1.『あらすじ』
日常回と見せかけて、決して楽はできないアラフォー男と文鳥賢者の奮闘記!
ここしばらく空に浮かんでいた未確認飛行物体、その正体は正真正銘の宇宙人だった。
自らを機械生命体だと名乗る人型ロボット(佐々木命名:十二式)とは、互いの立場を巡ってひと悶着。結果的に家族ごっこなる行いに興じる羽目となる。
地球の文化文明に価値を見出しつつある十二式と、彼女をどうしても母星に送り返したい佐々木と二人静。
駆け引きの場を家庭内に移して、表向きは家族ごっこを演じつつも、佐々木たちは地球の平和を守るべく奮闘することになる。
すると時を同じくして、天使と悪魔の代理戦争にも進展が。
得体の知れないウェブサイトから、離島にてデスゲーム開催のお知らせ。
日常回と見せかけて、決して楽はできないアラフォー男と文鳥賢者の奮闘記、第七巻!引用:KADOKAWA
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
宇宙からやってきた機械生命体である十二式と、疑似家族となることになった佐々木たち。
父親役に佐々木、母親役には星崎が演じることになった。
他にもお隣さんやアバドンに加えて、ピーちゃんと二人静にも役割が与えられる。
その中で十二式は、末娘として家族愛を求め始めた。
しかし一日中疑似家族として過ごすことは難しく、時間とルールを決めて行われる。
十二式もそれに渋々従った。
そうして買い物や食事、遊園地など皆で楽しく過ごしていく。
だがいつまでもこの関係を続けていくことは難しく、佐々木と二人静は十二式を母星に帰すために作戦を練るのだった。
また天使と悪魔の戦いも新たな展開を迎える。
なんとweb上で大々的に、デスゲームの開催が宣言されたのだった。
危険だと分かりつつも、アバドンの希望により佐々木たちはデスゲームに参加する。
今回はピーちゃんもおり当然無双できるかと思いきや、そこで問題が発生してしまう。
更に新たに暗躍する者たちの存在も発覚して、デスゲームはより過酷になっていく。
果たして佐々木たちは、無事にこのデスゲームから抜け出すことができるのであろうか。
加えて十二式との疑似家族関係の行く末や如何に。
2-2.『感想』
今巻では十二式ちゃんとの家族ごっこに加えて、天使と悪魔のデスゲームが繰り広げられる展開になります。
前半では宇宙からやって来た十二式ちゃんの提案により、佐々木さんたちは疑似的な家族になりました。
父親役は佐々木さんであり、母親役は星崎さんです。
現役JKが嫁というのは、疑似的とはいえ凄いですね。(笑)
ちなみに他の配役は、長男=アバドン君・長女=お隣さん・ペット=ピーちゃん・祖母=二人静氏・ご近所の知り合い=エルザちゃん・そして末娘に十二式ちゃんとなりました。
何気に二人静氏が祖母というのもヤバいですよね。
私もロリババアなおばあちゃんが欲しかったです。(笑)
それとエルザちゃんの配役が何気に家族じゃないのは、後から参戦したからですね。
それと集まったときに佐々木さん以外は見た目が若いので、ぱっと見家族としては違和感が凄いです。
今巻では遊園地に行くのですが、一般人からもそう見えたみたいですね。
そのシーンは個人的にお気に入りの場面の一つです。
あとは今巻でも佐々木さんとピーちゃんが異世界に行きますが、そこでも新たな展開を迎えました。
これは近頃日本での出来事が多かっただけに、次巻以降に大きな影響を与えそうですね。
あ、次の8巻は学校編らしいので、異世界メインの巻は9巻以降になると思います。
異世界メインの巻も待ち遠しいですが、次の学校編も気になりますね。
宇宙から来た十二式ちゃんと疑似家族になる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~
- 著者:ぶんころり
- イラスト:カントク
- 発売日:2023年5月25日
- 定価:1,430円 (本体1,300円+税)
- 発行:KADOKAWA
- レーベル:MF文庫J
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~
- 佐々木とピーちゃん (1) 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き 込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ (角川コミックス・エース)
【著者:ぶんころりの別作品】
- 西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~ (MF文庫J)
- 田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~ 1 (GCノベルズ)
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