1.『あらすじ』
魔物図鑑で最高の位階、7対の〈神〉と〈大魔王〉始動!
〈大地喰らい〉を倒し、未知の異世界と『アナザーアース』のつながりを確信した夜光。
傭兵団を結成し、本格的に異世界の探索に乗り出す。
しかし、仲間モンスターが実体を持ってしまったがゆえに、データ上では起こりえなかった“歪み”がマイフィールドで発生していた。
夜光は『アナザーアース』内でも最高位階のモンスター〈七曜神〉と〈七大魔王〉を会議に呼び、マイフィールドをうまく管理してもらおうと頼み込む。
そこで、想定外な条件を提示されてしまい──!?
引用:EARTH STAR
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
大地喰らいを倒した夜光たちは、未知の世界で情報を収集するため傭兵を始める。
だが自身が外に出る関係上、マイフィールドを代わりに管理する者が必要だった。
そこで仲間モンスターの中で最高位である〈七曜神〉と〈七大魔王〉を会議に誘う。
夜光はそこで誠心誠意お願いをしたところ、無事に了承を得たが代わりに些細な条件を出される。
それは自身が治めるマイフィールドを、一度見てきてほしいというものだった。
当然その条件を受け入れた夜光は、仲間と共にマイフィールド内を見て回る。
中でも特に会ってほしいと言われていたモンスターたちにも、夜光は顔を見せた。
だが砂漠地帯を管理しているネフェル・イオシスと再会したことで、少々事件が起きてしまうのであった。
変わって後半では傭兵として活躍していく中で、次第に夜光たちは知名度を上げていく。
山賊を何度も捕まえた実績もあったことで、直接山賊を討伐する依頼を受けた。
しかしその山賊は、何やら普通の山賊では無いようである。
どうやら、アナザーアース関連の力を手にしているようであった。
またそれ以外にも暗躍する存在がおり、夜光たちはピンチを迎えてしまう。
果たして夜光たちは、無事に山賊を討伐することができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻は未知の世界で傭兵として活躍しつつ、マイフィールドを仲間と共に巡るストーリーになっています。
大地喰らいを倒した夜光君ですが、それにより未知の世界とアナザーアースの繋がりを確信します。
そのため傭兵として活動しつつ、情報を集めることにしました。
ですがそれによりマイフィールドを不在にすることになるので、代わりに管理してくれる人物たちを選んだわけです。
それが〈七曜神〉と〈七大魔王〉と呼ばれる、7対の〈神〉と〈大魔王〉でした。
もちろん主である夜光君のお願いを聞いてくれたのですが、代わりに自身が治めるマイフィールドを巡ることになります。
マイフィールドには様々な街や、それを管理するモンスターがいるようですね。
夜光君の仲間には、まだまだ強力な存在が溢れているようです。
その中でも砂漠地帯を治めるイオシスさんは、とても可愛らしく、美しかったですね。
どうやら三つの姿を持っているようであり、美少女・美女・成熟した美女となっています。
同じ存在ですが、見た目などは結構違いました。
雰囲気も異なり、更には美少女と成熟した美女は二人同時に存在することができるようです。
そしてその二人が融合すると、美女になる感じですね。
また積極的でもあり、嫉妬した他のヒロインたちと争いになるほどでした。
けれども、最終的には全員一人ずつ夜光君と〇〇することになります。
これは、ヤバいですね。
夜光君、よく最後まで耐えきりました。
うらやまけしからんですが、アレはアレで大変そうですね。(笑)
今巻はマイフィールドや仲間の解説と、未知の世界で足がかりを得る感じでした。
次巻からは本格的に未知の世界の人たちと関わり、他のアナザーアースのプレイヤーと出会う感じでしょうか。
夜光君たちは凄い力を持っていますが、他のトップクラスのプレイヤーと出会った時どうなるかですね。
更に暗躍している第三勢力的な者もいますので、夜光君の苦難は続きそうです。
マイフィールドを巡って仲間モンスターに顔を見せつつ、傭兵として活躍する今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:万魔の主の魔物図鑑2
- 著者:Mr.ティン
- イラスト:詰め木
- 発売日:2023年7月14日
- 定価:1,320円(税込)
- 発行:アース・スターエンターテインメント
- レーベル:アース・スターノベル
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 万魔の主の魔物図鑑1 ─最高の仲間モンスターと異世界探索─ (アース・スターノベル)
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