1.『あらすじ』
中学校で教鞭を取っている霧崎壮一には悩みがあった。それは、湯津上千華、喜連川由姫、渡良瀬桃樺の3人の生徒からナメられていること。壮一は3人と仲良くしたいと思っているが、3人は壮一を下に見ては、毎日いじってくる。悩む壮一だったが、実は、3人共壮一のことが大好きで、ただ素直になれないだけの面倒くさい性格をしていただけで、桃樺に至っては壮一のストーカーだった…教師×JC3人の生意気可愛いラブコメ!!
引用:COMIC メテオ
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
私立中学にて教師をしている霧崎壮一25歳は、とある三人の女子生徒に悩まされている。
理事長の娘である湯津上千華。
特に壮一に当たりの強い喜連川由姫。
何を考えているのか分からない渡良瀬桃樺。
この三人は毎度毎度壮一に罵声を浴びせたり、悪戯をしたりとやりたい放題だ。
壮一は三人の女子生徒にざこ先生扱いされて、日々いじられている。
そのことを悩んでいる壮一だったが、三人には秘密があった。
それは、湯津上千華、喜連川由姫、渡良瀬桃樺。
この三人は、教師である霧崎壮一のことが好きで好きでたまらないということだった。
なので、表面上はひどいことを言っているが、心の中では真逆である。
また三人は、壮一のことを好きなのは自分だけだと思っており、他の二人は本当に壮一のことが嫌いなのだろうと、それぞれ考えていた。
三人の勘違いが上手いこと噛み合ってしまい、結果として壮一はよりひどい目にあってしまう。
そんな時現れたのが、料理部研究部の白井さんだった。
三人にいじられて疲れ果てた壮一に、何かと気遣う白井さん。
それを見てしまった三人は、泥棒猫にいいところを取られたと、悲しみを募らせる。
そして、翌日には再び壮一にイタズラするのであった。
壮一は、果たして三人の真の気持ちに気が付く日は来るのだろうか?
2-2.『感想』
いわゆる、メスガキにイタズラされるラブコメですね。
実に、わからせたくなります。(笑)
しかし、壮一さんは受け身なので、わからせが発生することは無さそうでした。
壮一さんに悪戯を繰り返す三人。
読者視点だと、彼女たちの心の声が見えるので、とても可愛らしく感じます。
先生を好きすぎて、盗撮は当たり前。
更に文芸部を乗っ取って私物化します。
顧問の教師はもちろん壮一さん。
そこで少しでも壮一さんと心の距離を近づけようと、それぞれ画策する三人。
しかし結果として、それは悪戯になってしまいます。
そうして過酷な悪戯に心が疲弊した時、壮一さんの元に現れる料理研究部の白井さん。
現状白井さんは、壮一さんのことを異性として好きかどうかは分かりません。
しかし、壮一さんのことを気に入っているのは事実です。
好きと知られないようにしている三人と、素直に好意を示す白井さん。
今後どのような展開になるのか、楽しみですね。
好きなことを隠したメスガキ三人にイタズラされる教師とのラブコメに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:ざーこざこざこざこ先生 1
- 著者:ぜろよん
- 初版発行:2022/11/11
- 定価:737円 (本体670円+税10%)
- 発行:フレックスコミックス
- レーベル:METEOR COMICS
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- ざーこざこざこざこ先生 (2) (メテオCOMICS)
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