1.『あらすじ』
雪降る地に災厄の預言!? 出会った使徒は敵か味方か――。
魔王珠の送り主を探り、東方小国群を目指したサトゥー達。だがそこにあったのは、唐突な幕切れと新たな神託だった!「雪と氷に閉ざされた地にて災いあり」――そんな神託に対処すべく、一行は雪国を訪れる。ロッジを建て雪遊びを満喫しながら、飢饉や誘拐事件に出くわすたびに解決していくが、神託で告げられたと思しき事件は一向に起こらない。そんなとき、ザイクーオンの使徒を名乗る謎の人物と出会い……!?
ほのぼの異世界観光記、世界の謎を垣間見る二十八巻!
引用:KADOKAWA
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
魔王珠の事件に関わっている賢者ソリジェーロの孫弟子を探すため、東方小国群の入り口の街ヨルスカにやって来たサトゥーたち。
そこで偶然にも探していた賢者の孫弟子を発見する。
しかし賢者の孫弟子は死亡しており、呆気ない幕切れてなってしまう。
だがその代わりにカリオン神殿の巫女と出会い、『雪と氷に閉ざされた地にて災いあり』という予言を教えてもらう。
サトゥーたちはその予言を阻止するために、雪の国と呼ばれるキウォーク王国へと向かうのであった。
そしてキウォーク王国にやって来たサトゥーたちは、辺り一面の雪景色を前にして一休みし始める。
スキーやスケボー、かまくらやソリなど雪遊びを楽しんだ。
その後はとある村に訪れて、この国の冬がシティーコアによって長期的に行われていることを知る。
このままでは国中の村が餓死に陥ってしまうため、サトゥーたちは城へと足を運んだ。
するとどうやら隣国との戦争のため、冬にし続けているようである。
またこの国に封印されている魔族にも、何やら関係があるらしい。
当然このことを聞いたサトゥーたちは、問題の解決に動き出す。
そしてこれにより予言も無事に阻止されたかと思いきや、続いてキウォーク王国に謎の疫病が広がっていく。
加えて敵か味方か、ザイクーオンの使徒を名乗る人物も現れるのであった。
果たしてサトゥーたちは、予言されている災いを阻止することができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻では『雪と氷に閉ざされた地にて災いあり』という予言を阻止するため、キウォーク王国へと向かうストーリーになっています。
また予言が示す場所のもう一つの候補地、ルモォーク王国に行きました。
今巻主に活動するのは雪景色が広がるキウォーク王国であり、雪ならではの遊びも行われます。
スキーやソリ、かまくらなどとても楽しそうでした。
今巻では、その姿が表紙にもなっていますね。
私はサトゥーさんたちが遊んでいる光景を読んで、幼い頃にスキーをするため家族旅行したことを思い出しました。
ちなみに今では全く行くことはないので、もう滑れる自信がありません。(^-^;
ですがまたいつか、スキーに行きたいですね。
話が少し脱線しました。
そういう訳で、災いを阻止するためにキウォーク王国にやって来たサトゥーさんたち。
毎度のようにサトゥーさんたちの活躍で問題を解決していきますが、思わぬ強敵が現れます。
それはあの最強のサトゥーさんでも、苦戦する強敵でした。
今後はそうした強敵が、続々と出てくる予感がします。
更には、ザイクーオンの使徒を名乗る人物も現れました。
対象を塩に変えられるようであり、強者でもあります。
何やら目的や秘密などを持っている人物ですね。
今巻のカラー扉絵にも描かれているので、今後も重要人物として登場することは確実でしょう。
まだまだデスマの世界は広がっていきますね。
次の29巻も楽しみです。
予言の災いを阻止するために冬が長い間続く国へと行く今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:デスマーチからはじまる異世界狂想曲 28
- 著者:愛七ひろ
- イラスト:shri
- 発売日:2023年6月9日
- 定価:1,485円 (本体1,350円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:カドカワBOOKS
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (単行本)
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲 Ex (カドカワBOOKS)
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (1) (ドラゴンコミックスエイジ)
- デスマーチからはじまる異世界幸腹曲 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲 コミックアンソロジー (ドラゴンコミックスエイジ)
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