1.『あらすじ』
ユニークスキル≪紙使い≫を持つ冒険者ヤクモ。
無能扱いされ気鋭の【聖剣の団】を追放されてしまうものの、もう一つのユニークスキル≪魔力極大≫が覚醒。錬金術師のアルミーネら最高の仲間とも出会い、≪紙使い≫と≪魔力極大≫を武器に着々と難クエストをクリアしていく。
順風満帆な冒険人生を送るヤクモだったが、『ドールズ教の神殿探しと信者の捕獲』という仕事を引き受けることに。しかしこの依頼、一筋縄ではいかないようで…。
世界で唯一ユニークスキルを二つ持つ男の爽快バトルファンタジー第二巻!
引用:双葉社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
新たな仲間たちと共に冒険者として、活動するヤクモ。
今日も依頼を熟し、孤児院に寄付をしに行く。
しかし孤児院の地主が孤児院を追い出すために、家賃を上げられたたという。
なのでヤクモは、孤児院を助けるために稼いだ金銭を全て寄付するのだった。
それによりお金が無くなったヤクモは、休みの日にソロで稼ぎに行く。
すると途中で、冒険者の亡骸を見つける。
特徴的な傷跡から、どうやらドールズ教の仕業のようだった。
結果として亡骸の報告をギルドでしたことで、その亡骸の加入していた炎龍の団と交友を得る。
そして後日その炎龍の団から、ドールズ教の神殿探しと信者の捕獲の依頼を頼まれるのだった。
また後半ではキナコの宿敵である、六魔星のゼルディアと戦うことになる。
当初は仲間を危険にさらさないため、キナコは一人で行こうとした。
しかし当然ヤクモたちはキナコを引き留め、共に行くことを説得する。
そして仲間たちと共に、危険な戦いへと身を投じるのであった。
果たしてヤクモたちは、無事に六魔星ゼルディアを倒すことができるのであろうか。
2-2.『感想』
今巻はドールズ教の神殿探しと、六魔星ゼルディアと戦うことになる展開です。
炎龍の団を率いるSランクのメルトさんと、ヤクモ君は親しくなりました。
それにより依頼を頼まれることになり、ドールズ教の神殿探しをするわけですね。
しかしその依頼が、なんと大事件へと発展します。
どうやら教団に魔族も関わっているようであり、ヤクモ君たちは罠にはめられてしまいました。
そこから抜け出すために、奮闘します。
まさかあの人物が裏切っているとは、思いもしませんでした。
それをヤクモ君の洞察力と、ユニークスキルで乗り越える感じですね。
また後半では、キナコさんの宿敵である六魔星ゼルディアの居場所が判明します。
キナコさんは仲間を危険にさらすのを避けるために、一人で戦いに行こうとしました。
しかし当然、それをヤクモ君たちが止めます。
そしていつもの仲間たちと共に、強敵へと挑む展開でした。
他にも十二英雄のシルフィールちゃんも、登場します。
また今巻同じ十二英雄のアスロムさんという方も、出てきましたね。
この二人も六魔星ゼルディアの情報を聞きつけて、動いているようでした。
ですがやっかいなことに、ヤクモ君を追放した聖剣の団も現れます。
なにやら、二人に便乗して名声を得ようとしているみたいですね。
いつか聖剣の団自体にも、ざまぁ展開が起きることを期待します。
あとは他にも、ヤクモ君の恋愛事情も気になりますね。
ヤクモ君はモテモテなのですが、本人はそれに気が付いていません。
個人的にはピルンちゃん推しなのですが、彼女はメインヒロインでは無い気がします。(^-^;
どちらかというと、ギャグと元気担当という感じですね。
ピルンちゃんを見ていると、私も元気が湧いてきます。
ちなみにメインヒロインは、おそらくアルミーネちゃんですね。
対抗馬は幼馴染のリリスちゃんと、シルフィールちゃんだと思います。
果たしてヤクモ君との関係がどうなるのか、今後も目が離せませんね。
そういう訳で引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
キナコさんの宿敵六魔星ゼルディアと戦うことになる今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に~世界で僕だけユニークスキルを2つ持ってたので真の仲間と成り上がる~(2)
- 著者:桑野和明
- イラスト:福きつね
- 発売日:2024年2月29日
- 定価:1,595円 (本体1,450円)
- 発行:双葉社
- レーベル:Mノベルス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に ~世界で僕だけユニークスキルを2つ持ってたので真の仲間と成り上がる~ (Mノベルス)
【著者:桑野和明の別作品】
- 異世界カード無双 魔神殺しのFランク冒険者 (Kラノベブックス)
- 神楽坂0丁目-あやかし学校の先生になりました (双葉文庫)
- 京都の甘味処は神様専用です (双葉文庫)
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