1.『あらすじ』
デズモンドの妻・メリンダと親しくなったヨルに負けないよう、「ナカヨシ作戦」に本気になるアーニャ! だが、イーデン校の社会科見学の道中、子供たちは事件に巻き込まれ…!?
引用:集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
いつも通りダミアン・デズモンドと仲良くなるために、あれこれと話しかけるアーニャ・フォージャー。
しかし当然上手く行かず、これまたいつも通りにダミアンを怒らせてしまうだけだった。
また別の場所では精神科医として地固めを順調に進めていたロイド・フォージャーだったが、思わぬ人物に足を引っ張られてしまう。
どうやらロイドの活躍や人気に嫉妬しているようであり、その人物はあの手この手を使ってロイドの評判を落とそうと仮作し始めた。
そしてロイドを追い出すためとはいえ偶然にも、スパイ容疑がある者として密告してしまう。
当然その後に病院へとやってきたのは保安局の者であり、容疑者であるロイドの元へと迫っていく。
果たしてロイドは、スパイ容疑を晴らすことができるのであろうか。
また後半ではアーニャたちが乗っていたバスがハイジャックされてしまい、命に危険が迫る。
加えて案の定アーニャの行動によってよりピンチを招き、首に爆弾を取り付けられてしまった。
更にロイドは他の場所で潜入捜査中であり、とてもではないが間に合いそうにはない。
この困難を打破するためにアーニャはハイジャック犯の心を読んで、またもや特に何も考えていない行き当たりばったりの奇策に出るのであった。
2-2.『感想』
今巻では、アーニャちゃんが通うイーデン校の生徒たちがバスジャックに遭ってしまいます。
社会科見学で博物館に行く途中に、バスが乗っ取られてしまいました。
当然そのバスにはアーニャちゃんを含めて、ダミアン君やベッキーちゃんも乗っています。
いつも通りコメディ風味で始まりますが、途中からはバスジャック犯の心情も加わり感動的な流れになっていきました。
バスジャックしたのにも、深い事情があったようですね。
またバスジャックの前ですが、今巻でアーニャちゃんの変顔のレパートリーが一つ増えました。
あの顔はいろんな意味で酷かったです。(笑)
そして今巻では、ヨルさんメインの回も一話ありました。
ロイドさんに食べ物をアーンされるヨルさんは、とても可愛かったです。
またヨルさんのことになると、毎回空回りするユーリ君には笑わせていただきました。
しかしそんな風に普段は優秀なのに、姉を前にすると駄目になるところがユーリ君の良いところですよね。
果たしてこのダメダメ状態のユーリ君が、ロイドさんの正体に気が付く日は来るのでしょうか?
難しそうですね。
それはそうとスパイファミリーはテレビアニメのseason2や、劇場版に加えてスパイファミリー展など、今後もイベントが盛りだくさんです。
人気がますます上がっていきそうですね。
原作漫画も含めて、スパイファミリーには目が離せません。
バスジャックされた車両に囚われたアーニャちゃんたちが、ロイドさん無しで奮闘する物語に興味がある方は是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:SPY×FAMILY 11
- 著者:遠藤達哉
- 発売日:2023年4月4日
- 定価:572円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックス)
- SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックス)
- SPY×FAMILY 3 (ジャンプコミックス)
- SPY×FAMILY 公式ファンブック EYES ONLY (ジャンプコミックス)
【著者:遠藤達哉の別作品】
- TISTA 1 (ジャンプコミックス)
- 月華美刃 1 (ジャンプコミックス)
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