【レビュー】見える子ちゃん 9【感想】

1.『あらすじ』

歪な激情、歪な姉妹。話題沸騰ホラーコメディ第9巻!
みちるの姉で、モデル業のマネージャーも務めている“一条葉”。姉妹の間にはおおよそ他人が介入しづらい雰囲気が漂っていた。みちるを取り巻く環境に過敏な葉、彼女はついに学校でのみことの関係も知って――。

引用:KADOKAWA

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 主人公の四谷よつやみこは、一条いちじょうみちるのまとっている異形の触手の正体が気になっていた。

 なので神童じんどうロムに言われた通り、隠れて写真を撮り始める。

 しかしどういう訳か、みちるに隠し撮りをしていることがバレてしまう。

 その場は何とか収めたが、教師に呼ばれていたみちるに何故か同伴することになった。

 何やかんやで廊下で待つことになったみこだが、そこでみちるの触手の恐ろしさを改めて知ることになる。

 そして後半では、みこの家で勉強会兼お泊り会が実施された。

 みこは当然として、メンバーはハナ・ユリア・みちるとなっている。

 四人で楽しく勉強会が行われ、時間があっという間に過ぎていく。

 だがそんな勉強会もお泊り会に移行してからは、不穏な雰囲気を漂わせる。

 果たしてみこ達のお泊り会は、無事に明日を迎えることができるのであろうか。

2-2.『感想』

 9巻では異形の触手を纏ったみちるちゃんを主軸にして、ストーリーが展開されていきます。

 主人公のみこちゃんは、今回も相変わらず怖い目に遭ってしまいました。

 しかしみちるちゃんの纏っている触手は、いったい何なのでしょう。

 戦闘能力も強く、小さいおじさんなどは一瞬で狩られてしまいました。

 それで面白かったのは、何故か小さいおじさんを狩ったのがみこちゃんだと思われたところですね。

 小さいおじさんが指さして『こいつにやられた!』と強い化け物に告げ口をしていました。

 相変わらずみこちゃんは不憫ふびんですね。(笑)

 ですがそういったところが、みこちゃんの魅力的なところでもあります。

 かわいそ可愛いみこちゃんは、個人的には最高ですね。

 涙目になっているみこちゃんが特にお気に入りです。

 そして後半の勉強会兼お泊り会は、ある意味平和でした。

 いや、感覚が麻痺していますね。(笑)

 みこちゃんの自宅にはお父さんの霊がいるので、みちるちゃんの触手にやられないかとヒヤヒヤしました。

 一応みこちゃんのお父さんには、謎の守護獣? みたいのがいるので大丈夫ですね。

 謎の守護獣の正体は不明ですが、今のところ害は無さそうです。

 それと今巻にもいくつか化け物が登場しますが、一番恐ろしかったのはみちるちゃんのお姉さんですね。

 次巻では絶対何かやらかしそうな雰囲気でした。

 この姉妹には、色々と謎が多そうですね。

 異形の触手を纏ったみちるちゃんとお泊り会をすることになった今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:見える子ちゃん 9
  • 著者:泉朝樹
  • 発売日:2023年5月23日
  • 定価:748円 (本体680円+税)
  • 発行:KADOKAWA
  • レーベル:MFC

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 見える子ちゃん 1 (MFC)
  • 見える子ちゃん 2 (MFC)
  • 見える子ちゃん 3 (MFC)
  • 見える子ちゃん 公式アンソロジーコミック (MFC)

 


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