1.『あらすじ』
ハズレスキルで破滅の未来を救え!
未来の知識で底辺ハンターが最強に成り上がる!
おびただしい数の魔物の襲撃により、絶望のまま死んだ結希明日斗。しかし死んだと思った次の瞬間、彼はハンターとして覚醒した日――十年前の過去に戻っていた。
それが今まで全く使えないと思っていた〈リターン〉スキルのおかげだとわかった明日斗は、未来の知識と、任意のタイミングに戻れる〈リターン〉スキルを使いこなし、誰よりも強いハンターを目指していく。
すべては十年後、首都を壊滅させる最悪の魔物を討伐するために。引用:一二三書房
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
主人公の結希明日斗は、底辺ハンターとしてハズレスキルを持ちながら細々と暮らしていた。
しかしある日東京に大量の魔物が押し寄せてきて、成す術もなく死亡してしまった。
本来ならここで人生も終了だが、ハズレスキルだと思われていた『リターン』がなんと発動する。
そして気が付けば、明日斗は自身が覚醒した10年前にもどってきていた。
どうやらハズレスキルだと思っていた『リターン』は、死亡することで真価を発揮するスキルのようである。
するとそんな明日斗の元に、マスコットキャラクターのような存在、天使と呼ばれるシステムガイドが現れた。
個体名をアミィといい、覚醒した明日斗を導く存在である。
だが明日斗はこの天使と呼ばれる存在が、10年後に人類を滅ぼすことを知っていた。
なので敵意を胸の内に秘めながらも、対処することを心に決める。
そして過去に戻ってきて再びハンターとなった明日斗は、10年分の知識を上手く利用して成長していく。
また事前に発生する予定のゲートの前に待機して、入り込むと何度も死に戻りしながら魔物を倒していった。
そうして攻略を進める中、10年後の世界でトップハンターになる予定の少女である、神咲真生と出会う。
何やら困っていることがあるらしく、明日斗は真生に手を貸すのであった。
果たして明日斗は戻ってきた10年前の世界で、今後どのように成り上がっていくのであろうか。
2-2.『感想』
この小説は底辺ハンターだった明日斗君が、十年前に死に戻りをして成り上がる物語になっています。
主人公の明日斗は、リターンという役立たずのスキルを所持していました。
それにより底辺ハンターとして、日々生活をしていた明日斗君。
ですがある日死亡すると、リターンは効果を発揮して10年前に戻ってくことができました。
いわゆる、死に戻りですね。
どうやらセーブポイントのようなものも設定できるようでして、明日斗君の10年分の知識と組み合わせることでチート化します。
また設定した場所が近ければ、死亡してもステータスが引き継がれるようでした。
それにより、残機無限のゾンビアタックで成長していきます。
加えて魔物が潜むゲートという、ダンジョンなようなものが発生する日時を覚えていたことで、一番乗りをすることもできました。
更に裏技や有用スキルなども知っているので、他の人よりも圧倒的に有利です。
そして新たな希少スキルも手に入れて、順当に強くなりました。
中でも、相手の死の線を断ち切ることで即死させる魔眼がヤバいです。
簡単に説明すると、いわゆる直死の〇眼ですね。
今後ここからどこまで強くなるのか、とても気になります。
裏で暗躍する存在や、ヤバイハンターたちにも目をつけられ始めている明日斗君。
基本ソロになりそうですが、ヒロインの真生ちゃんとは行動を共にしそうですね。
引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
底辺ハンターが10年前に死に戻りして成り上がる物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:底辺ハンターが【リターン】スキルで現代最強~前世の知識と死に戻りを駆使して、人類最速レベルアップ~1
- 著者:萩鵜アキ
- イラスト:gunkan
- 発売日:2023年11月15日
- 定価:1,430円(本体1,300+税10%)
- 発行:一二三書房
- レーベル:サーガフォレスト
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
【著者:萩鵜アキの別作品】
- 生き返った冒険者のクエスト攻略生活 自分だけもらえるスキルポイントで他の誰より強くなる (ドラゴンノベルス)
- 劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る (Kラノベブックス)
- 冒険家になろう! ~スキルボードでダンジョン攻略~ (Mノベルス)
コメントを残す