1.『あらすじ』
自主制作映画はまさかの野球!?
文化祭の開催が間近に迫り映画撮影も佳境を迎える。
そして、なぜか野球をするシーンを撮ることになる!
様々な面々が早朝のグラウンドに集まり映画撮影が進行するが…。
行き当たりばったりの野球回!!文化祭に向けての様々な想い…。引用:SQUARE ENIX
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
文化祭も近づく中、映画撮影を続ける黒木たち3年5組。
途中編集した映画をみんなで確認したりもしたが、根元の卑猥な演技にみんなドン引きであった。
黒木たちに乗せられた根元は、周囲の反応でようやくこの演技がおかしかったことに気が付く。
また映画撮影の差し入れに三家が手作りのお菓子を持ってくるが、悲劇が起きる。
翌日デスゲームの如く犠牲者が出てしまう。
そんなハプニングもありつつ、映画でも重要なシーンである野球が行われた。
しかしルールもろくに知らないメンバーが多く、酷い試合展開となってしまう。
結果として編集でどうにかすることになるのは、もはや必然である。
そして文化祭まで残り僅かになり、当然撮影もほとんど終わっているかに思われた。
だが実際には最後のシーンが撮れておらず、しかも肝心の内容まで未定である。
流石に焦ったメンバーたちは、黒木のためにアイディアを出し合うのであった。
果たして黒木たち3年5組の映画は、文化祭当日までに完成するのであろうか。
2-2.『感想』
今巻はもこっちたちが映画撮影のために、いろいろと頑張る展開となっています。
相変わらずもこっちの出す案は卑猥なものが多く、今巻でも笑わせて頂きました。
特に被害者であるネモちゃんがある意味すごく良かったです。
指で疑似的に卑猥なあの音を出すシーンに、クラスメイトたちはドン引きでした。
しかも後々映画を先生に確認してもらうのですが、当然そのシーンが問題になる訳でして……。(^-^;
せっかくエロゲをプレイしてまで練習したのに、ネモちゃんには同情します。
他には映画撮影で野球の試合をするのですが、女子生徒たちだけで行われました。
人数も少なく、ルールも分かっていません。
唯一こみちゃんだけは野球好きなので、ルールを把握していました。
加えて一人だけ動きがマジなので、そこも面白かったです。(笑)
そんな感じで映画撮影が続くのですが、最後の最後で問題が発生しました。
なんと文化祭を数日後に控えた状態で、最後の場面が脚本内容すら出来ていなかったのです。
そこからはもう大慌てという感じでした。
私自身読んでいて実際どんな映画が完成するのか、全く想像もできません。
次巻では文化祭で映画の上映が行われると思うので、ある意味とても楽しみです。
そして結局ネモちゃんの卑猥なシーンはどうなってしまうのか、こちらも気になりますね。
文化祭に向けてもこっちたちが映画撮影をする今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(23)
- 著者:谷川ニコ
- 発売日:2023年5月11日
- 定価:660円(税込)
- 発行:SQUARE ENIX
- レーベル:ガンガンコミックスONLINE
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1) (ガンガンコミックスONLINE)
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2) (ガンガンコミックスONLINE)
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(3) (ガンガンコミックスONLINE)
【著者:谷川ニコの別作品】
- 海浜秀学院のシロイハル (裏少年サンデーコミックス)
- クズとメガネと文学少女(偽)(1) (星海社COMICS)
- ライト姉妹(1) ヒキコモリの妹を小卒で小説家にする姉と無職の姉に小卒で小説家にされるヒキコモリの妹 (電撃コミックスNEXT)
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