1.『あらすじ』
顔を合わせるたび煽ってくる彼女は、キスした瞬間デレ期に入る!?
ナマイキ幼馴染とのキスからはじまるラブコメディ!「それなら、試しにキスしてみる?」
高校二年生、風見一颯には生意気な幼馴染がいる。
金髪碧眼で学校一の美少女と噂される、幼馴染の神代愛梨だ。
会う度に煽ってくる愛梨は恋愛感情など一切ないと言う一颯に、
「私に魅力を感じないなら余裕よね」
と唇を指さし挑発する。そんな愛梨に
今日こそは“わからせて”やろうと誘いに乗る一颯。
「どうした、さっきのは強がりか?」
「そ、そんなわけ、ないじゃない!」
引くに引けず、勢いでキスする二人。
しかしキスをした日から愛梨は予想以上にデレ始めて……?
両想いのはずなのに、なぜか素直になれない生意気美少女との
キスから始まる焦れ甘青春ラブコメディ!引用:GA文庫
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
高校二年生の風見一颯には、生まれた時から共にいる幼馴染がいた。
周囲からは妖精と称される美少女であり、名前を神代愛梨という。
ずっと一緒にいるためか、お互いに距離感が近い。
なので同級生たちは、二人は付き合っているものだと思っている。
だが実際には、二人は付き合っていない。
むしろ恋愛対象には見れないと、お互い口にしている。
しかしひょんなことから、言い争いに発展してしまう。
そしてお互いに意識していないのであれば、キスしても気にしないはずだと言い合ってしまった。
一颯と愛梨は、そうして勢いのままに放課後の教室でキスをしてしまう。
これを切っ掛けにお互いが意識をし始め、次第にスキンシップが増していく。
またお互いに挑発を繰り返して、まるで恋人のような行動を取ってしまうのであった。
果たして二人の関係は、今後どうなっていくのであろうか。
2-2.『感想』
この小説は勢いのまま幼馴染とキスしてしまったことで、お互いに意識をし始めてしまうストーリーになっています。
主人公の一颯君には、愛梨ちゃんという幼馴染がいました。
まるで恋人同士のように距離感の近い二人ですが、恋愛対象に見れないとお互い口にしてしまいます。
それが言い争いに発展してしまい、意識していないならキスくらい問題ないと、勢いのままにキスをしてしまいました。
けれども実際には、お互いに意識しまくりな感じですね。
しかも二人はお互いに自分は意識していないけれども、相手は意識していたはずだと思ってしまいます。
なのでそのことを問い詰めて、更にドツボに嵌っていく感じですね。
一颯君が恋愛漫画を見てそのシーンを再現したり、愛梨ちゃんは童貞の好きそうなラノベや漫画を参考にして行動に移します。
最初から最後まで、私はニヤニヤが止まりませんでした。(笑)
ラブコメでキスシーンに行くまで、とても長い作品が多いです。
ですがこの作品はおよそ30ページ~35ページで、キスをしてしまいました。
それでもお互いに好きだと認めないところが、何だか可愛らしいですね。
まあ実際に本人たちは、これが恋だと気が付いていない感じですが。(^-^;
けれどもこれを切っ掛けにして、二人のスキンシップは過激になっていきます。
特に愛梨ちゃんは大胆ですね。
終始可愛らしいです。
それとこの作品はヒロインが愛梨ちゃん一人であり、サブヒロインの影はありません。
また本編で、二人が将来おしどり夫婦になることが示唆されていました。
確かにこの一巻を見ただけで、二人が結ばれない方がおかしいと思えるくらいに甘い雰囲気でしたね。
それまでの過程を読んでいると思えば、十分に楽しめます。
二人のラブラブな空間を、今後も覗いていきたいですね。(笑)
次巻も引き続き、読んでいこうと思います。
勢いのままキスしてしまったことでデレ始める幼馴染が可愛らしい小説に興味があるかは、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:「キスなんてできないでしょ?」と挑発する生意気な幼馴染をわからせてやったら、予想以上にデレた
- 著者:桜木桜
- イラスト:千種みのり
- 発売日:2023年4月15日
- 定価:704円(本体640円+税10%)
- 発行:SBクリエイティブ
- レーベル:GA文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- キスなんてできないでしょ?」と挑発する生意気な幼馴染をわからせてやったら、予想以上にデレた2 (GA文庫)
【著者:桜木桜の別作品】
- お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について (角川スニーカー文庫)
- 原作開始前に没落した悪役令嬢は偉大な魔導師を志す (ファミ通文庫)
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