1.『あらすじ』
「ずっと“そば”にいたい」元クソガキ、現美少女JKとの年の差ラブコメ第三幕!
クソガキ3人衆の最後の1人・源道寺朝華(げんどうじ あさか)とも無事に再会できた有月勇(ありつき ゆう)。
妙に甘えてくる朝華に戸惑いつつも、10年ぶりに4人で過ごす夏が始まった。祭りにプールにキャンプに――と美少女JK 3人と一緒に夏を満喫する勇。他方で美少女JK3人は勇へ三者三様の思いを馳せており――?
(私はもう勇にぃのもの)(私は勇にぃのことが好き)
(なんでもするから、あたしをずっとそばにいさせて)
このままの関係性を望む勇だが、美少女JKたちの甘すぎる言動や積極的なスキンシップは止まらず!? 元クソガキ、現美少女JKとの年の差ラブコメ第3幕!引用:OVER LAP
※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。
2-1.『レビュー』
夏休みを迎えて、勇・朝華・眞昼・未夜の四人はとうとう一堂に会する。
するとさっそく朝華は、勇と出合い頭に抱き着いた。
それを見て眞昼と未夜は、当然驚きを隠せない。
だがそれも久しぶりに会えたことで感極まったと言われてしまえば、納得してしまう。
しかしそれ以降も朝華は、会うたびに勇に甘えてくっつくのであった。
二人もそれを見て、複雑な気持ちを募らせる。
中でも眞昼は勇への気持ちを確信してしまうが、この関係を壊したくないと悩み始めていた。
未夜も勇への気持ちを理解しつつも、漠然といずれ一緒になると考えている。
そして朝華に至っては、勇がいなければ生きていかないというほどに恋い焦がれていた。
また四人は夏休みということもあり、プール・祭り・キャンプとイベントを熟していく。
更には新世代のクソガキも登場し始めて、勇の同級生だった下村もシングルマザーとして現れる。
他にも新たなヒロイン候補もちらつき始め、今後ますますヒロインレースは加速していく。
けれども肝心の勇に至っては、周囲の気持ちに全く気が付いていなかった。
果たして四人の関係は、今後どのように変化していくのだろうか。
2-2.『感想』
今巻では夏休みになり、とうとう10年前のクソガキたち三人が集まりました。
中でも朝華ちゃんは眞昼ちゃんと未夜ちゃんがいるのにも関わらず、大胆にも勇さんに抱きついてしまいます。
ヒロインレースは、一気に朝華ちゃんが独走状態ですね。
また眞昼ちゃんは、自身の勇さんへの恋心に気が付いてしまいます。
けれども告白して、今の関係が壊れてしまうことを恐れているようですね。
本編では二ページに渡り、『もう離れたくない』という気持ちで埋め尽くされていました。
しかしその中に一つだけ、『大好き』とう言葉が隠されています。
眞昼ちゃんも、隠れヤンデレの素質がありますね。(笑)
この気持ちが爆発した時どうなってしまうのか、今からワクワクが抑えきれません。
私は眞昼ちゃん推しなので、とても期待しています。
そして未夜ちゃんも勇さんと二人きりのイベントを発生させて、距離を縮めていきました。
どうやら未夜ちゃんは、漠然と勇さんと一緒になれると思っているようです。
私の私見では、未夜ちゃんがヒロインレースで一歩遅れているイメージですね。
しかし今後一気に追い抜く可能性もあるので、まだ余裕がある感じです。
更に他にも準ヒロインが登場したり、新世代のクソガキも現れました。
元同級生の美人シングルマザーというのは、刺さる人には刺さりますね。
ちょくちょく10年前の回想にも出ていたので、いずれ登場するとは思っていました。
ですが、まさかシングルマザーになっているとは思いませんでしたね。
しかも新世代クソガキの親としてです。
勇さんとは年が同じなので、ある意味恋愛対象としては今のところ一番可能性がありますね。
これは、三人もうかうかしていられません。
他にも新たなヒロイン登場の伏線が出てきたので、ヒロインレースはますます激化していきそうです。
次巻からは本格的なラブコメが始まると思うので、今後も目が離せませんね。
引き続き、この作品を読んでいこうと思います。
夏休みになり三人の元クソガキ美少女と様々なイベントを迎える今巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
3.『今回のレビュー書籍』
- タイトル:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3
- 著者:館西夕木
- イラスト:ひげ猫
- 発売日:2023年8月25日
- 定価:814円(税込)
- 発行:オーバーラップ
- レーベル:オーバーラップ文庫
よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。
4.『関連書籍』
- 10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 1 (オーバーラップ文庫)
- 10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 2 (オーバーラップ文庫)
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