【レビュー】ディーふらぐ! 17【感想】

1.『あらすじ』

長かった夏休みが明け、新学期スタート! と思ったら、いきなり先生から呼び出し!? 堅次が直面する新たな問題は「千歳の幼少期のトラウマ」だった。オカルトが異常に苦手な千歳の秘密が、いま明かされる──。

引用:月刊コミックアライブ

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 新学期になり学校に行くはずが、謎の集団風門一家に捕まった(任意同行した)柴崎芦花しばさきろか

 どうやら狙いは主人公風間堅次かざまけんじのようだが、なんやかんやあって風門一家は自滅した。

 ついでに風間がやってきて芦花を引き取っていった。

 その後学校にてゲーム制作部(仮)の顧問である大沢南おおさわみなみに呼ばれた風間は、そこで何故かゲーム制作部(仮)兼生徒会長である烏山千歳からすやまちとせの進路希望について相談をされる。

 風間には全く関係なかったが、千歳の進路希望が何故か退魔師であり、止めさせるにしても理由を聞くにしても適当な人物が風間以外にいなかったからだ。

(この作品はギャグマンガであり、退魔師が活躍するようなバトルものではない)

 むしろ他の面々に相談した場合、退魔師を逆に勧めるどころかサポートされかねない。

 そういう訳で、風間は千歳に進路先が退魔師でいいのか説得しに行くのだった……というのがこの巻での流れになります。

2-2.『感想』

 この巻ではゲーム制作部(仮)兼生徒会長である烏山千歳からすやまちとせちゃんを主軸に話が進んでいきます。

 普段はキリっとしている千歳ちゃんですが、怖いものが大の苦手でもあります。

 どうやら、過去に怖い出来事があって、更に拍車がかかった模様。

 それについてもこの巻での過去編で判明します。

 更にこの過去編で、千歳ちゃんは主人公の風間君と幼いころに出会っていることが判明しました。

 しかしそのことについて千歳ちゃんは忘れているようです。

 これまでヒロイン枠ではなかった千歳ちゃんですが、今後どうなるのか見どころ満載ですね。

 そして、この漫画の特徴であるやけに話に絡んでくるモブキャラたちが面白いです。

 普通にぽっと出のキャラが重要な言葉を発したり、主人公たちの輪に混ざってくるのには笑いました。

 この巻の本編で最初と最後に出てくるキャラが、モブキャラというのは相変わらずですね。いい味を出してます。

 次の18巻が楽しみですが、ディーふらぐはおおよそ一年に一冊くらいのペースなので、次巻はだいぶ先になりそうですね。

 ヒロインレースに参加するキャラが増えてきたので、誰が選ばれるのか、いや最後まで選ばないのか、いったいどんな結果になるのかとても続きが気になります。

 ちなみに私は船堀さん推しです。

 ギャグマンガだけれども恋愛要素も楽しめる一冊になっているので、未読の方は是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:ディーふらぐ! 17
  • 著者:春野友矢
  • 初版発行:2022年11月22日
  • 定価:671円(本体610円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MFコミックス アライブシリーズ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

  • ディーふらぐ! 1

 

【著者:春野友矢の別作品】

  • 魔王様ちょっとそれとって!! 1

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