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【レビュー】クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 【感想】

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1.『あらすじ』

『クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 』のあらすじはこちらになります。

最新の大人気フルダイヴ型VRMMO:リーエン=オンライン。
自ら選ぶ職業に加え、他人に知られてはならない2つ目の職業をランダムに与えられる【仮面(マスク)システム】が特徴のゲームだ。その運営から俺に突如告げられたのは、予想外の依頼で……
「黒の盟主となって、大虐殺をしていただけませんか?」
特別に3つ目の職業を追加で持つ黒の盟主――闇属性の頂点として、リーエンの世界を混沌に陥れてほしいと。それなら、通常のプレイヤーに紛れて成長しながら世界と運営が隠している秘密を探り、全てを凌駕し踏みにじるような大虐殺を実現することにしよう――! 暗躍VRMMOファンタジー、開幕!

引用:ファンタジア文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 新作のフルダイヴ型VRMMOであるリーエン=オンラインをプレイする少し前、主人公は運営会社に呼び出される。

 何故呼ばれたのか分からない主人公であったが、そこで黒の盟主という第三の職業を得て、プレイヤーを大虐殺することを運営から頼まれてしまう。

 怪しく感じるも、自己完結してそれを了承した主人公は、黒の盟主としてリーエン=オンラインをプレイすることになった。

 リーエンオンラインには、独自システムである仮面マスクシステムがあり、普通の戦士や魔術師などといった職業の他に、他人には知られてはならない第二の職業を得ることができる変わったものだ。

 そのため、普通の状態と仮面の状態で姿が変わり、主人公は前者にシオン、後者にラカというプレイヤーネームをつける。

 普段プレイするシオンの職業は格闘家であり、仮面の職業であるラカは宿屋であった。

 ちなみに、この巻では黒の盟主としての第三の職業は残念ながら出てこない。

 シオンとしての行動は普通にゲームを楽しむプレイヤーであり、偶然意気投合した同じプレイヤーである炎狼と狩りを楽しんだりしている。

 変わって仮面のラカでは、宿屋を開きやってきた小さな妖精を助けて、特別なアイテムを手に入れたりなどをしている。

 また仮面のラカはプレイヤーではなく、NPCだと周囲に想わせる行動をしており、序盤から妖精に貰ったアイテムもあってプレイヤーだとバレることなく済んだ。

 表のシオン、裏のラカを使い分けて、主人公はこのリーエン=オンラインを楽しんでいく……といった感じの内容となっています。

 ◆

 VRMMOというジャンルの作品は様々ありますが、この作品の仮面マスクシステムはとてもオリジナリティがあります。

 その設定を読んで、私はとてもワクワクしました。

 第二の職業を得る仮面システムは、他人に正体を知られてはなりません。つまり、第一の職業で使っている姿の人物だとバレてはならないのです。

 仮面の状態時に、「お前は〇〇という名のプレイヤーだ!」と指摘されてバレてしまった場合、その第二の職業のスキルを指摘した人物が手に入れてしまうのです。(本人のスキル自体は無くならない)

 またバレてしまったことで経験値も失うので、バレた場合のデメリットも大きいということですね。

 ちなみに、指摘したけど間違っていた場合には、指摘した人物が経験値を失います。

 他にも、暴いた仮面の情報は他人に教えることができないように作られているので、そういった意味では安心ですね。

 ここまで仮面システムについて説明的になってしまいましたが、この作品の最重要設定だと私は考えています。

 実はこの作品のタイトルは、web版(カクヨム)に掲載されているものと違いまして、web版では【仮面は二枚被れ】という名称です。

 仮面システムは一度はタイトルになるほど重要ということでしょう。

 実際、この仮面システムはとても面白いです。

 相手の正体はが誰なのか、推理的な場面もちょくちょく出てきますので、VRMMOものとしてはとても珍しいと言えますね。

 またメインヒロイン的な存在は今のところいません。表紙の女の子は多少出てくる程度ですね。

 ヒロインとのイチャイチャものというよりは、基本はソロで楽しみ、たまに仲間と冒険するといった感じでしょうか。

 炎狼という男の仲間とのやり取りも見どころです。

 またミケという三毛猫を仲間にしているので、ある意味その三毛猫が癒し枠のヒロインといった感じですね。

 そうした訳から一味変わったVRMMOものを読みたいという方に、この作品はお勧めの一冊です。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと 
  • 著者:百瀬十河
  • イラスト:tef
  • 初版発行:2022年8月20日
  • 定価:737円(本体670円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ファンタジア文庫

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。


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【レビュー】じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~【感想】

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1.『あらすじ』

『じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~』のあらすじはこちらになります。

親の再婚で、高校生の俺にできた義理の弟・晶。複雑な家庭環境で育ったせいで、美少年だけど人見知り。
兄弟に憧れていた俺は、晶のためにいつも一緒に遊んで過ごしていたら……めちゃくちゃ懐かれて、意気投合して、距離も急接近!
「……兄貴、もしかして僕のこと好き?」「ああ、もちろん」
勘違いをしたまま、深まる2人の仲。そして、ついに晶が「妹」だと気付き、戸惑う俺に……
「兄貴とはこれまで通りの距離感がいい。むしろ今よりもっと僕と--」
「兄妹」から「恋人」を目指す、晶のアプローチが始まって!?
気安くて可愛すぎる、弟…のような妹との、いちゃラブコメ!

引用:ファンタジア文庫

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2.『レビュー』

 ある日父親が再婚して兄妹ができることを聞いた主人公真嶋涼太まじまりょうたは、妹ではなく弟ができると思い込んだ。

 実際に会った再婚相手の連れ子はあきらと名乗り、髪はショートカットで中性的に見えた。

 そのことから、涼太は晶を弟だと勘違いしてしまう。

 涼太は弟ができたと勘違いして、実は妹である晶にたいして過剰なスキンシップをしてしまった。

 晶は恥ずかしがっていたが、「兄弟ならあたりまえだろ!」といった雰囲気に流されてしまう。

 しかし、性別は女の子である晶は、過剰なスキンシップに涼太を次第に男として見るようになった。

 そして、ある日もっと兄弟として距離を縮めたい涼太は、晶にたいして「一緒に風呂に行くか!」と誘いをかける。

 流石にそれは兄妹でも問題があると考えた晶は拒否するが、兄弟だと思っている涼太に押し切られる感じで、結局背中を流すだけという形で一緒に入浴することになった。

 そして、結果的にここで涼太は晶が弟ではなく、妹であるとようやく知ることになる。

 その後、晶を妹として扱い始めるが、晶はこれまでの過剰なスキンシップに慣れてしまっており、義理の兄である涼太を男として意識してしまう。

 本来兄弟としての距離を縮めたかったはずが、兄妹、いや男と女としての距離が縮まっていく……といった感じの流れになっています。

 序盤の恥ずかしがる晶ちゃんも可愛いですが、後半の好き好きオーラ全開の晶ちゃんも可愛かったですね。

 いろいろと鈍感な涼太が妹を弟と勘違いする物語ですが、いつ妹だと気が付くのかと、読んでいて大変面白かったです。

 複雑な家庭環境や、晶の本当父親と遭遇する場面など、他にも見どころ満載ですね。

 こんな義理の妹がいたら……。と、一度は考えてしまう十代の頃を思い出しました。

 また義理の弟と勘違いして過剰なスキンシップをしてしまうなど、距離感の縮め方がある意味上手い! と思わずニヤけてしまった私です。

 弟ではなく妹と判明した晶ちゃんとの関係が、今後どうなっていくのか楽しみで仕方がありません。

 他にも魅力的な親友の妹などもいるので、涼太がいったい誰と付き合うのか、とても気になりますね。

 そんな今書である『じつは義妹でした。』は、義理の妹や勘違いものが好きの方にお勧めの一冊です。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:じつは義妹でした。 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~
  • 著者:白井ムク
  • イラスト:千種みのり
  • 初版発行:2021年11月20日
  • 定価:715円(本体650円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:ファンタジア文庫

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

【著者:白井ムクの別作品】

  • 俺がピエロでなにが悪い!

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