1.『あらすじ』
自分を見て欲しかった子どもと向き合うことから逃げ出したお父さん。それと「普通」を押し付けられて好きに生きられなかった女の子に必死に向き合おうとするお友達。誰かを想うのってホントにつらい時もあるけど、とっても素敵で幸せなことだって私思うの!!引用:集英社
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
荼毘の爆発からなるべく人々を巻き込ませないため、エンデヴァーは距離を離そうとする。
エンデヴァーはこれまでのことを悔いながら、荼毘の嘆きを受け止め続けていた。
だが荼毘の爆発も間近になったとき、思いもよらない人物たちが集結する。
それはエンデヴァーと荼毘の家族であり、荼毘を爆発させないために冷却し始めるのであった。
変わって中盤、麗日お茶子とトガヒミコの戦いも、佳境へと向かい始める。
トゥワイスの個性を取り込んだトガヒミコの増殖は、止まらない。
他のヒーローたちの血も得ていき、手の付けられない規模へと拡大していく。
しかしお茶子の想いは変わらず、トガヒミコを救うために問いかけ続ける。
そして死にかけたお茶子は、一つの軌跡を起こすのだった。
次に後半では、オールマイトとAFOの戦いが幕を上げる。
個性を失っているオールマイトは、とっておきの秘密兵器を使用して変身をした。
けれども状況は厳しく、戦いは劣勢を極める。
だがそれでも負けるつもりのないオールマイトは、AFOへと喰らいついていくのだった。
果たしてこの三つの戦いは、どのような結果をもたらすのであろうか。
2-2.『感想』
今巻は三つの戦いが最終局面へと移る展開になっています。
エンデヴァーVS荼毘、お茶子ちゃんVSトガちゃん、オールマイトVSAFO。
どれも激戦に次ぐ激戦で、意外な展開を迎えていきました。
特に二つの戦いは、今巻で終結します。
親子愛と友情が伝わってくる、感動的な展開でした。
どちらも、どうにか生きていてほしいですね。
一冊の内容としては、とても濃かったです。
表紙が単独じゃなくて、三人になってしまったのには納得ですね。
またヒロアカが終わりに近づいているのが、ひしひしと感じる巻でした。
次がちょうど40巻ですが、50巻に行く前に完結する予感がします。
いや、もしかしたら50巻を少し超えるかもしれませんが。(笑)
けれども、終わりが近づいているのは間違いないでしょう。
この戦いの後に何が待っているのか、見たいような、怖いような。そんな気持ちです。
どうかハッピーエンドになることを願っています。
それはそうと、アニメの第七期と劇場版の第四弾の制作が始まるらしいですね。
ここまで来たら、アニメもヒロアカの完結まで続きそうです。
それだけ、ヒロアカは人気ありますからね。
海外人気も凄いようですし。
どちらにしても、次の40巻が待ち遠しいですね。
引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
お茶子ちゃんとトガちゃんの戦いがクライマックスを迎える今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:僕のヒーローアカデミア 39
- 著者:堀越耕平
- 発売日:2023年11月2日
- 定価:528円(税込)
- 発行:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
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4.『関連書籍』
- 僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 雄英白書 I 1-A:授業参観 (ジャンプジェイブックスDIGITAL)
- 僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!! 1 (ジャンプコミックス)
【著者:堀越耕平の別作品】
- 逢魔ヶ刻動物園 1 (ジャンプコミックス)
- 戦星のバルジ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
5.『アニメ配信情報』
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