【レビュー】Only Sense Online ‐オンリーセンス・オンライン‐1【感想】

1.『あらすじ』

サポート系統のゴミスキルばかり身につけてしまった初心者MMOプレイヤー・ユン。試行錯誤を繰り返す中、補助魔法やアイテムの組み合わせによる誰も知らなかった革命的なプレイスタイルに気づき始め――!?

引用:ドラゴンエイジ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 センスと呼ばれる才能を装備して、他のプレイヤーと重ならないプレイスタイルが可能なVRMMORPG、その名もOnly Sense Online オンリーセンス・オンライン

 そんな人気のゲームを幼馴染のたくみに貰った主人公のシュンは、妹の美羽みうと姉のしずかと共にOnly Sense Online オンリーセンス・オンライン、通称OSOをプレイすることになった。

 最初に10個までセンスを選ぶことができることが分かり、姉の静は魔法使い、妹の美羽は戦士系のセンスを選ぶ。

 二人にキャラクターが被らないようにしようと思ったシュン自身は、サポート系のセンスを選んだ。

 そして名前の入力時に、SYUNと入力した……とこの時主人公のシュンは思っていた。

 その後OSOの世界にログインすると、何か体に違和感を感じたが気のせいだと思い、そのまま待ち合わせをしていた姉と妹を探し始める。

 予定通り二人に出会ったが、妹の美羽(キャラクター名ミュウ)に兄ではなく姉になっていることを指摘された。

 更に名前もSYUNではなくYUNユンになっていることも判明してしまう。

 そう、何故かユンは男ではなく、女性キャラクターとしてゲームが始まっていた。

 流石にデータを消そうと思ったユンであるが、二人に止められてしまい、仕方がなく女性キャラクターのままでOSOを楽しむことになってしまう。

 それに加えて、選んだ最初のセンスのことごとくがゴミセンスだと判明して更に落ち込む結果となった。

 そんなゴミセンスと呼ばれたセンスの使い道を模索して、後にユンは自分だけのスタイルを確立する。

 また幼馴染の巧や、露店を営む他プレイヤーのマギなど出会いを広げ、ユンはOSOの世界を楽しんでいく……といった流れになっています。

2-2.『感想』

 VRMMORPGのTSものといえば、このOnly Sense Online オンリーセンス・オンラインが有名ですよね。

 TSものは個人的に好きなので、とても楽しめました。

 幼馴染の巧君とユンちゃんの絡みが最高です。

 そしてそれを周りが見て勘違いするというのがたまらないです。

 これぞTSものという感じですね。

 またVRMMORPGものとしても面白く、センスという才能を装備して自分だけのスタイルと作れるのは面白いです。

 私もOSOやってみたいと思いました。

 それと全体的にほのぼのとしていますので、殺伐感は無く、そういうのが苦手な方にもおすすめです。

 VRMMORPGやTSものが好きな方で未読の方は、この機会に是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:Only Sense Online オンリーセンス・オンライン1
  • 著者:アロハ座長
  • 作画:羽仁倉雲
  • キャラクター原案:ゆきさん
  • 初版発行:2015年5月20日
  • 定価:682円(本体620円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ドラゴンコミックスエイジ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

  • Only Sense Online―オンリーセンス・オンライン― 

 

【著者:アロハ座長の別作品】

  • 魔力チートな魔女になりました~創造魔法で気ままな異世界生活~

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