【レビュー】極主夫道 13【感想】

1.『あらすじ』

義父と車中泊に出かけた龍。憧れだった車中泊に浮かれる義父だが、そこへ“親切なおじさん”が声をかけて来て――。おじさんだってワクワクしたいアットホーム任侠コメディ第13巻!!

引用:新潮社

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 たつまさが歩いていると、突如としてイノシシが出現。

 持っていた焼き芋やフルーツで対抗する龍であったが、イノシシにひかかれて吹き飛ばされてしまう。

 そんな凶暴なイノシシ相手に、意外な人物が現れて場を収めるのであった。

 また深夜まで仕事していた美久みくは、小腹が空いて冷蔵庫を開ける。

 そこには、夕飯の残りである唐揚げがあった。

 脳内で天使と悪魔、ついでにポリキュアがささやく。

 加えて龍も背後から美久を見ており、脳内で天使と悪魔、ついでにヤ〇ザが囁いた。

 果たして美久と龍は、深夜の唐揚げ騒動をどのようにして収めるのであろうか。

 加えて網走あばしり刑務所から戻ってきた男、丸太の阿久田あくたが登場。

 網走で鍛えた技術が、龍に襲い掛かるのであった。

2-2.『感想』

 今巻は新キャラが登場して、よりカオスな笑いが届けられます。

 網走から戻ってきた丸太の阿久田さんや、革ジャン料理研究家の栗山ふゆみさんが出てきました。

 おそらくモブですが、とてもキャラが濃いですね。

 また龍さんは、義父と車中泊に出かけます。

 息子と車中泊するのが夢だったそうですが、距離がとても近い感じですね。

 親切な教えたがりおじさんも登場して、車中泊を満喫しました。

 それはそうと今巻では、ポメラニアンの大五郎だいごろうも登場します。

 白くて丸いシルエットは、とても可愛らしいですね。

 しかし、おやつをもらった際の食べる表情がひどいです。(笑)

 やはり食べるときには、隠された野生の本能が出るのでしょうね。(笑)

 他にも龍さんと雅さんが、杏ちゃんと将棋をします。

 大人げなく全勝するのですが、杏ちゃんの表情にはついクスッときますね。

 なんといいますか。悟ったような老いたような、濃い表情です。

 杏ちゃんのこの表情は、個人的にお気に入りですね。

 あとは龍さんと美久さんがアイススケートに行くのですが、龍さんにも苦手なものがあるようです。

 まるで、生まれたての小鹿のようでした。(笑)

 逆に美久さんは、とてもアイススケートが上手い感じですね。

 加えてスケート場では、以前海で出会った集団と再会します。

 当然のように対決が始まり、謎のおばさんが参戦するカオスな状況になりました。

 この強引な謎展開が、この漫画の面白い部分ですよね。

 次巻もどのようなカオス展開が待ち受けているのか、とても楽しみです。

 そうい訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。

 新モブキャラ登場や義父との車中泊をする今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:極主夫道 13
  • 著者:おおのこうすけ
  • 発売日:2023年12月8日
  • 定価:770円(税込)
  • 発行:新潮社
  • レーベル:バンチコミックス

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 極主夫道 1 (BUNCH COMICS)

  • 極主夫道 (2) (BUNCH COMICS)

  • 極主夫道 3 (BUNCH COMICS)

 


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