【レビュー】ライジン×ライジン RISING×RYDEEN 1【感想】

1.『あらすじ』

ある者は炎を発生させ、ある者は水を凍らせる。そんな「異能」に憧れる高校生、下野根隆良は謎の美女・アリアに異能発現の可能性を告げられる。しかし、発現した「異能」は最低ランクの「残念異能」だった!!

引用:ドラゴンエイジ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 およそ半世紀前、世界に異能者ストレンジヒューマンという特殊な力に覚醒した者たちが現れ始めた。

 主人公下野根隆良しものねたからは、その異能者ストレンジヒューマンに憧れる一人の男子高校生である。

 今日も学校をさぼり、異能者ストレンジヒューマンになるための特訓をしていた。

 そんな隆良の元に、政府公認のストレンジャー対策課研究室室長、アリア・来夢くるむ・エリノア・ヴェルターという女性が現れる。

 突然のことに驚く隆良だが、やってきたアリアはなんと、隆良に異能の力が秘めていることを告げた。

 当然隆良は、まるで自分の時代が来たかのように歓喜する。

 その後、身体検査のようなものをするために、隆良はアリアの運転する車に乗って移動した。

 移動先に辿り着くと、隆良はアリアに異能者ストレンジヒューマンとしての力が発現しやすくなる薬を渡されて、服用する。

 そしてその効果がすぐ現れて、隆良は自分の異能を目の前に解き放つ。

 「風よ! 吹き荒れろ!」

 隆良の言葉と共に、掌から異能が発動した。

 しかし、出てきたのは風ではなく、ゲル状の白濁した液体であった。

 結果として、隆良は異能ランク最低のEを言い渡されてしまう。

 だがそんなランクEの隆良だが、後にアリアに導かれて異能者だけのチームを創り、同じ異能者ストレンジヒューマンである無法者アウトローの捕獲をすることになる。

 果たして隆良はこの白濁したゲル状の液体を出す能力で、どのようにして戦っていくのだろうか。

2-2.『感想』

 この物語は、白濁したゲル状の液体を出すだけの異能に覚醒した少年が、仲間と共に無法者アウトローを捕獲するために戦っていくストーリーになっています。

 といっても、この巻ではチームメンバーと顔合わせするまでになっているので、活躍するのは次巻以降になりますね。

 しかし、特殊な力に覚醒して戦う物語は山のようにありますが、白濁したゲル状の液体を出す主人公は初めて見ました。

 ぶっちゃけこの液体、男の下半身から出るアレにしか見えないんですよね。汗

 読んでいてつい笑ってしまいました。発想の勝利ですね。

 また出てくるヒロインたちがとても可愛らしいです。

 表紙のミカンちゃんもそうですが、中二病を発症している夜詫よわびちゃんも良い味を出しています。

 他にもヒロインはいるのですが、いずれ隆良君の白濁液の餌食に……。

 この巻では特に、夜詫よわびちゃんが白濁まみれになってしまいました。

 異能の力というのは分かっているのですが、アレにしか見えません。(笑)

 ある意味、そこが一番の見どころですね。

 白濁の液体を出す異能に目覚めた少年が、他の異能者を捕獲するチームを創る物語に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:ライジン×ライジン RISING×RYDEEN 1
  • 著者:初美陽一
  • 漫画:福原蓮士
  • キャラクター原案:パルプピロシ
  • 初版発行:2012年9月6日
  • 定価:638円(本体580円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ドラゴンコミックスエイジ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • ライジン×ライジン RISING×RYDEEN(2) (ドラゴンコミックスエイジ)
  • ライジン×ライジン RISING×RYDEEN 3 (ドラゴンコミックスエイジ)
  • ライジン×ライジン RISING×RYDEEN (富士見ファンタジア文庫)

 


 

【著者:初美陽一の別作品】

  • 異世界で最強の装備は、全裸でした どうか私に全裸を教えてくださいっ! 全裸でなく《世界》だ! (ファンタジア文庫)
  • 最強奴隷商の烙印魔術と美少女堕とし (ファンタジア文庫)
  • ドラゴン嫁はかまってほしい (ファンタジア文庫)
  • 優等生以上、フリョー未満な俺ら。 (GA文庫)

 


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