湧く『金属スライム』を退治し続けたことで手にした怪物的な力を周囲に示すこともないまま、せっかく入学できた探索者育成機関を退所処分になった青年・三鷹悠真。
それでもなお探索者の道を諦めきれない悠真は、ダンジョン企業に就職して、一流探索者を目指そうと決意するのだが――
「なぜだ!? なぜ落ちまくる? 就活、厳しすぎるだろ……」
唯一の内定をもらえたのは、超零細ダンジョン企業『D-マイナー』。
そこで悠真は探索者としての一歩を踏み出すが――
「くそ! 本当の力が出せれば、こんな敵イチコロなのに!!」
実は最強な新米探索者の力が発揮される日はくるのか……!?引用:ファンタジア文庫
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
探索者育成機関を退所して、早一ヶ月。
悠真は探索者を諦めて、秋から大学への復学を考えていた。
しかし幼馴染の楓と再会して、話す機会ができる。
それにより再び探索者への情熱を取り戻した悠真は、ダンジョン関連の企業へ就職することを決めた。
だが結果は、全て落ちてしまう。
それでも諦められない悠真は次に、条件が悪すぎて一度はスルーした企業に目が留まる。
競争率が低ければ受かるかもしれないと思った悠真は、その企業で面接を受けた。
すると思ったよりもあっさり、内定をもらう。
そうして悠真は、零細ダンジョン企業”D-マイナー”へ就職するのだった。
社長の神崎や、その娘の舞香、他唯一の社員田中と共に、働き始める。
果たして悠真は、D-マイナーでどのような活躍をするのであろうか。
2-2.『感想』
今巻は零細ダンジョン企業に就職した悠真君が、仕事に苦戦しながらも少しずつ慣れていく展開です。
一度は探索者を諦めましたが、幼馴染の楓ちゃんの将来を聞いて情熱が戻りました。
結果として零細ダンジョン企業である、D-マイナーに就職します。
そこで仕事を覚えながら、ダンジョンでマナを増やすために頑張る感じですね。
マナが増えなければ、魔法を覚えられませんので。
しかしどれだけ魔物を倒しても、悠真君のマナは一向に増えません。
なのでD-マイナーの社長である神崎さんの知り合いの学者に、悠真君のマナを調べてもらうことになりました。
詳しい結果は後日とのことですが、これは物語が大きく動きそうですね。
また後半では赤のダンジョンに強化種が現れたらしく、他の企業と協力して事に当たります。
ですが当然悠真君は戦力外であり、経験を積むために同行する感じですね。
ちなみに強化種とは、魔法石を取り込んで強くなった魔物とのことです。
そして途中一人になるのですが、そこで能力を使い変身しました。
けれどもそれを近くにいた嫌な感じな探索者に見つかり、攻撃を受けます。
更には偶然強化種にも遭遇して、戦うことになりました。
悠真君には、色々と試練がやってきますね。
それと最後では悠真君のマナの結果が判明して、驚きの数値がでました。
とてもいいとことで終わっているので、続きが非常に気になりますね。
果たして悠真君のマナの数値を知って、周囲はどのように動くのでしょうか。
これは発売が待ち遠しいです。
そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
零細ダンジョン企業に就職した悠真君が仕事を頑張る展開に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで2 ~金スラしか出ない極小ダンジョンの攻略者~
- 著者:温泉カピバラ
- イラスト:山椒魚
- 発売日:2023年9月20日
- 定価:814円(本体740円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:ファンタジア文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで ~家の庭で極小ダンジョンを見つけました~(ファンタジア文庫)
- 金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで3 ~仄暗き迷宮の支配者~ (ファンタジア文庫)
- 金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで 1 (電撃コミックスNEXT)
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